東日本大震災の教訓(145):消防 | 安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、
    成らぬは人の為さぬなりけり」
            (上杉鷹山)

 

消防団の訓練

 

 

✰震災時、消防団の活躍や活動は目を見張るものがありました。震災時に犠牲になった方も多くいました。今日、希望者が減り人員確保は課題になっています。消防団員の定数確保等に努め、時代に合ったやり方を模索してほしいです。

 

 

東日本大震災では、消防職員27名、消防団員254名が亡くなりました。

大震災時における彼らの役割はとても貴重でした。避難者の誘導、遺体の搬送、埋葬、避難所の支援等行政の人たちと一体になり必死に行動をしてくれました。

 

私も震災支援の拠点をつくり、多くの消防団の皆さんの力を借りて、水の運搬・支援物資の供給等色々長いこと手伝いをしてもらいました。感謝に堪えません。

 

  

 

時代と共に消防団員の減少は続くと思いますが、地域にあった消防団のあり方や自然災害に備える仕組みをどう作るか。課題を乗り越え、災害発生時には一致協力する仕組みを整えておくべきでしょう。