東日本大震災の教訓(57):松島観光協会 | 安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

安部孝(あべたかし) 元宮城県議会議員 〈急がず休まず〉

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、
    成らぬは人の為さぬなりけり」
            (上杉鷹山)

松島町

 

松島観光協会

 

 

 

*松島町被害

町民死者数21人

行方不明0人

 

M9.0

津波の高さ3.8m

浸水面積2㎢

全壊219戸

大規模半壊351戸

半壊1216戸

一部損壊1496戸

 

床上浸水191戸

床下浸水88戸

 

避難所45か所

避難者数3719人

 

大震災の被害は

全地域に

及びました。

 

 

但し

津波被害は

松島湾が

内海で

島々が

防潮堤に

なってくれて

被害は

他の地区に

比べて

少なかった

かもしれません。

津波の高さも

5m以内と

もろに

きませんでした。

 

 

でも

松島湾で

仕事をしている

観光船の方々の

話しを聞くと

怖さは

伝わって

きます。

 

大きな揺れが

来て

津波

第一波は

16時13分

第二波は

16時40分

 

海の色が変わり

海底が

見えるくらい

潮が引いた

そうです。

 

 

その後

海底のヘドロが

泥が陸上に

観光地一帯に

あがりました。

 

海沿いにある

観光協会の

建物にも

津波が押し寄せ

建物内には

1.5m以上の

津波がきました。

 

 

震災の後

観光関係者は

5月の連休前に

観光を

復活しようと

いうことで

皆さん協力して

清掃、泥かき

損傷箇所の

応急修理等をして

4月末には

観光船の再開を

成し遂げました。

 

 

観光協会の施設は

宮城県の施設で

その中に

観光協会や

観光船の

事務所等が

入っています。

 

 

宮城県の

観光の拠点として

いの一番に

観光の復活を

しました。

 

観光船、協会等

の皆さんの

見事な避難行動で

けが人なし

死者もなし。

日頃の

訓練のお蔭と

言っていました。

 

 

 

*観光地の

自然災害

津波対策等は

別個に

取組むことが

大切です。

 

 

住民以外に

訪れている

観光客の

生命と安全を

守らなければ

なりません。

 

観光関係者や

協会従業員等の

皆さんの

意識の転換

安全対策の

見直し、訓練等

綿密に行って

ください。

 

*震災講演会等

ご依頼あれば

伺います。

 

メール

tabe.m211@outlook.jp