厳冬 severe winter
第69回企画展「相田みつを 冬の時代」
伝筆仲間のみんなと相田みつをさんの書に親しんできました。
水で筆を運ぶと文字が浮き出るボードがあり、
「寒い中ありがとう」と書いてみました。
伝筆絵馬&築地ランチツアーに参加いただいた感謝の気持ちを伝えたくて。
Aさんが写真を撮ってくださいました
「冬の時代」と称される今回の企画展、
厳しい冬に耐えて耐えて耐え抜いた、気迫ある書に触れ、その裏にある春を待つ、待ちわびる姿が見えたような気がします。
世に認められるまでの30年あまりの間、相田みつをさんがどんなことを考え、自分の書のスタイルを極め、そして貫いてこられたのかを私なりに感じ取ってきました。
一緒に見たみんなも、それぞれに想うところがあったはずです。
とても熱心に見ていらっしゃいました。
2016年秋
どんなにカッコつけて強がってみたところで、
人は人に認められたいと心の底にはある、自分にあてはめてもそう思うのであります。
気になる言葉がたくさんあり、照明の落としてある薄暗い館内でメモをとりました。
春にいっぱい花を咲かせるためには、
寒い冬にこそじっと我慢、
じわじわと根を張り、力を蓄える!
肝に命じます。
次回の企画展にも足を運んでみようと思います。
かなすふでぃ
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