◆NHK大河ドラマ・光る君へ 第25回 決意 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。



為時とまひろは、越前の紙すきの様子を視察した。
「まことに艶やか。1枚持っていっていいでしょうか」
「ならぬ、租税であるぞ、すべて都に送るのだ」
納められた紙を数えながら「納められた紙が多い・・・。返すことにする」
ある民を呼んで、紙を返すと言ったが、紙職人は「4年で都にお帰りになる国守様にはお分かりにはなりますまい。どうぞ、今のままにしておいてください」

為時「わしは世の中が見えておらぬ。宣孝殿は清も濁も併せのむことができるゆえ、大宰府でもうまくやっておったのであろう。お前もそんな宣孝殿に心をとらえられたのか」
まひろ「まだとらえられてはおりませぬ。こんなに筆まめな方だとは知りませんでした」
為時「都に帰って確かめてみよ。ただ、これだけは心しておけ。宣孝殿には妻もおるし妾も何人もおる。お前をいつくしむであろうが、ほかの女子もいつくしむであろう。お前は潔癖ゆえ、そのことで傷つかぬよう、心構えはしておけよ」
まひろ「そのことも都で考えてみます」
まひろは乙丸と、為時を残して都に戻った。

いとと惟規が出迎えてくれた。
家の中から男性が出て来て、まひろ「誰?」
惟規「いとのいい人、福丸」
まひろ「帰ってこない方が良かったかしら。この驚きは上から3つめぐらい。乙丸も女子を連れて来たのよ、越前から。でも世話になった人には、幸せになってもらいたい」
宣孝「まことに帰って参ったのだな。待ち遠しかったぞ。酒を持って来た。今宵はまひろの帰りを祝って皆で飲もう」

安倍晴明「これからしばらくは凶事が続きましょう」
道長「地震か疫病か火事か日食か嵐かはたまた大水か」
晴明「それらすべてにございます」
道長「ならば、それらを防ぐための邪気払いをしてくれ」
晴明「災いの根本を取り除かねば、何をやっても無駄にございます」
道長「根本?」
晴明「帝をいさめ奉り国が傾くことを防げるお方は、左大臣様しかおられませぬ」
道長「私にどうせよと申すのだ」
晴明「よいものをお持ちではございませぬか。お宝をお使いなされませ。よーくお考えなされませ。お邪魔いたしました」

一条天皇は定子に「これからでも遅くはない。2人で失った時を戻そう。誰にも、何も言わせぬ」

隆家が道長に「たまには狩りにでもいきませぬか」
道長「そのようないとまはない」
隆家「たまには息抜きもしなくては。必ず叔父上のお役に立ちまする」

詮子の具合が悪くなっていた。
鴨川の工事が着工できず、行成は詮子から進言してもらおうと考えたが、断念した。
夜分、一条天皇に願い出て、叱られた。

伊周は職御曹司への出入りを許された。
伊周「少納言のつれづれ話が面白い。これを書き写して宮中に広めよう。これがこの場も華やぐ。中宮さまの隆盛を取り戻すことができる。少納言、お前は次を書け」

実資は「非難すべし」と日記に綴った。

雷雨。晴明の予言通り、次々と災いが都を襲い始め、鴨川の堤が崩れた。
平惟仲「中宮様が職御曹司に入られてから悪いことばかりです」
公季「左大臣が帝にきちんと意見を申さぬゆえ、帝はやりたい放題なされておる。右大臣様からきちんと申し上げてください」
顕光「分かった。わしに任せよ」

道長「何か御用ですか?」
顕光「いやお忙しかろうと思って、励ましに参っただけで。邪魔をいたした」

伊周「公任の歌の会を開くのはいかがでしょうか」

道長が来て「お上にお願いが有り参りました」
一条天皇「ここでまつりこごとのはなしはせぬ」
道長「鴨川の堤が崩れ、多くの者が命を落とし家や田畑が失われました。堤の修繕のお許しをお上に奏上しておりましたがお目通しなく、お願いしたくともお上は内裏におられず。しかたなく、お許しなきまま修繕に突き進みましたが、時すでに遅く
一昨日の雨でついに大事に至りました。早く修繕を始めなかった私の煮え切らなさゆえ民の命が失われました。その罪は極めて重く、このまま左大臣の職を続けてゆくことはできぬと存じます」
一条天皇「ならぬ。朕の叔父であり、朝廷の重臣であり、朕を導き支える者は、そなたでなくして誰がおろう」
道長「これ以上は無理でございます」
一条天皇「そなたの言いたいことは分かった。朕が悪い。こたびのことは許せ。許せ、左大臣」
道長「辞表は提出しました。内裏にお戻りになられましたらご覧くださいませ」
道長は3度にわたり辞表を提出するが、一条天皇は受け取らなかった。

宣孝は道長のもとへ山城の守拝命の挨拶。
まひろが結婚すると聞いて一瞬驚いた顔をしつつも「めでたいこと」と余裕をみせていた道長だが、相手が宣孝だと知ると表情が固まり、その後「それは何より」と返した。

宣孝は意気揚々でまひろに「挨拶して、報告してきたぞ。好きだからだおまえのことが」
まひろ「お帰りくださいませ」

まひろの家に百舌彦「こたびはおめでとうございます」
まひろ「偉くなったのね」
百舌彦「長い月日がながれましたので・・・。本日はこれまで・・・」文を渡された。
まひろは見たが「あの人の字ではない」
文を乙丸に託した。

現れたのは宣孝だった。
まひろ「わたしは不実な女子ですが、それでもよろしゅうございますか」
宣孝「わしも不実である。あいこだ」
まひろ「まことに」
2人は愛し合った。
その日は日食、不吉の兆しであった。


前回の「光る君へ」の記事はこちら(2024年6月23日)
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では、明日。