◆NHK 突撃カネオくん「陶芸のお金のヒミツ」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

今陶芸が静かなブーム。
「好みの食器を自分で作りたい」と、ろくろを使う陶芸教室は、女性が多いそうです。

大陶器市でも、お気に入りの焼き物を探すお客さんで大賑わい。

縄文時代の頃から土器は作られて来ました。
窯の出現により、より硬い焼き物が作れるようになり、平安時代後期になると名産の工芸品となり、大きく発展しました。

備前焼

1000年の歴史を持ちます。
表面に何も塗っていないなら、土本来の手触りを楽しめます。
使えば使うほど滑らか。
鉄分を多く含んでいて、投げても割れぬと言われています。
ゴリゴリと砕くすり鉢や、ビールを注ぐときめ細かくクリーミーな泡になるグラスに適しています。

火の当たり方の違いで、模様が変わります。
また、わらも一緒に焼いて、模様の変化も楽しめます。
胡麻と言って、焼成時の炎の勢いによって松割木の灰が作品に付着し、付着した灰が窯の中の高い熱によってガラス化(釉化)して生まれるそうです。

瀬戸焼

釉薬により、焼き物はさらに進化しました。
代表的な瀬戸焼は、つるつる滑らかな手触り。
最大の特徴は、表面に釉薬を塗って焼くので、器全体がツルツルとコーティングされています。
食器として広まるようになりました。
室町時代は、織田信長も重宝したこともあって普及しました。
窯の進化
穴を掘っただけのものから、大窯が登場。
効率よく焼くことができ、大量に生産できるようになり、各地に流通する一因となりました。

有田焼

「陶磁器」と言いますが、陶器と磁器の違いは何でしょう。

磁器で有名なのは有田焼。
華やかな色合いの芸術品で、鮮やかな色彩。
ふぐ刺しなど、見た目を楽しむ料理の器として活躍。
初代李参平は、朝鮮半島から「有田焼を伝えた人」
粘土(土ではなく)陶石という石から作られます。
磁器の方が高い音が鳴ります。
シリカが多く含まれていて、硬く、光を透しやすいです。

有田焼は1250度以上の高温で焼かないといけないです。
さらなる窯の進化があった。
登り窯が江戸時代に登場。
階段状になっていて、それぞれの部屋に薪をくべられるため、より高温が実現できました。
出島からヨーロッパに輸出され、色彩の美しさから白い黄金と呼ばれました。
ドイツの宮殿には有田焼の陶芸が、磁器の間と呼ばれる部屋にあるそうです。

陶技は門外不出です。
文献を調べると、各国で新技法が出るたびに、皆で四苦八苦してその技術を修得するという流れがあったことが読み取れます。
よそからの職人が修行に来ても、雑用しかやらせなかったり、出ていく時には焼き物以外の職業とか、様々な制約があったようです。

信楽焼

陶器
信楽焼のたぬきの置物
店にたぬきを置く意味は「他を抜く」
他のお店よりも売れる、という意味。

金継ぎ
日本の伝統的な技法
室町時代から始まった、金継ぎ師が漆を接着剤代わりにして、陶磁器の破損部分を修復する技法。
小麦粉と水と漆で、接着剤を作る
約1ヶ月乾燥させることから、時間はかかるようです。
ほぼ漆で修復していて、金は最後の仕上げのときにのみ使います。


前回の「突撃カネオくん」の記事はこちら(2024年5月22日)
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では、明日。