◆前・静岡県知事川勝平太氏とはどんな人物か | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

▼写真AC:エンリケさん提供のフリー素材


昭和23年8月16日京都生まれ。
早稲田大学で学んだ後、イギリスの名門・オックスフォード大学で博士号を取得した気鋭の経済学者。
母校である早稲田大学で教授を務め、静岡文化芸術大学学長を歴任しています。
2009年7月5日静岡県知事に初当選。
2013年、静岡県知事選における史上最多得票を更新。
108万票余りの票を得て、自民党県連が擁立した候補に70万票以上の差をつけ再選しました。

2013年には学力調査で小学6年生の国語Aの成績が全国最下位だったことを受け「先生の授業が最低ということ」と捲し立て、平均点以上だった学校の校長名を公表。
当時の文部科学相が苦言を呈する異例の事態に発展しました。

3回目の当選を果たした2017年には前回選より票を大きく減らしたとはいえ83万人余りが川勝氏に票を投じました。
2021年の選挙では100万の大台にこそ乗らなかったものの96万票弱を獲得し、根強い人気を見せつけました。
有力な対抗馬がいなかったこともあり、政治経験がないはずだったのに15年間も知事を務めていました。
静岡県で圧倒的なシェアを誇る静岡新聞が、川勝氏の主張を支持してきたこともあり、読者を含め、高齢者に人気が高かったようです。
川勝氏の魅力は巧みな話術。
ひとたび演説をすれば聴衆が高揚感を抱き、熱狂したようです。
また、川勝氏には静岡県経済界の重鎮・鈴木修・スズキ相談役の後ろ盾があったと言われています。

2019年には、自身の構想に反対する議員について「ヤクザがいますからね、ごろつきが」と評していたことが発覚するも、当初は発言そのものを完全否定しています。

さらに時の首相を「教養のレベルが図らずも露見した」と愚弄したかと思えば、参議院議員の補欠選挙で、御殿場市について「あちらはコシヒカリしかない」「あちらは観光しかありません」と蔑むように絶叫。

2023年に辞職勧告決議を受けましたが、静岡の県政史上初めてで、可決ラインに1票及ばず否決されたとはいえ不信任決議案が出されたのも県政史上2人目の知事と汚名を重ねました。

4月1日の静岡県新規採用職員への訓示「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、皆さまは頭脳、知性の高い人たち」だとスピーチしてしまいました。
この失言は職業差別だとの猛烈な批判を浴びて、翌日には辞職を表明しました。

失言が多い、イコール毒舌コメンテーターとして、テレビ局がオファーするかもしれません。

住まいは静岡ではなく、軽井沢だと言われています。
軽井沢で余生を過ごすのでしょうか。
田や畑で汗水流して、農業の大変さを感じて欲しいです。


池上彰ニュース解説「リニア新幹線」の記事はこちら(2023年3月9日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12791730843.html

では、明日。