神奈川県鎌倉市内の病院に入院中で末期がんの患者（70歳）が、自分が指名手配中の男だと名乗ったそうです。
男の病状は「余命数カ月」で、「最期は本名で迎えたい」と言って、事件の関係者しか知り得ない当時の状況などについて話しているということです。
警視庁が身柄を確保しました。
過激派組織「東アジア反日武装戦線」のメンバーで、「さそり」に所属していました。
日雇い労働者の敵として、大企業やゼネコンを標的にした連続企業爆破事件を起こしてきました。
1975年に、銀座のビル5階「韓国産業経済研究所」の入り口に手製爆弾をしかけ爆発させたとして、指名手配されていましたが、およそ半世紀にわたって逃亡を続けていました。
連続企業爆破事件を巡っては、1975年5月に、主要メンバー7人が一斉に逮捕されましたが、今回の容疑者だけは捜査の目をかいくぐってきました。
警視庁がDNA鑑定を行い、身元の確認を進めています。
一連の企業爆破事件で逮捕・起訴された女性の容疑者が、日本航空機をハイジャックした「ダッカ事件」（1977年）で超法規的措置により釈放され、国外逃亡したことから、今回の容疑者の時効も停止中の扱いだということです。
★入院先の病院で死亡したようです
「黒川検事長への処分が訓告とは意外」の記事はこちら(2020年5月22日)
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「カルロス・ゴーン氏が日産の社長を退任」の記事はこちら(2017年2月23日)
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では、明日。