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語り手・長澤まさみ
1175年伊豆
時政(坂東彌十郎)が京の都から戻って来た。
時政は京土産を三浦義澄(佐藤B作)ら訪問者に手渡した。
息子が三浦義村(山本耕史)。
義村「飲まないのか」
義時(小栗旬)「あの席は苦手だ」
義村「八重は頼朝と付き合っていたのかもよ」
八重は千鶴丸という子を産んでいた。
16年前、源頼朝は平清盛(松平健)に敗れた。
頼朝の監視役に伊東祐親(浅野和之)が選ばれていた。
3年前、宴の席で義時は八重と目が合った。
八重は伊東の娘だった。
兄・宗時(片岡愛之助)「佐殿(源頼朝)が今、窮地に立たされている」
義時「行方不明なんですよね?」
宗時「ここの館にいる」
聞いた義時はびっくりした。
源頼朝(大泉洋)の部屋に、兄と2人「弟の小四郎を連れて参りました。弟が源氏再興に力を貸します」
頼朝「かたじけない」
宗時は「俺は佐殿の力を借りて、平家をぶっ潰すぜ」
三浦親子は、伊東の耳に入れた方がいいと話をした。
工藤という汚い男がやってきた。
姉は政子(小池栄子)が源頼朝に食事を出した。
ニコっとした。
実衣(宮澤エマ)「姉上はぞっこんです」
伊東が来た。「あの男だけは許さん、源頼朝。見つけたらすぐワシに知らせろ」
源頼朝「政子はあの年で結婚していないのか」
義時「身内の悪口を言うのもなんですが、気性が激しいので」
夜
父が家族を集め「りく(宮沢りえ)を嫁にとることになった」
義時「母上が亡くなってから、日が経っておりません」
その後、時政に報告
時政「馬鹿野郎、今さら言えるわけないだろう。三島の祭りと正月と一緒に来たのに、弔いまで重なっちゃったよ」
時政が頼朝に挨拶した。
源頼朝「長居するつもりはない。ほとぼりが冷めれば出て行く」
時政「ははっ」
源頼朝「今は流人の身の上だが、お主らに受けた恩は決して忘れぬ」
部屋を出てから時政は宗時に「せいぜい3日じゃな」
工藤が見張り役となった。
義時が、源頼朝からの手紙を持って八重のところへ。
八重は千鶴丸と遊んでいた。
八重「お会いするのが楽しみです。いつになったら会えるのですか? なんとかなさい。でも、あなたを責めても仕方ないですね」
義時は伊東に見つかった。
「何の用だ?」
義時「父の婚礼がどうにも要領を得ませぬ」
伊東「一目でぞっこんになったのだ。それより、何を探りに来た? 頼朝は北条の館におったか。今すぐ頼朝を引き渡せ。さもなければ力づくで奪うまで。帰って時政にそう伝えよ」
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そして、千鶴丸と遊んでいた善児(梶原善)が川で一人になっていたのを見た。
「千鶴丸は殺されました。このままでは戦になります」危機感をあらわにした。
宗時「受けて立つまでだ」
頼朝「仕方あるまい」
義時「北条を守らねばなりません。そもそも佐殿は兵を挙げるおつもりなのですか」
頼朝「これまでなんとも死にそうになった。なぜか生き延びた。天は必ず私を生かしてくれる。何故かわからぬ。立つか立たぬか、わたしにもわからぬのだ」
頼朝は工藤に「祐親を殺せ。私の命とあれば、おぬしも気が楽であろう」
盛長「以後、おぬしの面倒は佐殿が見る」
工藤「かしこまりました」
頼朝「伊東祐親、決して許さぬ」と怒鳴った。
宗時「来おったか、面を固めるぞ」
義時「本当に爺さまと戦うのですか?」
宗時「佐殿を頼む」
祐泰「頼朝を引き渡せ」
伊東「頼朝を連れてこい」
時政「いないものを渡すわけにはいりません。ワシがおらんと言えば、おらんのだ。お帰りください」
義時は、門の前でにらみ合っているうちに裏から出そうと「馬の支度が整いました」
裏にも伊東の手下が来ていた。
政子が頼朝に「これを着ていただけますか?」
女性ものの着物を出した。
頼朝「着替えて来る」
化粧をして戻って来て「今からワシを姫と呼べ」
厩から飛び出した義時は、馬の後ろに“姫”を乗せ、バリケードを飛び越えた。
時代の変わり目が近づこうとしている・・・。
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「鎌倉殿」とは鎌倉幕府の将軍のこと。
あえて、三谷幸喜さんは、現代言葉でしゃべらせていて、三谷さんの舞台を見ているようだった。
語り手の長澤まさみさんには「登場人物たちに寄り添い、隣の部屋からささやいているような距離感で」とイメージを伝えたようだ。
新垣結衣さん・小池栄子さんの表情が豊かだった。
前回の「麒麟がくる」の記事はこちら(2021年2月14日)
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では、明日。