ルーベンの容態が悪い。
病院に仲間が集まった。
4週間前、ルーベンは相棒のバンク（アル・パチーノ）から裏切られ、クビを言い渡されていた。
心筋梗塞だが、回復の見込みはあると言う。
ダニーたちは、ルーベンの仇を取ることにした。
バンクの右腕はスポンダーという女性。
技術屋のローマンに相談に来てもらい、全ての件を話した。
ダイヤ商の格付け審査員・ペイマーの写真が見つかった。
コンシェルジュのデニーを味方につけ、写真を渡していた。
本オープンは7月3日。
バンクは、最初の3ヶ月で5億ドル稼がないとクビだという非情な采配。
借金のあるユージーンというスロット製作者に、ダニーが接触して10万ドル渡し味方にした。
また、フロアマネージャーのニールが金のカトラリーを中古屋に出していたところをダニーが接触した。
リビングストンがシャッフル社に入社するにあたって、ウソ発見器から免れた。
リビングストンから、バンクの導入したセキュリティーシステムの名前がわかった。
「グレコの賭けチェッカー」
ローマンはその名前を聞いて「世界はデジタルになった。終わりだ。侵入も破壊もできない
発明者は同級生のグレコのモンゴメリー。
人工知能の警備システムで「脳があり、ものを考え、論理づける」
ローマンは降りると言った。
ラスティ「本当の天災を起こそうじゃないか」
ドリルはパリ通りの下水道を掘り進む。
ラスティーが科学者に変装して、バンクのオフィスに行き、地震計のセールスをした。
「被害者が出て雑誌の表紙になる」と脅かしたが、交渉はまとまらなかった。
使われなかった地震計はカメラとなり、そのままバンクの部屋に置かれた。
レーベンへの手紙は、元気が出るU2の歌詞が引用された。
ダニーとラスティは1706号室に掃除人として忍びこみ、有害微生物を噴霧し、ベッドなどに忍ばせた。
ソールがトリルビー帽をかぶり、スポンダーの前で、5つ星基準の本をわざと落とし、ケンジトン・チャブだと名乗った。
隣の部屋から1706号に臭い匂いを送り込んだ。
1706号に宿泊するペイマーは、不審な匂いがするとフロントに電話したが、代わりの空き部屋は無いと言われた。
フロントから四川料理店を案内された。
ターク兄がダイス工場に潜入。
従業員への待遇が悪いことを知った。
メキシカンレストランで、革命家サパタの話をして、一揆を起こすことになり、メキシコ工場がデモで操業停止となった。
リビングストンがシャッフラーの回路を改造して、みんなが20かブラックジャックを出せばディーラーが破産する様に仕込んだ。
ペイマーは四川料理のリン・スーでは、調理人役のターク弟にシュウマイを交換され、トイレに駆け込んだ。
特殊なカメラでの調査で、ベッドが不潔なところもわかった。
地下トンネルは機器がオシャカとなった。
英仏海峡を掘ったやつのフランス側の堀削機・3600万ドルもするやつが必要。
「最後の手段」として、宿敵ベネディクトに相談した。
「ぶっ潰せ」と、応援してくれた。
さらに「そのダイヤを盗め」資金援助してもらえた。
バンクは何人も設計士をクビにしたから、最終的な設計図が無い。
イエンは金持ちという設定で、飛行機で最上階スイートに潜り込んだ。
しかしスポンダーはすぐにFBIのボビーに、怪しい人物として相談していた。
イエンは通気口から、エレベーターの脇を通り抜けたが、床厚20センチで断念。
ラスベガスのストリップ通り
ダニーとラスティがルーベンとの思い出を語った。
ルーベンはバジャーからの手紙を見て、元気づけられた。
隠しカメラで、バンクがサムソン製の1万ドルの金のケータイを欲しがっていた。
イエンはサムソンの取締役が友人なため、早く手に入ることになった。
ペイマーは虫にさされて顔じゅう腫れ。
ニセ審査員のソールは、パンクから話しかけられた。
ソール「私の基準ではここのホテルはエースですな」
フォックスがちょろちょろホテル内をうろついていた。
ダニーがダイヤのある部屋の下にまで行ったが、床厚で断念。
ベネディクト「前のようにホテルを停電させろ」
巨大ダイヤの部屋へは、バンクとスポンダーしか入れない。
ライナス「僕が」
ダニー「では口説け」
首に媚薬をつけたライナスは、スポンダーに近づいた。
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ベネディクトが労働者への賃金ベースアップを援助することになり、メキシコ工場は再開され、マグネトロンの混ざったダイスは完成した。
「未来のゲーム展」にて
イカサマカジノディーラーのフランクが、ナフセットを売り込みに来た。
バンクが躊躇していたら、ベネディクトがしゃしゃり出てきた。
結局パンクが奪い取った。
計算通りになった。
スポンダーにサムスンから荷物が届いた。
ゴールドのスマートフォン。
ルーベンは起き上がって着替えを始めた。
パンクのグランドオープン。
メキシコ製のダイスも届いた。
ダニーが20名の上客を連れてきた。
ペイマーはニセ従業員（ターク兄弟）から部屋を追い出された。
ペイマーはバンクとすれ違った時に
「追い出していただいて礼をいいますよ」
バンク「あんたは？」
ペイマー「だれでもない」
賭場荒らしとして、リビングストンは逮捕された。
カードシャッフル機を交換した。
バンクは、マシンの指紋を調べ、仲間を調べるよう指示した。
ルーベンが復活した。
ライナスはスポンダーに「どこか部屋は？」
巨大ダイヤのある部屋に案内してもらった。
ライナスはダイヤの周りに爆弾を仕掛けた。
停電が起こった。
リビングストンの指紋から、仲間の写真があぶり出てきた。
まもなくバンクに転送されてしまう。
バジャーがライダーのユニフォームを借り、伝説のライダーのフェンダー・ローズになりきり、急にパンクの部屋に行って時間稼ぎし、その間にFBIからの手配写真はすり替えられた。
ラスティがスロットマシンのコインを置いてその場を去り、別の女性が置いてあったコインを投じて大当たりとなった。
グレコマシンのAIでも、該当の女性の驚きは真実だとして認定された。
ダイスが交換され、玉も交換された。
堀削機のスイッチが入り、地震が発生。
バンクがサーバー室に来た。
グレコ「あの程度の地震では問題ない」
サーバーが次々と障害発生。
イエンがルーレットで1000万ドルを投じた。
また大規模停電。
ダニーもラスティも、手動のカジノで、リモコンでタイスの動きをコントロールした。
他の台もどんどんお客が勝ち続けた。
サーバー再起動したらまた地震が起こり、お客は一斉に避難した。
モニターを見ていたベネディクトは大笑いし、ガッツポーズ。
地震が収まってきた。
正面玄関でバンクはジョージに「地震はおさまった。（外に避難したお客を）戻せ」
ジョージ「でもマニュアルに・・・」
一晩で5億ドルが消えた。
ダイヤ室にFBIが来て「ペパレッジは詐欺師だ」
ライナスが逮捕され、高い鼻も外され、変装がスポンダーにバラされてしまった。
エレベーターで、FBIは偽物のボビーだと分かった。
屋上にフォックスが来ていた。
銃を構えて「ダイヤをよこせ」
ライナスから奪って、ハングライダーで飛び降りた。
バジャーが操縦するヘリで巨大ダイヤを引っ張って行った。
バンク「俺は負けていない。ゴルフならハンディ2だ」
会話している2人の後ろをソールが「俺は偽物だよ」という顔をして通り過ぎ、バンクを驚かせた。
ダニー「シナトラと握手したことがあるなら、この街がわかるだろ」
花火が上がって、仲間が集まっていた。
フランク・シナトラのBGM。
ルーベンは葉巻をくわえ、バシャーに「手紙のお陰で生き返った」
フォックスに渡したのもニセモノのダイヤだった。
ダニーは、ベネディクトのオフィスに来た。
フォックス（トゥルアー）の存在を知っていた。
「おまえの指図か？」
ベネディクトに分け前を渡した。
ベネディクトは数えながら「約束と違う」
ダニー「慈善活動に寄付した。もとの養護施設に」
空港でラスティのコインのおかげで、ペイマーは最後に1100万ドル大当たりした。
（2007年作品）
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スカッとさせる復讐劇は面白かったが、伏線が多くて、追うのが大変だった。
2回見て、ようやく伏線を追うことができた。
登場人物がちょっと多かった。
前作はチームで行動していたのだが、今回は1人1人の行動が多かった。
ベネディクトもフォックスも出て来たのに、テスやイザベルは出て来なかった。
ダニー役のジョージ・クルーニーが終始乾いた笑い顔を見せていたことが印象的だった。
13番目が、ベネディクト（アンディ・ガルシア）だとは思わなかった。
『オーシャンズ12』の記事はこちら(2021年8月22日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12693572778.html
では、明日。