◆スピルバーグ監督の映画『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
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2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
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真実に基づいた作品である。
アバグネイルの自伝小説「世界をだました男」を元に製作された。

大胆不適な詐欺師:フランク・W・アバグネイル(レオナルド・ディカプリオ)を追い、逮捕したのはFBIのカール・ハンラティ(トム・ハンクス)。

1969年マルセイユ
逮捕後、ハンラティはアメリカに移送することになった。
フランクは咳をして、ハンラティが身柄引渡し条項を読み上げた後に倒れた。
ベッドに担ぎ上げた後、警官が手を洗っている隙に逃げ出した。
ちょっとの油断もならない。

1963年
フランクの父がロータリー・クラブで表彰された。
クリームの中に入った2匹のネズミが、そのうち1匹がもがいていて、クリームがバターになって助かった話をした。

クリスマス
母・ポーラが、夫婦が出会った時の話をした。
父の脱税容疑があり、銀行に融資の相談をしたが断られていた。
500ドルで高級車を売ってアパートに引っ越すことになった。
父が帰って来た時、母は仕事を探しに行って、家にいなかった。

父はフランクの銀行口座を作った。
「これでお前も今日から銀行の顧客だ。前途揚々」
フランクは新しい学校の教室に行くや、フランス語クラスの代理教師になり、両親は学校から呼び出された。

ある日フランクが自宅に戻ると、バーンズが訪ねていた。
母親は5ドル渡した。
別の日はカズナーが来ていて、離婚する相談をしていた。
フランクはショックのあまり、家を出て駅まで走り、セントラル行きの切符を買った。

安ホテルで泊まっていたら、小切手の銀行が不渡りを起こしていた。
ある日小切手の名義を「テイラー」に直したが、どこも使えなかった。
フランクはイエローキャブから降りる機長とスチュワーデスを見た。
パンナム航空に、学校新聞だと言って嘘の取材をした。
インタビューした際に失効したIDパスをもらえた。
無くしたと電話をかけ、業者を訪ねパイロットの制服を作った。
そのまま街を歩き、ホテルを利用。
給料小切手を換金出来た。

デッドヘッド:そのまま操縦室の後ろの席に乗った。
「タダ乗りは楽しい?」そのCAとも恋に落ちた。
せりで、古い銀行口座の磁気マシーンを買い取った。
偽造小切手を使っていることがFBIにキャッチされていた。

ニューヨークに戻り、父親とレストランで会い、キャデラックをプレゼントした。
父は税務署の目があるから電車で帰ると断った。
「息子からキャデラックをもらった。乾杯しなくちゃな」

ハリウッド
FBIのハンラティが運転していた。
スーツ姿3人で、偽造小切手の件でモーテルに入った。
ホシは201号室にいると言う。
ハンラティが、銃を手に部屋に踏み込んだ。
「僕は秘密検察局バリー・アレンだ。奴は窓から逃げた。我々も追っていた」
証拠品を車に運ぶと言って、逃げてしまった。
財布を見たところ、ここの部屋の買い物をしていた。

別の日
フランクは学校新聞の取材で航空会社に来た。
「空の泥棒騒ぎ」で忙しくなった。
パンナム航空以外の航空会社も被害にあったという新聞を見せてもらった。
職業換えをすることにした。
モデルはジェームズ・ボンド。
フレミングという名でスーツを新着した。
モデルのシェリルと会った。

バリーアレンとして、ハンラティに電話した。
スタイヴサンホテル 3113号室にいると言う。
ハンラティは「お前には話し相手がいないんだ」とからかった。

ハンラティは「バリーアレン」という名前をノートにマークしていた。
レストランの店員から「バリー・アレンの本名はフラッシュ」だと聞き、マンガ好きだとわかった。

FBIは母親・ポーラの自宅にたどりついた。
ハンラティはフランクの卒業アルバムの写真を見て、確信した。
ポーラ「いくら?私がお返しするわ」
ハンラティ「今日現在で130万ドルです」と言って出て行った。

アトランタ・リバーベンド・アパートで暮らした。
フランクという名を使っていた。
友人のランスが階段から落ちたと聞き病院へ。
ブレンダーという看護師のタマゴと知り合った。

フランク・コナーズという名前で病院の小児科に勤務することにした。
ブレンダーが歯の矯正を外したことを報告して来た。
自転車事故の患者の傷口を見て、吐いた。

ハンラティは、父親の家に来た。
父は「息子は今ベトナムにいる」ウソを付いた。
息子からの手紙を見て、差出人「アトランタ
リバーベンドアパート」だと書いてあったのを見逃さなかった。

ブレンダとの夜「パパは検事なの」

ハンラティはアパートに忍び込んだが、空っぽだった。

ニューオリンズでブレンダの両親に会って、実は法科出身で、バークレー大学出身だと嘘をついた。
怪しんだ父親から教授の可愛がっていた犬の名前を聞かれたが「犬は死にました」と上手に切り返した。

ブレンダの父は「私は真実を知りたい。君の目的はなんだ?」
フランク「隠さずに言います。何の価値もない男です。お嬢さんに恋しているだけです」
父親「君はロマンチストだ。恐るな。私に頼みがあるんだろう?」
フランク「この街で法律事務所に勤めるには?」
ルイジアナ司法試験にパスした。

1969年12月26日
飛行機の中でハンラティ「司法試験で使った手は?」
フランクは教えなかった。
「エクレアを半分くれたら教える」
ハンラティは全部食べ「そのうち当ててやる」。

フランクは、ブレンダの父の法律事務所で働くこととなった。
映画を見て演技の勉強をした。

NY
フランクは父のところに顔を出した。
税務署からの督促状を見ていた。
ブレンダとの婚約パーティーの招待状を見せた。
父「ママはジャック・バーンズと結婚してNY郊外に暮らしている」FBIが来たことも伝えた。

フランクはハンラティに電話した「足を洗いたい。結婚したい。普通の暮らしをしたい。休戦しよう。追わないでくれ」
ハンラティ「私の仕事だ」
フランク「わかったよカール。頼んでみただけだ」
ハンラティは、ルイジアナのコナーズ氏の結婚記事を探すことにした。
フランクのパーティー当日にスーツ姿の3人が押しかけた。

2階
フランクはブレンダに嘘をついていたことを話した。
ブレンダ「本当の名前は何なの?」
フランク「2日後にマイアミの国際空港で落ち合おう」
ブレンダ「本当の名前を言って」
フランク「フランク・W・アバグネイルだ」
窓から逃げて、ハンラティが部屋に入った時には、花嫁だけが部屋に残された。

マイアミ国際空港。
警察やFBIが100人以上来て見張っていた。
公衆電話からある大学に「パンナム航空だ」スチュワーデスの面接官に成りすましていた。
パンナムのスチュワーデスの制服の数名に囲まれ、ゲートを通り抜けた。
タクシーの運転手に制服を着せ「ハンラティ様」と札を持たせていた。
その隙をついて脱出。

それから7ヶ月
ハンラティは小切手そのものを印刷していることを見抜いた。「マドリッドにいる」
上司は「諦めるんだよ」

印刷所を探し、ハンラティはフランスに飛んだ。
母親の故郷の印刷工場にいた。

フランク「クリスマスになるとあんたと会えるな」
ハンラティ「フランスの警官が20人いる」
フランク「あんたの話は嘘だ、誰もいない。僕を捕まえてみろ」
小切手を抱えて外へ出ようとした。
ハンラティ「もうおしまいだ。表へ出たら殺される」
握手して手錠を渡し、外に出た。
聖歌隊が歌う中、警察などいなかったが、すぐにパトカーがたくさん来て、フランクは連れて行かれた。

飛行機
「着陸したら忘れずに親父に電話させてくれよ」
ラガーディア空港に着く寸前にハンラティ「親父さんは亡くなったんだ。このことは話したくなかった」
フランク「なぜそんな嘘をついたんだ。電話していいなんて」
ハンラティ「転んで首の骨を折ったんだ」
フランクはトイレで泣き叫んだ。
トイレから出てこなかった。
トイレをのぞいたら空っぽ。
便器から飛行機機内に移り、母親・ポーラの住むところに来た。

小さい女の子がハーモニカを吹いていた。
フランク「君のママは?」
女の子はポーラを指さした。
パトカーが数台到着した。
気落ちしたフランクは「カール、車に乗せて」
アトランタで12年の禁固刑となった。

ハンラティは面会に来た。
「メリークリスマス」マンガ本の差し入れだ。
別の小切手偽装犯の作った小切手を見せた。
フランク「銀行の日付変えだよ」

その後も偽造小切手を見せられて「ミシン眼がない」「紙が厚い」「マグネチックインクだ」
ハンラティ「金融犯罪係で働かないか?刑務所から出られるんだぞ」
フランク「身柄引受人は?」
ハンラティ「俺」

フランクがFBIに勤務することになった。
「いつまで働くんだ?」
「毎日だよ」
偽造小切手調査室という個室を与えられた。

街でパイロットの制服を見た。
フランクは制服を購入してまた逃亡。
ハンラティが追って来た。
「月曜には戻ってくるんだろ?」

週明け
午前10時になっても戻って来なかった。
ハンラティが部下に偽造小切手の説明をしていたら、フランクは戻ってきた。
ハンラティ「君はどうやった?ルイジアナの司法試験」
フランク「2週間勉強した合格したんだ」

フランクは結婚26年目。中西部で平和に暮らしながら、偽造犯の逮捕に貢献。
フランクとカールは今も仲の良い友だちである。
(2002年スピルバーグ監督作品)
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快作だった。
アバグネイルは、頭良くどんどん嘘を並べ立てる切れ者。

カールは何度も何度も逃げられながらも、執念で追いかけ、逮捕。
失敗しても解雇されなかったのが不思議なくらい。
アメリカ国内に戻すように司法長官を口説いて、FBIの偽造犯のプロファイルに一役買っている。


「ワンスアポンアタイムインハリウッド を見て」記事はこちら(2019年10月12日)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://ameblo.jp/miyacar/entry-12534270006.html

では、明日。