◆ヒッチコック監督の「海外特派員」 | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

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1940年アメリカ・ヒッチコック監督作品

ニューヨーク・グローブ新聞
ヨーロッパから戦争が始まろうとしている。
編集長は「特派員からは推測記事ばかり。事実を知りたい」
かつて警官を殴ったジョーンズを呼び出した。
「ニュースを掘り出せ。ヴァン・メアから情報を引き出せ」とハッパをかけた。
ヨーロッパに多くのコネを持つフィッシャー氏を紹介した。
ジョーンズではなく、ハバストックと言う名前を使うように指示した。

お迎えはベテラン特派員のステピンズ。
ステピンズは激務により、医者から内臓の交換か禁酒を迫られ、酒場で牛乳を飲んでいる。

ヴァン・メア氏の昼食会にエントリーした。
偶然ヴァン・メアと遭遇して、サボイホテルまで一緒に行くことになった。
質問してもはぐらかされた。

フィッシャー氏の娘キャロル・フィッシャーに一目惚れした。
手紙を13通ほど渡したが、拒否された。
主賓のヴァン・メア氏は欠席になったと発表された。

アムステルダムでヴァン・メアの平和会議に出るように、ニューヨークから電報が届いた。
ジョーンズはアムステルダムに着いた。
建物の玄関でヴァン・メアに声をかけたが、忘れられていた。
その場でヴァン・メアはカメラマンに殺された。

ジョーンズは暗殺者の車を追いかけた。
追いかけるためにたまたま乗せてもらった車にキャロルとスコット・フォリオットが乗っていた。
風車の近くで見失った。
警察も通り過ぎて行った。

ジョーンズは、風車の羽が逆に回ったことを見た。
フォリオットに警官を呼びに行ってもらっている間、1人きりで風車小屋を見た。
隠してあった車も見つけた。
風車小屋に潜入した。

中にヴァン・メアが閉じ込められていた。
会議場で撃たれたのは身代わりだった。
世界中に暗殺されたと思わせたいという目論見があった。
薬を飲まされ、眠らされたヴァン・メア。

地元警官に来てもらったが、すでに浮浪者しかいなくて、車も無くなっていた。

ホテルヨーロッパに宿泊したジョーンズのところに2人組が訪ねて来た。
「署長のところに来て欲しい」
電話線は切ってあり、銃を持っていた。
バスルームから屋根づたいに別の部屋に入った。
キャロルの寝室だった。
しかもガウンのままだったので、軽蔑された。

ジョーンズは機転を利かせ、部屋に支配人を行かせ、ボーイに服を取ってこさせた。

イギリスへ向かう船は満室。
部屋は取れなかったが、追ってからは逃れた。
寒いデッキに2人。
ジョーンズはキャロルに結婚を申し込んだ。

ジョーンズとキャロルは、フィッシャー氏の館に着いた。
大使館員のクルーグがいた。
見覚えがあった顔だったのは、風車にいた男だった。
クルークとフィッシャーが裏で繋がっていた。
フィッシャー「彼は泳がすべきだ。公表すると、ヴァン・メア氏が殺される」

フィッシャーは、ジョーンズに護衛を付けると言った。
ロウリーという頼りなさそうな年配者だった。
信号待ちで後ろから押されて、あわや車に轢かれそうになった。
2人は大聖堂の展望塔へ上った。
ロウリーが突き落とそうとしたが、瞬間的に避けて、無事だった。
ロウリーが落ちた。
これも、フィッシャーの計画だった。

「明日戦争が起こる」
2人で郊外のマーガレット叔母の家に行くことにした。
ケンブリッジのカレッジアームズホテルへ行った。
2人はキスした。

フィッシャーが夜に帰ってきて、フリオットが書斎に呼ばれた。
翌日アメリカに戻ることにする。

フォリオット「キャロルが誘拐されたのはご存知?」
フィッシャー「叔母のところにいるはずだ」
フォリオット「いませんよ」
マーガレットに電話し、いないことを確認した。

フォリオット「僕が段取りしたからです。彼らは本気ですよ。ヴァン・メアはどこです?」
フィッシャー「娘はどこだ?」
フォリオット「ヴァン・メアはどこです?」
平行線だった。

フィッシャーは、考えてからメモに書いた。
キャロルが戻ってきた。
「ご協力に感謝します。これ、いただきますね」
フリオットはメモを持って出た。
メモには「すまないが、娘の車の音がしてね」と書いてあり、作戦失敗。

ジョーンズがもう1部屋頼んだのを不満に思っていた。
戦争が始まるから、船が満席になる。
「灯火管制」
フィッシャーは、シャーロット通りまで出かけた。
外は雨。

ホテルヨーロッパ。
ホテルのスタッフは銃まで用意していた。
改装中で客は来ないと言う。
部屋には浮浪者もヴァン・メアもいた。
フィッシャーが、隣に座った。
フリオットも入って来た。

フィッシャー「これはゲームです。彼らは私にあなたの秘密を聞き出せと。条約のたった1条項・第27項です」
ヴァン・メア「これは秘密条項だ。戦争をさせちゃならん。君は私を救う気がないな。フィッシャー、お前は嘘つきだよ。お前たちけだものがお互いを滅ぼし合う時。その時世界は庶民のものとなるだろう」
フィッシャー「時間の無駄だ」
フォリオットは窓から脱出した。
テントのおかげで命は助かった。

ロンドン警視庁は、証拠がないからフィッシャーの逮捕まではできないと言う。
ヴァン・メアは意識がない。

翌日、イギリスがドイツに宣戦布告となった。
その頃、飛行機の中に4人。

フィッシャーは、フリオット宛の電報を盗み見た。
「ヴァン・メアが意識を取り戻した」と書いてあり、覚悟を決めた。
着陸したらフィッシャーは逮捕される。

ジョーンズはキャロルと話をしたい。
4人が、揃った。
キャロル「あなたは父を追っていたのね」
ジョーンズ「僕は事件を追う記者だ。スパイなど関係ない。これは偶然だよ。君が傷つくぐらいなら社を捨てる」
突然、船から攻撃を受けた。
乗客は救命防具を付けた。
翼がダメージを受け海に落下した。
びしょ濡れの生存者は機体の上に。
間も無く沈むからと、翼の上に移動した。
機長は最後にたどり着いた。

フィッシャーは自ら救命具を外した。
1人分軽くなって翼は転覆しなかった。
やがて、アメリカの船に救われた。

ジョーンズは特ダネを掴んだが、亡くなったフィッシャーのために黙っておくと言う。
キャロルが現れ、記事にしていいと言った。
「君を醜聞まみれに晒したくない」
「父は自分の国のために闘っていたの。誤りでも厳しい道よ。私も英国のために闘うわ」
「君の気持ちはわかった」
グローブ新聞社の社長と連絡が取れた。
船長が来て、船にいる間は口外しないように言われたが、電話の受話器をそのままにしていたため、会話が社に筒抜け。
社のメンバーが内容を書き留め、号外が出た。

別の日、爆撃を受けながら、アメリカに戦火の模様を生放送をした。
やめようかと躊躇したが、キャロルが「アメリカが聴いているわ」
停電になったが、放送を続けた。
「アメリカの灯火を守れ」


ヒッチコック監督の「マーニー」記事はこちら(2020年7月14日)
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http://ameblo.jp/miyacar/entry-12610567727.html

では、明日。