京浜急行で横浜から快特でわずか2駅の金沢文庫駅
創業昭和16年の小田薬局
ここの社長はアーチスト・小田和正さんのお兄さんだそうだ。
県立金沢文庫は、駅東口から徒歩12分
狭いわりに車の行き来が激しい道だった。
▼称名寺
かつてはここは鎌倉の一部だった
現在は金沢区は横浜市に位置する
鎌倉時代に北条実時が建立したとされる金沢北条氏の菩提寺。
▼和菓子や 住よし
いかにも老舗といったたたずまい
カフェ・プラス
金沢文庫駅から徒歩3分
金沢文庫を往復してちょうどいいところに見つかった
すずらん通りの切れ目の高架の脇にある
BGMは静かなジャズ
奥が喫煙席で年配の常連の集合場所になっていた
手前は禁煙席
自宅を改装したかのようだったので聞いてみたが、違うようだ
大家さんがちゃんといるというから、借りている物件のようだ。
(かつて大家さんの自宅だったかもしれない)
オープンして13年になる。
「長からず、短からず中途半端な長さです」とママさん。
『もやもやサマーズ』で、3人は2016年末に来店した。
サイン色紙があったが、入店はオンエアはされていない。
▼ケーキセット 1080円
江ノ島ブレンド
苦味と酸味がうまく調和されたコーヒー
▼アップルパイ
この日はケーキの種類が少ないそうなので、あるものの中でオーダー
レンジのチーンがなっていい香りがして来た
賑やかにトッピングが付いてお得感
ママさんは無類のコーヒー好き
「休みの日は、ウインナーコーヒーの評判の店があって、松本に行ったわよ。
“田園”ってまだあるのかしら?」横浜で一番古い喫茶店(横浜市西区南幸1-5-9、閉店したようだ)
「スマートフォンがある前からだから、すべて頭の中に記憶しているわ。
喫茶店と言うとたいてい、気難しそうなマスターがいて、気楽に声もかけられないでしょ。
「このコーヒーの特徴は」なんて聞けやしない。
だいだい、正面にコーヒーカップが飾ってあったりね。
メニューの一番上に書いてあるのを頼もうとすると、一番高いブルーマウンテンだったりして。
一番下に書いてある安いものにするの」
「ガロってグループご存知?(「学生街の喫茶店」のヒットがある)
わからないお客さんが増えて来たわよね。
純喫茶が少なくなって、お嬢さんがやるカフェが増えてきたわよね」
「店を始めた頃は、似たような店名はあまり無かったけど、
8年くらい前から美容室とか、医薬品とかに“プラス”をつけるのが増えてきたの。
特許(または商標登録)でも取っておけば良かったわ」
「お客さんが楽しんでもらう、何かプラスになってもらいたい」という思いがあるそうだ。
「売上伸ばしたいからのプラス?」ママさんにそう尋ねるお客もいるようだ。
「店名にカフェとつける気は無かったの。
歴史がある町だけにお年寄りが多くて、何屋だかわからないから付けざるを得なかったの。
日替わりランチのハンバーグを作っていると、決まったおじさんがハンバーグの時だけランチにやって来るわ。
どこかから見ているのかしら?」
「仕事中は大変なんてないの。無理しないで、やれるだけやっておこうという気構えでいいの」
もう少し独占して話を聞きたかったが、常連さんがカウンターに来てしまった。
親子それぞれ来るという常連さんに、キーマカレーをチャッチャッと作っていた。
「あまり天気がいいから、空ばっかり見てぶつからないように気をつけて帰ってくださいね」
またいい店に巡り合った。
はつらつとしたママさんから元気をもらえた。
会計:1080円
住所:横浜市金沢区泥亀1-15-2
江古田・珈琲小屋なみまの記事はこちら(2016年5月7日)
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では、明日。