◆西国分寺クルミドコーヒー・影山店主インタビュー(ラジオ) | ザ・外食記録 ~今日も閲覧ありがとう~

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いつしか食べ歩きがライフワークになってしまった今日この頃。
美味しかった店はもちろん、雰囲気の良かった店を紹介していきます。
2023年12月に外食記事 4000号を達成しました。
ちょこちょこ地域別索引も更新中。
現在、「いいね」返しが出来ません。

食べログ・カフェ部門全国一位・クルミドコーヒー・影山知明・店主のラジオ・インタビュー。
東京大学法学部からマッキンゼー入社。
クルミドコーヒーは、2008年からスタートさせた。
生まれが西国分寺、駅が新しくなった。
もともとは駅の周り一帯が森だった。
西国分寺の生家を立て替える話があった頃、カフェの魅力を感じた。
コンセプトは森の中に入り込んだ空間。
4つのフロアからなる、33席。

外部からの魅力:「愚直にやっていること」
震災、大雪、自分たちの都合で店を休むことはしない。
時間と手間をかけている
店のケーキは、決して冷凍品ではない、朝、スタッフが一から作っている。

2013年夏から、モーニングをスタートしてみた
店は朝8時半に開く
スタッフが焼きたてを出したいという意気込みがあり、午前1時・2時から来ている。

もともとは経営コンサルタントとして、金融機関相手に仕事をしていた。
その後も投資ファンドの仕事
「一杯650円、居心地良い空間。
4時間も粘られたら、経営として成り立たないでしょう?」
売り上げの変数があるが、回転率は追っかけられない。
最初の設定で、「追わない」と決めた
席数をちゃんと取る
単価をちゃんと取る

ノーペイン、ノーゲインが信条。
効率を追求し過ぎると、手間を省略してしまう。
見返りがあるかわからないけど、いいものを出せば、売り上げに返ってくる。
近年は事業計画を作ることをやめた。
未来なんて読めない。
お客さん、一人一人にベストを尽くし、リピーターになってもらい、人を紹介してくれる。

今後の夢について
カフェが人を育てる、時代を作る、何かが生まれる。
20世紀のパリのカフェがそうであったように。
カフェって本来、目的を持って来なくてもいい
お客さんを応援していきたい
適度な距離を持ちながら
どこまで行っても裏方

影山さん自ら金曜日の午後はシフトに入り、お客さんとも触れ合っている。

ラジオ J-wave Tokyo Morning Radio「モーニングインサイト」2014/3/4 放送より。