カラダがゆるめばココロもゆるむ
揺る癒る整体みやび家の浜崎です(^^ゞ
この前友だちに紹介してもらった本を購入して
読んでみました。
「いま、目の前にいる人が大切な人」
（坪崎美佐緒著 大久保寛司プロデュース）
タイトルを見て
「目の前にいる人が大切ってよく聞く言葉やなぁ」とか
「北の菩薩？どういう意味やろう？」とか思ったけど
読み進めていくうちに
それらの言葉の奥深さが分かってきました。
現在コーチングをされている坪崎美佐緒さんが
コーチングを学ぶ前から（子どもの頃も含めて）やコーチングを始めて以降のエピソードが
紹介されていて
そのエピソードのひとつひとつがステキで
「こんな人って、ホンマにいるんやぁ！」
と
『北の菩薩』の意味に納得です。
坪崎さんはこれまでの人生で学校や職場などでいろんな人に出逢ってこられて
僕だったら
「なんだ、この失礼なやつ。ムカつく」
と思うような人でも
「この人は今、体調が悪いのかな」
「どういう思いなんだろう？」
という風に考えられる人。
イヤな人や意地悪をしてくる人がいたら
一般的には
「そんな人とは関わらずに離れましょう」
と言われることも多いでしょう。
でも、坪崎さんは嫌いになったり離れるどころか
寄り添ってその人の良いところを観て
「この人と仲良くなりたい」
「どうしたら喜んでもらえるだろうか」と考えて
接していく。
すると、
その人が心を開いて変化していくんですね。
そういうエピソードを読むと
「『イヤな人』ってたまたま今がそういう状態ってことだけで
この世界にホントに悪い人なんていないんじゃないか」
とさえ思えてくる。
「自分がその人をどう観てるか」で
「その人がどうなっていくか」が決まるんだろうな。
その人のことを「性格の悪い意地悪な人」として接したら
そうなっていくし
その人のことを「気遣いの出来る、心根の優しい人」として接したら
そうなっていく。
相手の話を聴くとき
坪崎さんは「問題を解決しよう」とはしていなくて
ただ、「少しでも相手の気持ちを理解しよう」という気持ちで聴いているそうで。
そんな坪崎さんの聴く姿勢を知っていくと、
人間関係では
相手の話を聴くことが大切
でも、
ただ聴くだけじゃなく「どう聴くか」も大切
そして、
それ以上に
聴く側の姿勢（どういう思い）や在り方が重要なんだ
と深く感じます。
浜崎も「聴き上手」と言ってもらえることも時々ありますが
この本を読むと
「まだまだ自分なんか聴き上手じゃないなぁ」
と感じたし
自分のココロの狭さを痛感し（笑）
反省しました。。
読んでいると感動するお話しも多く
タリーズカフェで読んでるとき思わず涙がこぼれそうになって
慌てて本を閉じました（笑）
（周りに人がいる所で読むのは危険です（笑）
それだけ坪崎さんのエピソードで
坪崎さんの優しさに触れて
自分のココロや魂が浄化されていくのかもしれない。
この本を薦めてくれた友人が
一度読んだだけじゃななく
何度も読み返していると言ってた気持ちが分かります。
一度読んで、お話しの内容は知ってるはずなのに
再び読むとまたウルウルしてしまう。
この本のプロデュースをされた大久保寛司さんが書いてらっしゃいます。
「幸せになるために大切なことは、
実は、人や物や事への観方、考え方、捉え方が鍵であるということです。
幸せになる人は、
幸せになる観方、考え方、捉え方を
幸せでない方は、
幸せにならない観方、考え方、捉え方をしている。
そして、どの視点から観るかは、
すべて自分で決めているのです」
まさに、坪崎さんのエピソードから学べること
そのものです。
カウンセリングなどをするのに「寄り添うことが大事」ってよく言われますが
「ホントに寄り添うってこういうことなんだ」
「寄り添うことで、ひとってこんな風に変わるんだ」
と驚きがいっぱいでした。
テクニックよりも大事なことがあると教えてくれるので
この本はコーチングやカウンセリングをされている方、セラピストさんに読んでいただきたいなぁと
思ったけど
そういう人だけじゃなく
読んでいると、まるで坪崎さんに話しを聴いてもらってるような感覚にもなるので
何かトラウマがあったり、心の傷があったり
人間関係に悩んでいる方にもオススメしたいです。
（浜崎も最近ココロがやさぐれてたけど（笑）
読むことで優しい気持ちになりました）
少しでも読まれた方のココロが軽くなって
癒やされますように…
「みやび家今日のひとこと」
最近カラダがゆるむことでココロもゆるむことがあって
自分が普段から言ってることってホンマやなぁって実感しました（笑）