あ、どうも。

揺る癒る整体・浜崎雅光です(^^ゞ

 

昨年の夏に「はまちゃん、バカボンのパパに似てますね」と言われてから(笑)

( 「これでいいのだ♪」 )

 

バカボンのパパが気になって

 

「天才バカボン」や「おそ松くん」などの作者で

平成20年に亡くなられた赤塚不二夫さんの自叙伝

「これでいいのだ」を読みました。

 

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昭和10年、満州で

抗日ゲリラと対峙する特務警察官だったお父さんとお母さんの間に

長男として生まれた不二夫さん。

 

子どもの頃には中国各地を転々とし

いつ命を狙われてもおかしくない状況の中、死体を目の当たりにしたり

 

戦争中、病気や栄養を与えてあげられなかったことで

2人の妹をともに生後半年で亡くしたり

 

終戦後、帰国しても貧困や飢えもあり、

家族離ればなれになったり

それでもずっと漫画家になることを思い続けていて

 

中卒で就職してからもいろんな雑誌にマンガを投稿して

ようやく漫画家になってもなかなか売れなくて

 

思考錯誤しながら、その当時はまだだれも描いてなかったギャグ漫画が注目を浴びて

忙しくなっていた半生を描かれていますが

 

話しの中心はお父さんとお母さんについて。

 

自他ともに認める「マザコン」で

お母さん大好きだったそうで

 

お父さんも、怖いけど尊敬している

 

そんなご両親への思いが読み取れますし

 

激動の人生を感じます。

 

 

 

 

その中から…

 

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天才バカボンのパパがよく口にする“これでいいのだ”は、

ぼくのおやじの生き方と共通するものがある。

 

果たして、“これでいいのだ”という人生をおやじは生きたかどうかは分からないが、

少なくともそういえるような生き方を目指したことはたしかだと思う。

 

 

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最後にも

 

 

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ぼくが小さかったとき、おやじは本当に怖くてぼくは苦手だった。

かあちゃんには薪で叩かれたけど、ぼくはいつも甘えていた。

 

こういう父親・母親は、もしかしたらこれからの日本に現れることはないかもしれない。

でも、まだまだいてもいい、いやいてほしい気がする。

 

しかし、こういう両親の生活をバラバラにしたり、

家族を悲惨な目にあわせる戦争だけは、

もう二度と起こしてはならないと思う。

 

おやじは昭和20年から24年までの4年間、シベリアに抑留され強制労働をさせられた。

木材伐採、橋脚工事、氷割り…。

ロシア人の飼い馬が死んで土中に埋められると、

おやじたちは掘り起こし、みんなでその肉を瞬く間に食べ尽くしたほど飢餓状態が激しかった。

それに極寒の地である。

 

頑健な体が自慢のおやじだったが、シベリアにいた40歳前後のときは、

栄養失調で40キロちょっとの体重にまで痩せ細った。

 

この後遺症は、日本に帰ってからも長く尾を引いた。

体力・気力とも充実せず、社会的にも不遇で、不本意な時期を過ごしたようだ。

だが、おやじは出口を探して生きた。

 

おやじは自分に問いかけていたはずだ____“これでいいのか?”と。

 

満州時代、おやじの生き方はまぎれもなく“これでいいのだ”だったと思う。

 

帰国後、なんとかこういう生き方を取り戻そうとしていたが、

自分を生かせる仕事に就いたのは、

皮肉なことにかあちゃんを亡くしてからであった。

これは偶然だと思うが、どうもおやじとかあちゃんはすれ違いの運命にあるかのようだ。

 

おやじの死の間際、

ぼくの言った「おやじ、もういいよな!」に対して、

おやじは声にならない声で「うん」と答えた。

 

あれはきっと「うん、これでいいのだ」と続くはずだったのではないかと思う。

 

71歳と、そう長くはない人生だったが、

おやじなりに戦争や戦後に区切りをつけて人生を終えたのだろう。

いま二人は永遠に一緒だ。

 

 

 

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「これでいいのだ」

バカボンのパパのギャグみたいになってるけど、

 

実は赤塚不二夫さんのお父さんへの思いもあって

こんな深い意味が込められてたんですね。

 

 

その瞬間、瞬間

その日、一日が終わるとき

 

自分が自分に対して納得して

「これでいいのだ」

と言える生き方

 

それが、一生を終える最後に

「これでいいのだ」

とこの世を離れていけるんだろうな。

 

 

周りからどう思われるか(言われるか)、人の目を気にするんじゃなく

「自分が納得できる選択」を

毎瞬毎瞬していく。

 

 

 

「人から好かれたい」、「嫌われたくない」

っていう思い

(まだまだ自分にもありますが)

 

それってよく考えたら

ひとの感情や行動をコントロールしようとしてる

 

 

そんなこと出来ないですよね。

 

 

逆に

「この人、こっちの感情や行動をコントロールしようとしてるかも…」

って感じたら

そのひとから離れようって思いますもんね(笑)

 

 

親子や夫婦、友人、恋人など

近い関係になればなるほど

無意識に相手を自分の都合の良いようにコントロールしようとしてしまうし

期待も大きくなていく

 

ああしてほしい、これはしないでほしい、分かっていてほしい

 

で、自分の思うようにならないから

「なんで、してくれないの?」「なんで、出来ないの?」「なんで、分かってくれないの?」

とケンカになる。

 

 

「誰が何を思っても、どんな行動しても

誰が何を好きになろうと嫌いになろうと、その人の自由」

 

 

「どんなに近い関係でも、ひとはコントロール出来ない」

 

 

「自分も相手もこれでいいのだ」

 

それを頭のどこかに置いておくだけでも

少し人間関係がラクになるのかもしれない。

 

 

 

ひとにエネルギーを注ぐなら

そのエネルギーを自分に対して向けてみる

 

自分を褒めたり、自分が気分良くなることをしたり

自分が自由にするのを許してあげたり。

 

 

自分が無意識に自由を制限してるので

ひとが自由にしてるのを許せない気がする

 

 

自分の自由を許せたら

ひとの自由も許せる。

 

 

 

自分のこれまでの過去(失敗や後悔していることなど)

自分の今(コンプレックスや短所、うまくいかないこと)

自分の未来(不安に思っていることなど)

 

それらすべてに

「これでいいのだ」ということはもちろん、

 

 

それだけでなく

 

赤塚不二夫さんのお父さんのように

その瞬間瞬間、判断するとき

「どれが自分が後悔しない、自分に恥じない生き方なんだろうか?」

と自分に問いながら

 

「これでいいのだ」

と自分自身が納得する選択をする

 

という意味もあるんでしょうね。

 

 

この本を読んで改めて

「これでいいのだ」

という生き方をしていこうと思いました♪

 

 

 

あなたはあなたでいいのだ!

 

あなたの感情、思考、行動

どれもOKなのだ!

 

あなたの選択したものなら

全て大丈夫なのだ!

 

 

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バカボンのパパ さいこー♪

 

 

 

 

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