私のブログに辿り着いてくれた皆様、ありがとうございます。
私は、自分ではとても重要なことを書いているつもりだけど、このブログに辿り着く人はかなり少ないです。
私は、たくさんの人に読まれるブログより、必要な人に届くブログを書いているようです。
今回もまた「自立」について書こうと思います。
(長文になります。)
何故なら、たくさんの人に幸福感が足りないのは、自立できてないことが大きく関わっているからだと私は思うからです。
自立できてないということは、自分の人生を生きていないんです。
だから苦しいんです。
二度の自立の経験から、私は自分の人生を生きていると思っています。
だから、誰かの参考になれたら、と書いています。
たくさんの人に幸福感が足りないのは、
無意識に誰かに依存し、
誰かに答えを求め、
誰かが決めた結果に従うなどにより、
自分で決められない。
自分の思った結果にならない。
こんなことが幸福感を感じられない原因になってるんじゃないか?と私は考えています。
その誰かとは、親です。
特に母親。
母親が高齢者になったとしても、母親が元気なうちは、依存の関係を続けている人が相当多いと私には見えています。
例え自分が40才になっても、
50才になっても、
60才になっても‥
自分がどんなに大人になっても、
いつまでも親に依存した子どものままの人が多いように私には見えています。
その原因は、線引きができていないから。
1人の子どもが大人になるためには、
どこかで線引きが必要なのに、それができないからそうなっているんです。
例えば、
肉食動物は、親から獲物の捕り方を教わり、それができるようになったら、群れから離れ自立します。
いつまでも親元で、親の餌のおこぼれをもらって生きていません。
年老いた親を介護をする動物もいません。
肉食動物の親は、子どもが獲物を獲れるようになった時期で線引きして、子どもに自分の人生の責任を持たせ、自立させます。そして、子どもは親とは別の人生を歩みます。
強制的に。
子どもが親の介護なんてしません。
親も親で、その後の自分の人生を歩むんです。
これが親と子の、それぞれの自立の形なんだと思います。
だけど人間は肉食動物とは違う。
それは"肉食動物ならでは"だからなのでしょうか?
私はそうじゃないと思います。
私たちの時代は高校卒業後に社会に出る人のほうが多かったけど、今は、それ以上の学歴を持つことが一般的になり、20才、22才と、社会に出てお金を稼げる年齢が上がっています。
つまりは、自分で獲物を獲れるようになる年齢が遅くなっています。
それは時代の流れで仕方ないことだとしても、社会に出て、自分でお金を稼げるようになったときこそが、親と子の線引きをするタイミングなんです。
だけどそのタイミングを逃した人が多すぎる。
そして、親と子として、ずっと「依存関係」を続けることが当たり前になってる人が多いと思います。
人間は、
長男だから、
長女だから、
ひとりっ子だからと
誰かが跡継ぎにならないといけないという風習があり、親は特にその役割を担った子どもを引き止めます。
家系の存続や自分たちの老後の世話をしてもらうために。
それが日本では当たり前なことになっています。
そんな価値観は肉食動物にも草食動物にもありません。
欧米でもそんな価値観は少ないようです。
長男がダメなら次男。
長女がダメなら次女。
そうやって親は子どもを手元に置こうとします。
そして、親も子も、親元に残るのが親孝行だという価値観があります。
本当にそうなの?
跡継ぎとはならない子でも、自分が稼げるようになっても、子どもの頃と同じように、当然のように結婚するまで親元に残り続けます。
今は結婚しない人も増えています。
ということは、いくつになってもずっと幼子のように親に依存し、親元に残り続ける人も増えているんです。
依存し合うって、怖いことです。
親は、子どもが自分で稼げるようになったら、どんな立場の子どもでも、これで子育てはおしまいと、線引きするのが本来の親の役割なんじゃないかと私は考えています。
「自立しなさいよ」と。
肉食動物のように。
そうすれば、親は子育てを終了し、それからの自分の人生を楽しむ。老後は自分で責任を持つ。
一方子どもは、それからの自分の人生に責任を持ち、自分で選択し、成功や失敗を繰り返し、経験を重ね、自分なりの人生を送ることが役割となるはずなんです。
お互いが干渉し合わない関係になるはずなんです。
だけどどういうわけか、日本人は、親元に残ることが親孝行とされてるように思います。
そんな価値観の中、これからは、
自分の人生を歩きたいと思っている。
自分か親かの選択に迫られている。
という人が、多分、私のブログを読んでくれてると思います。
だけど、
今更変えられない。
もう遅い。
自分を選ぶなんてできない。
だってもう親は高齢者だから!
という年代の人が、このブログの読者さんです。
今は人生100年時代。
親がこの世を去る頃、あなたは何歳ですか?
それまでずっとこのままですか?
例えば、親が80才なら、あなたは55才くらいのはずです。
これまでより、これからのほうが確実に少ない年齢ですよ。
親からも、世間からも、
自分を選ぶことで、
親不孝者というレッテルを貼られるのは怖いですよね?
とてもよく分かります。
だけど私は、
親からも、世間からも、親不孝者というレッテルを貼られても、私は私を選び続けます。
何故なら、親元に残り、親のお世話をすることが親孝行とは思ってないからです。
親から自立して、自分の人生を精一杯歩くこと。
そして、
「あの子ならきっと大丈夫」
と、安心させられることが、本当の親孝行だと思っているからです。
これまで自分を大切にしてなかった私が始めたこと。
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