前々回のブログ
よかったらコチラから読んでください♡
ここでも書いたように、
私が観たテレビ番組
「オーラの泉」の中では
タレントであり、
酪農家・「花畑牧場」の社長である
田中義剛さんと
若くして海の事故で亡くなられた
大親友 Oさんとの深い絆について
そして
Oさんのご供養のために出向いた
北海道で
田中さんが出会われた
不思議で貴重な体験や、
天国のOさんから届いたメッセージ
⋯などにまつわる
魂のSTORYが紹介されていました。
天国のOさんからのメッセージを
信じて、覚悟を決めて
北海道 十勝地方にある「村」に
牧場をつくった田中さんでしたが、
その経営はなかなかうまくいかず
4億円もの赤字を抱えることに
なってしまったそうです。(2015年当時)
「あの牧場には明日がない。潰れる」
そんな噂がそこらじゅうに広がって
30人ほどいたスタッフが
みんな辞めてしまう
という、さらなる大ピンチが
起きてしまいます。
そんな時、
たったひとり辞めずに残ってくれたのが
当時、花畑牧場 製造部の部長だった
M永さんだったそうです。
画面に映ったM永さんを見た
スタジオの美輪明宏さんが、
「M永さんが、さっきフッと
親友のOさんに見えたんですよ」
あの方(M永さん)には、ときどき
(Oさんが)のってた⋯と思う」
と、仰いました。
美輪明宏さんの、その言葉に
江原啓之さんが
うんうん、と 大きく頷かれます。
借金が膨らみ続け、
もう本当に無理だ
ダメだ⋯という気持ちになった時
そのたびに必ず、田中さんは
天国のOさんに
「もう、いいべ?
やめさしてくれよ、もう。
俺、やったよね?」
そう問いかけてきたそうです。
でも、そのたびに Oさんに
「ダメだ。」と止められ、
また背中を押されてきた。
さらに、
たった1人残ってくれたM永さん
普段は無口な彼がたまに発する、
その言葉が
いつもいつも核心をついていて
田中さんをハッ!とさせてきた、
我に返らせてくれてきた
⋯といいます。
江原さんは
「(OさんがM永さんの)口を借りる
ってことです。
のっかるっていうのは、
そういうこと。」
と、仰いました。
。.:*・゜。.:*・゜
その後、M永さんと共に
ピンチ、苦難に立ち向かった
田中さんは
生キャラメルや新しいチーズの
開発、製造、販売に大成功されて
たったひとりだったスタッフは
なんと、500人に!
年商は50億円(2018年当時)となり、
親友Oさんとの約束、夢の牧場を
見事に実現されました。
前置きが長くなってしまったけれど⋯
ここから
②のつづき⋯です。
北海道到着の翌日は、
朝から「花畑牧場」での
雇用面接をお願いしていました。
12月も終わり・・の大忙しの時期に
募集もされていない部署への
無理やり、飛び込みに近い
「面接」の依頼。
今、思えば、よくOKして頂いたなと
おもいます。
頭のてっぺんから、足のつま先まで
ド緊張に身を包み
牧場の事務所のドアを開けました。
事務所2階の部屋で
ひとり待つこと、数分…
ドアが開いて、
「お待たせしました」と
入っていらっしゃったのは
2か月前、
テレビでお目にかかった、あのM永さん
(当時は確か、工場長)でした。
正直、とても、かなり
驚きました。
「いつもは、僕は
工場勤務希望ではない方の面接をする
ということは、ほぼ無いんですけど
今日はちょっと、販売部署の担当者が
不在なもので⋯」
(ちなみに私は、牧場内のShopでの
販売を希望していました)
M永さんの
この言葉を聴いた瞬間に、
私のナナメ後ろ側から
「この偶然は、魂からの導きだぞ」
「この人に、全身全霊で
すべてを話しなさい」
そんな「声」が聴こえてきたのです。
ふつう、面接の場で
そんな話はしないでしょう~💦
そう思いつつも、
ここまで来たら
とにかく、やってみるしかない
その「声」を信じてみるしかない
覚悟を決めた私は
M永さんに、
私のこれまで~現在の状況
目には見えない世界の
不思議な体験や導き、
感じていること、想いを
すべてお話しました。
・旦那さんの経営する会社が倒産、
自己破産の危機にあること
・学生時代の大親友であるMちゃんが
急性白血病で亡くなったこと
・天国のMちゃんからの
目には見えない不思議な後押しがあって
田中義剛さん(&M永さんも)出演されていた
テレビ「オーラの泉」を観たこと
・そのテレビを観たことがきっかけで、
Mちゃんからの魂メッセージを受け取り
今こうして、ここにいること
・田中社長、Oさん、そしてM永さんの
魂の絆、繋がり、愛に
とても感銘を受け、感動したこと
・3ヵ月後の来春には、シングルマザーと
なり、娘3人を連れてこの村へ移住しようと
思っていること
・田中社長が天国のOさんに導かれ
この牧場をつくられたように
私もMちゃんからの、運命の導きを信じて
この牧場で働かせて頂きたい⋯と
真剣に思っていること
・こんな、ワケのわからない話を
面接でしてしまっていることへの
謝罪と感謝の気持ち
⋯などなど
話をしているうちに
つい、感情が溢れ出し
(面接なのに)泣き出してしまい、
言葉につまるわたし
涙を拭いながら
M永さんのお顔、瞳を
あらためて 真っ直ぐに見た その時・・
M永さんのお顔は、なんと
Mちゃんの顔に
変わっていたのです。
私の目の前に座っていたのは、
まぎれもなく
天国にいるはずの Mちゃんでした。
M永さん(Mちゃん)は
私を真っ直ぐに見つめながら
「大変な状況、おつらいお気持ち、
Mさんのこと⋯
いろいろ話してくださって
本当にありがとうございます。
おかげさまで、わたしも大切なことを
思い出させてもらいましたよ。」
そんなふうに
言ってくださいました。
さらに、
「わたしに任せてください。
Miyabiさんがここで働けるように、
社長や他のスタッフには
わたしから うまく話しておきますから。
どうか安心して
北海道へ来てくださいね。」
と、言ってくださったのです。
「オーラの泉」の中で江原啓之さんが
仰っていた
口を借りる (のっかる)
これが、まさに起きている、起きた
⋯と思いました。
とてもとても驚いたけれど、
私をココに連れてきてくれたのは
紛れも無く Mちゃんだもんね
そう思うと、目の前で起きている
その不思議な現象が
なんだか「当然」のことのようにも
おもえたのを
思い出します。
気がつくと、M永さんのお顔は
「M永さん」に戻っていました。
ちなみに、面接をお願いした当時は
販売部署では「正社員」、もしくは
派遣会社を通した「アルバイト」しか
募集、採用されていませんでした。
まだ幼い娘を育てながら、
身内も知り合いもいない土地では
「正社員」では働けないかもしれない⋯
なんとか「フルタイムパート勤務」という
『枠』を作っていただけないだろうか?
・・という
突然の無茶ぶり、お願いをした私にも
M永さんは、「僕がなんとかします!」と
おっしゃって
新たに、販売部署での パート雇用制度を
作ってくださいました。
鳥肌と涙だらけの面接が終わり
事務所の外に出てみると、
チラチラと雪が降っていました。
気温はマイナス10度❄
でも、私はカラダもココロも
暑くて、熱くて
牧場カフェの
美味しすぎるソフトクリーム🍦 を
雪の降る中で食べました。
空を見上げながら、
Mちゃんと一緒に食べました
日本一おいしいソフトクリームだと
私は、今もおもっています。
④につづきます。.:*・゜
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いつもありがとう♡