学校って元々はお得なところだったのかもしれない | 漫画家みやの【才能を爆発させる】秘密の発火装置

漫画家みやの【才能を爆発させる】秘密の発火装置

「表現する」「人に伝える」を考えるスペシャルコース
例えば絵は、雄弁に語る。
それは言葉とは違う声。
絵には人を動かすパワーがある。

学校の抑圧というのは、とってもキツイ。
もちろん私も、子どもの頃学校で心のどこかが壊れた人間のひとりだ。

そして学校生活から遠のいて久しい今、当時とは全然違う観点で学校……
学問を学ぶことについて考えるときがある。
ほんのたま〜〜〜〜〜〜に、なんだけれども。

 


学問ってのは、本来とっても面白いものだった。
学問をしたくて、したくて、していた人々ってのは確かに居たし、きっと今も居る。
謎を解明し、新しい何かを発見し、使えるように工夫し……

それを命をかけてまで好きでやって来た人って、居るんだよ。
それ、いったい何の役に立つの?って数式だって、昔の学者が心血を注いで発見し編み出した結晶なんだ。
たぶん、私の知らない所で、そういうのが死ぬ程訳に立っている。
学問って、そうやって先人が積み重ねてきた知恵の集大成なんだろう。
何年も何百年も、いやそれ以上、そしてたっっくさんの人間が関わって培われてきた知恵なんだろう。

大人数が何百年もかかって編み出した知恵を6年、3年……それ以上かかって学ぶ所が学校。
今私の中では、学校ってそういう設定にしている。
何百年の知恵をたった10年とかで教わって、それを足がかりにそこからさらに先に進むって、本当はとても効率がいいんだよ。
恐らくとってもお得なことなのだ。
どんな頭のいい子だって、たったひとりで割り算の概念を作り出せっていったら、かなり難しいぞ。

そうやって先へ先へと進んでいく概念、学問、その上に成り立つテクノロジー。
私たちはちゃんとその恩恵に預かっている。
弊害もあるけど、そこ突っ込むと話がこじれるから。

ということで、何百年もの間積み重ねられて来た英知を短い期間で叩き込んでくれるところ、それが学校。
英知という土台があれば、それを足がかりに、出来ることが遥かにたくさん増える、選択肢が広がる、本当はとてもお得なところ、それが学校。
せっかくの英知を知らないなんて、教えてあげないなんて、知ってる人からみたら惜しい話なんじゃないのかな。
しかも万人に、もれなく教えてあげたいって思うものなんだろう。