アナさんのブログの記事の、「自分の中のコダワリに拘り過ぎて、周囲の状況が見えなくなってしまう」ということ、ありますよね。
特に日頃からコダワリが強い場合には、周囲のことより、自分のコダワリが優先しやすいというのは、心当たりの有る人は居るのではと思うのですが。
紫微斗数の理論の中に
【化忌】(生年Ⓓ)は、
「絶縁、人との縁の終わり、孤独」という意味があります。
こうなる理由は、物事にコダワリ過ぎると、周囲と同じ歩調がとれなくなり、そして孤立、そして仲間外れ、そして置いてきぼり、ということに成る訳ですものね。
つまり、周囲と距離が出来てしまう、周りのことを意識しなくなる。これを紫微斗数の専門用語では「冲遷移宮」と。
つまり、遷移宮(社会、環境、周囲、ご近所、外面、印象)を悪い状態(凶)にするという意味です。
四柱推命や紫微斗数では頻繁に「冲〇〇」とよく使います。
ちなみに「冲」とは
意味⇒ ①おき。海・湖などの岸から遠く離れた所。「沖合」 ②わく。水がわき動く。「沖積」 ③とぶ。高くのぼる。「沖天」 ④むなしい。「沖虚」
■東洋の占い用語としては、向かいの物を悪い状態にしてしまうことを一般に「冲〇〇」などと云います。
生年【化忌】は必ず何処かの宮に誰でも一つ入ります。
すると【化忌】の入った宮の事に、意識が向き過ぎる傾向が出るので、反対側の宮のことが「疎か(おろそか)」になるという意味です。
私の命盤は官禄宮に【化忌】ですから、活動や仕事、何か行動する時にコダワリが出やすいです。すると向かいの宮が夫妻宮(彼女や嫁)ですから、相手のことを疎かにしてしまう可能性があります。
これは何回も心当たりがあります。
そういうことで、何回も失恋、離縁、離婚しました。
今では、それが判っていますから、相手の気持ちをなるべく優先するようにします。でも【化忌】は作用が最も強いですから、そういう意味では私はストレスを抱えやすいです。
しかし、【化忌】の「忌」は「己、心」ですから、自分の心の問題なので、自分の気持ちをコントロールする術を身に付けて、今ではストレスは少なくなりました。