紫微斗数は月の運勢も特定しやすい
地震の起きそうな年を、ある程度に特定出来ましたら、今度はその地震は何月ごろなのかを特定したいと思います。
これも多くの過去の鑑定命盤の情報を集めれば可能と思います。
幸い、紫微斗数は月運を求めるのは四柱推命よりも精度が高いです。
ただし、紫微斗数と言っても星曜派(星の象意だけで判断)、欽天四化では厳しいと思います。
これまで多くの方々を鑑定してみての感想は、四つの四化星(化禄、化権、化科、化忌)を飛星する方法がかなり精度が高いです。いわゆる「オハジキABCD」です。
すでにオハジキABCDを使いこなしている方々は、その精度をある程度は実感されていると思います。
出来事が何年に起こったのか。
そして、その年の何月に起こったのかという事が判るので、過去の出来事を検証することで精度が確かめられると思います。
私の場合は、これまで多くの方々を鑑定する機会に恵まれましたので、その過去のデーターが多く残っています。
その多くの方々の中から、阪神淡路大震災と東日本大震災で被災された方々の命盤で、地震発生の年と月が命盤に現れていたという、驚きの発見を数年前に致しました。
それなら未来も分かるだろうと思って、阪神淡路大震災と東日本大震災に現れていた「家屋の被災」と「親、兄弟、子供」、財産の損失、仕事の喪失、怪我、精神的な苦痛の7つの条件について該当者の命盤を片っ端から調べました。
すると、驚きの傾向が現れたのです。
家屋の被災という事は、家や土地を失った方々、ほぼ全員に被災されることが現れていました。それが、年と月で現れていました。
両親や兄弟姉妹、子供さんを失った方々に、ほぼ全員に現れていました。
ご本人が怪我などされた場合も命盤に現れていました。
と、いうことは。
今度、来るであろう大地震の被害想定も出来てしまうのかと、恐怖を覚えてしまいました。しかし、その時期をある程度知って備える事、そして意識を持ち注意することで、避けられるという事も、過去の鑑定を通して知り得たことです。
その注意の意識を集中するためには、やはり発生の可能性がある時期をある程度は特定したいと言う思いから、手間の掛かる作業を積み重ねて来ました。
紫微斗数では「月の運勢は判らない」と、決めつけられている先生方も居ますが、すでにオハジキABCDを使いこなしている方々は、その精度をもう実感されていると思います。
カードを使うより確かな情報です。
まだ、ご存じない占い師さんには教えてあげるとよいですね。
そして、ご家族や身近のお知り合いの方々に注意喚起してあげると良いです。
過去の災害に遭遇された方々の命盤を検証する場合のデーター
○阪神淡路大震災は
1995年(乙亥の年)1月 17日 午前5時46分
※旧暦では 1994年(甲戌)12月17日
○東日本大震災は
2011年(辛卯の年)3月11日 14時16分
※旧暦では 2011年(辛卯)2月7日