不倫を繰り返す人を鑑定してあげる場合に… | 紫微斗数(しびとすう)と 易占 宮立命/宮巫女 Miya_ritumei/Miya_miko

紫微斗数(しびとすう)と 易占 宮立命/宮巫女 Miya_ritumei/Miya_miko

■大人の発達障害に対応■
社会に出てから何故か巧くいかない。職場で浮いてしまい馴染めない。皆んなと同じように出来ない。何故か周囲から嫌な思いをさせられる。こんな経験はありませんか?

お気軽にご相談ください。

 

不倫を繰り返すのは何故?

 

鑑定していると、不倫に関するご相談は時々はあるものです。

 

この時、占う側はどう対応したら良いのか?

プロに成ったばかりの占い師さんは悩むでしょう。

私の生徒さんでも、時々そういう鑑定での対応で、私に相談されて来ることがあります。

 

占い師さんの中には、不倫に関する鑑定依頼は門前払いで断る先生も居るようです。

門前払いで断る理由は「不謹慎」とか「最低な奴」とか思って断るのか、それとも「不倫」というテーマでの、鑑定の仕方が分からないのか?

私としては、そのことで推測の域を出ないですが。

 

 

不倫をすること自体、人生にとって幸せなことでは無いですね。

多くの不倫に関する鑑定をさせて気付いたものがあります。

もっとも、この私にも40歳代に身に覚えがありますが…

 

不倫というものは、一回の過ちで済む人もあれば、不倫を繰り返す人も居ます。

一回の過ちで二度とそれを繰り返さないなら、その人はきっと不倫によって大きな学びがあったと思います。

 

しかし、不倫を繰り返す人には、それなりの理由があります。

その理由はというと、「心の問題」を抱えていることが多い。という事です。

 

 

初めての不倫で戸惑いを覚えて鑑定に来られる人は、正しい道を教えてあげて、不倫を続けたらどうなるのかを、命盤から未来の様子を読んで教えてあげると良いです。

そして、不倫の原因となった問題点も教えてあげると良いです。

 

 

いっぽう、不倫を繰り返してしまう人は、それなりの大きな理由があります。それは「心の問題」です。

その「心の問題」を解決しないと、不倫を繰り返してしまう可能性があります。

 

「心の問題」の原因も命盤に現れていますから、それを本人にも気付いて貰うということです。

 

 

不倫を繰り返して相談に訪れる人には二つのタイプがあります。

 

① 不倫はもう辞めたい、そのためにはどうしたら良いのか? というタイプ。

 

② この不倫を誰にも見つからないように、ずっと続けるのにはどうしたらよいのか? というタイプ。

 

 

 

①のタイプの場合は、不倫にハマりこんで抜けられなくなってしまう理由を、命盤で診てそれを説明してあげることです。

不倫にハマり込む原因を解決すれば、二度と不倫には目もくれなくなります。

 

 

②のタイプには、このまま不倫をしていれば、この先に起こって来る様々な災いを命盤で診て教えてあげることです。

例えば、離婚、子供との離別、家庭崩壊、独りぼっちになる、家や財産の問題など。

そして、不倫をしなくても心が満たされることを発見することも大切です。小鳥やペットに対して自分が得られなかった愛を十分に与えることで自分が満たされることも多いです。

 

 

 

 

不倫地獄にはまってしまう人の「心の問題」は、幼少期の両親からの問題が多いです。

 

一つは、幼少期に親からの愛情を十分に得られなかった。

(両親の離婚、両親の不仲、母親の問題、ネグレクトなど)

 

 

両親からの愛情が得られなく成人すると、大人になってからも愛情の飢えを満たそうとする深層心理が常に働きます。

 

女性の場合に、この愛情の飢えを安易に満たしてくれるものが男性になり易いのです。

その理由は、男性と云うものは女性を心理的(動物の摂理のよって)に求める傾向が有るからです。

 

親の愛に枯渇している場合に、男性が近付いて来て、それを受け入れると男女の関係になって行きます。その時に幼少期に失われていた「ハグされなかった飢えが一時的にも満たされる」訳です。

そのことが、ある意味において麻薬のような作用になってしまう場合があります。そのまま男性と結婚となれば、それはそれで幼少期の飢えは満たされます。

 

しかし、愛情の飢えが有ると、良い男性か、悪い男性かの見極めが正しく出来ないことにもなり易いのです。

 

その結果、幼少期に親の愛情を十分に受けられなかった女性は、恋愛、結婚という時に相手を正しく見定められなく、その結果は苦労させられる相手と結婚してしまい、それがまた結婚での愛の枯渇を招き、別の男性に魅かれて行ってしまうという連鎖になり易いのです。

 

不倫を繰り返す女性は、そういう意味では大変に気の毒な訳です。

 

 

鑑定を長くやっていると気付くと思いますが、両親が離婚していると、その子供たちも離婚する確率が非常に高いです。

その理由を占い的に表現すれば「親の因縁」ということに成るでしょう。

しかし、科学的に考えれば、両親が離婚するほど関係が悪い事を見せられて育った子供は、両親から「愛」というものを学ぶ機会が少なくなったとも云えます。自分も親からハグされる事無く育つと愛情というものを知らないで大人になってしまう事もあります。そういう状態はとても精神的に不安定な状態が続くのでもあります。

 

 

 

しかし、両親から愛を学ばなくても、お爺さんやお婆さんに可愛がられたとか、両親の夫婦仲は悪くても、どちらかの親から十分に愛情深く育てられていれば、愛の枯渇には成らない事も多いです。

 

 

 

以上のようなことを、鑑定時には命盤で観察すれば良いのです。

命盤で現れていることを、相談者さんに確認してみるのです。

※このような場面でオハジキABCDは威力を発揮します。

 

「幼少期に、お父さん、お母さんのことで嫌なことは有りませんでしたか? 命盤には幼少期に辛そうな思いをしたように現れています。精神的にも寂しいとか憂鬱な状態が現れていますが…」と聞いてあげることです。

※このような場面で相談者さんは多くの方が涙されます。

余程、辛かったのでしょうね。ずっと寂しさに耐えて強く生きて来たのでしょうね。

 

それだけで、相談者さんは自分が幼少期に不遇な状態で育ったんだなって気付くことも多いです。

これだけでも、相談者さんは心が軽くなります。

 

さらに、愛情不足の状態で育つと、思春期以降にその愛情不足を満たそうと、近付いて来る男性に対して、勘違いを起こしやすくなることも教えてあげます。