■ご質問⇒ 人間関係の宮(六外宮の人)は、どのように見分けますか? | 紫微斗数(しびとすう)と 易占 宮立命/宮巫女 Miya_ritumei/Miya_miko

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六外宮の人

 

生徒さんからご質問を戴きました。

 

■ご質問

お医者さん(主治医)は奴僕の人なんでしょうか?それとも立場が上だから父母宮でしょうか?

 

●お答え

ご質問に対しての結論から申し上げます。

主治医なら基本的に自分のことを親身になって考えてくれる人ですね。そしてその主治医の言う事には従わなければ成らないなら父母宮の人です。

主治医でも自分のことを、あまり親身に考えてくれなくて、自分も主治医に対して素直に接しれないなら、それは単なる奴僕宮の人です。

 

 

人との関係を何処の宮で診るのか?

これは流派によって違うのでご説明します。

 

欽天四化は、基本的に自分と家族のことを観る占いですから、欽天四化ではどんなに親しくても「他人は他人」ということを忘れないようにしてください。

 

一つの例をあげましょう。

欽天四化で兄弟宮の人は、母親、兄弟姉妹と限定的です。これらの人たちと日頃から険悪な関係でも兄弟宮の人です。つまり信頼関係と云う事ではなく、戸籍上の関係と言った方が分かりやすいかも知れませんね。

欽天四化では兄弟宮に必定(同象自化)があれば、自分も含めた家族に離婚や死別の可能性がある、と判断したりします。

 

 

 

【プロ養成講座】では、単なる吉凶判断のために欽天四化の判断も用いていますが、もっと深い心理を探るために以下のように解釈を用いています。

つまり、人との利害関係や感情的な面の判断のために「自分にとって、どのような関係にあたる人なのか?」という基準で判断します。

 

【プロ養成講座】では、兄弟宮は「相手を信頼して心の内を何でも打ち明けられる人」という定義になっています。ですから、兄弟宮が悪い人(兄弟宮に生年化忌や自化忌(D→)、必定、擎羊、陀羅などが有る人)は、親友が出来難い、出来ても長続きしない、人との信頼関係が希薄になり易いので結婚も上手く行き難い、恋人も出来難い、というようなことが命盤を一目見ただけで判るようになります。

 

父母宮も同様で、両親は生まれた時から基本的に従わなければ成らない関係の人です。幼少期までは自分にとって絶対的な権限を持っている人になります。父母宮が最悪ならば、その最悪でネグレクト(育児放棄)されて死亡させられてしまうかも知れません。

成人して親元を離れ社会に出た場合でも、自分が絶対的に従わなければ成らない関係の人は父母宮の人です。会社の上司、社長などです。これらの人と関係が悪化して会社を辞めれば、上司や社長は単なる奴僕宮の人の関係になります。

主治医は、その医者に治療して貰っている間は父母宮の人です。

 

欽天四化では、上記のような解釈や理論はありません。単に親(父親)からの恩恵の有無、親の不幸などを診ます。どんなに険悪な関係でも父母宮の人です。

 

【プロ養成講座】では大限や年での様々な人間関係の悩みを扱います。

その場合に戸籍上の関係ではなく、実際の関係性で対象の六外宮を用いて判断しています。

欽天四化の理論のみを強く身に付けてしまっている場合には混乱が生じると思います。

流派をうまく切り替えて使えると良いですね。