医療の闇
今回の記事は私の健康問題のお話です。
私は今年で満72歳になります。
生れ付き様々な身体的な欠陥を持って生まれて来たことは、過去記事で書いていますが、今回は中年以降からずっと病院通いしているお話です。
50歳代に私は、生まれ故郷の山梨を離れ静岡に移り住みました。
この辺りの出来事も過去記事で書いていますが、静岡に転居するのも困窮し人生行き詰っての結果、しかたなく新しい仕事を求めて流離うような状態で来たのです。
ですから、静岡に引っ越してからも食生活も貧困との戦いがずっと続いた訳です。
静岡に越してトラックドライバーとして働きだした時に、職場の健康診断がありました。その時の結果が高血圧(120/200)、そして高脂血症の診断をされました。その時から血圧を下げる薬と高脂血症の薬を飲み始めました。
凄い検査結果でしたが、高血圧や高脂血症の自覚症状は一切なかったので驚きました。
ただ、毎晩のように就寝中のこむら返りにはずっと悩まされて来ました。
こむら返りは、就寝中にふくらはぎに激痛が起こり飛び起きますが、激しい痛みのためと足が硬直して動かなくなり、立ち上がることも思うように出来ません。
必死の思いで起き上がってマッサージしたりするのですが、硬直が消えるまで時間が掛かります。こむら返りが一度起こると、その日は一日中激しい筋肉痛が残って仕事にも差し障ります。
当時は、それらの原因は分かりませんでした。
薬を飲み始めたことで、血圧はいったんは下がりましたが、しかし再び徐々に上がり始めて、年々血圧の薬も高脂血症の薬も増える一方でした。
そして、ずっと20年ほどたくさんの薬を飲み続けて来ました。
病院のお医者さんからは、血圧の薬は飲み始めたら、ずっと飲まないとダメですよ。と一生飲み続けるものだと説明されました。
薬を貰いに病院に通うのが日課のようになりました。
60歳代になったら、高血圧、高脂血症、毎晩のようなこむら返りに加えて、便秘にも悩まされるようになりました。
介護の仕事を辞めて占いをするようになったら、運動不足も加わり便秘は益々ひどく成り、一週間まともに排便が無い時も頻繁になりました。
お腹は膨れガスが溜まり、常に息苦しさとの戦いです。そのストレスで血圧は益々上がります。
病院に相談すると下剤の酸化マグネシウムを処方されますが、それを服用すれば下痢になります。薬の量の調整が難しいです。
便秘と下痢の繰り返しで身体はガタガタ。
そんな時に大腸の内視鏡検査を受けましたら、腸内に憩室(けいしつ)が多数出来ていて医者から危険性を指摘されました。
慢性的な便秘は腸内圧力が常に増して憩室が出来やすいそうです。
そのことから、今度は便秘を改善する薬も服用するようになります。
便秘の薬も多く飲まないと効かなくなってきます。
まさに薬漬けが20年間も続いた訳です。医療費も半端じゃあないです。結構な出費です。
そして20年後、そんなある日、ネットで「こむら返り」の記事を見付けて、いろいろ調べてみると、水分不足、塩分不足、マグネシウム不足などの情報が出てきました。
そこで、水分不足に成らないように頻繁に水分補給もしてみましたが、あまり効果は無く就寝中のこむら返りは起こりました。
塩分不足は有り得ないと思いました。元々濃い味が好きで塩分はむしろ過剰ではと思いました。
そしてマグネシウム不足は? ということで食事をいろいろ変えて見ましたが思うような効果は無く、相変わらずこむら返りに悩まされ続けていました。
そんなある日、行きつけのスーパーマーケットで「飲用にがり」という商品を見付けました。手の平サイズの小さなボトルに入って300円ほどでした。
「健康飲料」とも表記がありました。
ネットで知った「マグネシウム」です。
ちなみに「酸化マグネシウム」は身体に吸収されない下剤になります。
「にがり」は「塩化マグネシウム」です。おなじマグネシウムでも異質なんですね。素人にはよく分かりませんでした。
「にがり」のボトルの表記に従って水に薄めて適量を飲み始めました。
すると一日目に効果が出始めました。
先ずは、夜中のこむら返りがピタッと止まりました。凄い効果です。
そして2~3日目からは排便が柔らかく成り、毎日定期的な排便でお腹が凹んでスッキリし始めました。
体重が減少し始めました。65Kg ⇒ 55Kg になりました。腸内の便が無くなった? メタボが消えた?
もっと凄いのは血圧が毎日、90/160もあったものが、70/140まで下がるようになりました。
そのことから、高血圧の薬と、高脂血症の薬と、下剤を一切飲むのを辞めました。病院の薬をすべて止めて1週間が経過しましたが、血圧は常に70/140、そして快便です。こむら返りも皆無になりました。
私はどうも慢性的な「マグネシウム不足」に陥っていたのです。
それも20数年間も。
きっと幼少期からマグネシウム不足だったのでしょう。
母親のお腹の中に居た時からマグネシウム不足だったのかも知れません。
過去記事にも書きましたが、母親は嫁いだ時から姑に虐められて、食べるものもロクに無かったそうですから。
私が3歳ぐらいの写真が有りますが、難民みたいに骨と皮の骸骨みたいでした。
私が小学生時代も、中学生時代も成長期でしたが、家は貧困で食べるものに不自由していました。肉や魚は盆と暮れにしか食べられません。
日々の食事は庭先に生えた野菜が中心でした。それもいろいろな種類は無く、決まったものばかりでした。
ですから、小学校に上がる時には歯がボロボロ、虚弱体質で青白く体育が出来ない少年でした。
そんな生活がずっと続いたせいなのでしょう。慢性的なマグネシウム不足だったのでしょう。
マグネシウムは骨や体中の細胞には欠かせない必須のミネラルだそうです。しかし、それに気付いたのは72歳になった今でした。
病院に20年以上も通院していても、誰一人医師はそういうことを指摘しませんでした。
医療知識の基本の基本ですけど。
血液検査も定期的にして来たのに、それを一切指摘せずに、ただただ薬漬けでした。
これは紛れもない医療の利権ですね。
こういう患者が日本社会には溢れているのではないでしょうか。
病気の原因には意図的に目を向けずに、薬で一時的に症状を抑えている医療です。薬を減らせばすぐに再発。だからどんどん薬を増やす。
それが現代医療の基本。保険制度も医療制度も、この利権で成り立っていて、政治家もこの利益の受益者になっているのでしょう。
国民だけが被害者。国民からチューチュー吸い取る政府。
「ライトワーカーまきてぃ.」さんのブログです。
今の私は病院に行かなくなって1年ほどです。服用している薬はゼロです。
コンビニ弁当や総菜は止めて、加工食品も極力減らしています。
ちなみに「塩化マグネシウム」のことをネットで見ると「危険」などという記事も散見できます。病気が治ってしまっては困る人々の意見でしょう。
もう自分の事は自分で守る時代になりましたね。
「専門家」と云われる人々がテレビによく出ますが怪しいと思った方が良さそうです。