「紫微斗数で性格や行動傾向を読む」の続き ②
生年四化の【化禄】について
【化禄】A⇒ 縁起 （金儲け、豊富、楽観、聡明、虚D）
この星について詳しく考察してみます。
【化禄】の意味をもっと挙げてみましょう。
◎印象が良い。
◎好かれる。
◎性格が良い。
◎完璧主義じゃない⇒ ほどほどで満足（虚D）。
◎頑張らない⇒ ほどほどで満足（虚D）。
◎人からの協力が多い。
◎人助けも大好き。
◎多くの人が集う⇒ 人が集まって来る。
◎協力し合える。
◎物事が順調に進む。
◎成果があがる⇒ 儲かる⇒ 収入が増える。
◎儲かれば、それを人に施す⇒ 利益の還元⇒ 人に好かれる⇒ 感謝される⇒ 人が集まって来る⇒ 協力し合う⇒ 成果があがる・・・
これを繰り返す循環が始まるのが【化禄】の作用です。
「縁起」とは、前記のように人との縁が始まる要素を表しています。
人との良い縁が始まる事を現しています。
人と良い縁が始まるためには何が必要ですか？
◎どんな人でも、誰にも好かれる。
◎どんな人にも合わせて対応できる人 （A随D走）。
◎印象が良い。
◎印象が良いということは、顔の表情も朗らかで親しみがある事。
◎性格も良いこと。
◎嫌な事でもあまり嫌と感じないプラス思考の人。
◎拘りが無い⇒ 人間関係を良好を優先⇒ 臨機応変に対応できる。
このような効果から次のような行動が生まれてきます。
◎対人関係良好。
◎多くの人と集うのが好き。
◎一人で家に居るのはつまらない⇒ 外出好き⇒ 外で誰かと一緒に居るのが好き⇒ 多くの人の集団で活動⇒ 成果が大きい。
◎誰にも合わせる、話が合う⇒ 新しい人と出会うと、その人の知識を吸収する⇒ 新しいもの好き⇒ 好奇心旺盛⇒ 広く浅く知識を広める⇒ 拘りが無いので深くは探究しない。
【化禄】は完璧は求めません。ですから虚なのです。つまり絶対では無いのです。
※【化忌】は他者に合わせません。自分に拘ります。ですから【化禄】が【化忌】に合わせます。⇒ A随D走 なのです。
詳しくは【化忌】で説明します。
【化禄】は
要領が良い⇒ 世渡り上手。
このような人は対人関係が良好です。
誰とも仲良く出来ます。
印象が良いので周囲から助けられることが多いし、本人も人助けが好き。
周囲から協力が簡単に得られるけれど、完璧主義じゃないので、周囲に対しても完ぺきを求めない。ほどほどで満足。
だから、協力する側も気軽に手伝える。
何よりも人間関係の構築に努め、それを優先します。
そのために相手に対して無理な事を求めません。
【化禄】が命宮に入ると、このようなタイプの人になります。
命宮の主星がどんな星でも、このようなタイプになります。
例えば、七殺でも、廉貞でも【化禄】のように人柄が良くなります。
【化禄】が六外宮に入ると、その宮が表す人間関係で【化禄】の効果が得られます。
■兄弟宮
親友が出来やすい。兄弟姉妹、お母さんとも【化禄】の関係が構築出来るようになります。その結果その宮の人との関係で物事が上手く行きやすいです。人と信頼関係を構築する能力があります。
■夫妻宮
配偶者のお蔭で物事が上手く行きやすいです。
■子女宮
親孝行の子供に恵まれやすく、家庭内も明るくなります。
命盤の本人は人を育てることが上手です。
■遷移宮
周囲を取り巻く人間関係で【化禄】の効果が得られます。
社会で成功しやすくなります。
■奴僕宮
社会に出て活動で関わる人たちと良い関係が構築でき、その人たちの協力関係で成功しやすくなります。
■父母宮
両親は子供のために尽力してくれます。両親も人望の厚い人です。
その親の七光りで物事が上手く行きやすいです。
親の影響のある地元に居た方が成功しやすいです。
両親は見返りを求めない愛情であなたを支援してくれます。
生年四化は六内宮に有った方が良いと云われますが、【化禄】に関しては命宮に有る場合は全てに対して良い効果が期待出来ます。
六外宮に有ってもその宮で良い効果が期待できます。
生年四化が全て六外宮の人は、「他力本願」を上手くやることです。
つまり他人を上手く使うことを考えれば良いのです。
そうすれば、自分は寝ていても誰かが成果を出してくれます。
大企業の社長さんはまさに「他力本願」で成果を出している訳ですから。
六内宮の【化禄】については次回に・・・
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