誰もがうらやむ業界最大手企業を辞め行政書士になった変わり種宮本秀一の”会社や年金に頼らず生涯現役で稼ぐ帝王学” -118ページ目

お手軽にはじめるなら個人事業

起業する方法として会社をつくるよりもずっと簡単に始められる


方法があります。それが、個人事業という形態です。 


個人事業を始めるためには、2種類の書類を提出するだけです。


ひとつは、”個人事業の開廃業届書”という書類で提出先は


税務署です。 もう一つは、”個人事業税の事業開始等申告書”


という書類で提出先は都道府県の税事務所です。


基本的にはこの2つの書類をだすだけで始められます。 


特に費用はかかりません。


埼玉のちょっとメタボな行政書士 宮本秀一の”起業応援歌”-開廃業届出書サンプル
開廃業届出書サンプル


あとは、必要に応じて、税制上の優遇を受けられる”青色申告”


や従業員を雇う場合には”給与支払事務所等の開設届出書”、


”労働保険、保険関係成立届出書”、”雇用保険被保険者資格


取得届”などの提出が求められます。 


埼玉のちょっとメタボな行政書士 宮本秀一の”起業応援歌”-所得税の青色申告承認申請書
所得税の青色申告承認届出書サンプル


後半は会社をつくる場合にも同じような手続きが必要になります。


事業を始める点だけに注目すれば、個人事業という形態は


お手軽ですよね(=⌒▽⌒=)

起業=会社をつくること?

わりと多くのひとが”起業=会社をつくること”と考えているようです。


私のところへくるご相談にもそのような方がときどきいらっしゃいます。



たしかに2006年5月に新会社法が施行されて、会社はそれまでと


比べて創りやすくなりました。 資本金1円でも創れますし、


取締役も1人でも創れます。 しかも有限会社は新会社法で


廃止されましたから、株式会社で創れます。 代表取締役社長に


なれるのです。 なんかかっこいいですよね。 



創りたくなる気持ち、わからなくはないです。 


私的には会社を創って頂いた方がよいのですが・・・。


自分の事業を始めるにあたって、どうして会社をつくらなきゃならない


のか、よーく考えてみてください。

起業するとき、あなたならどうしたいですか?

先日、ホームページ開設に関するセミナーに行ってきました。 


参加者の年齢層は幅広く、20代~60代以上まで30名ほど


集まってました。 そのほとんどがこれから起業を考えている


人たちでした。 女性は1/3程度。


日本のスモール・ハンドレッドの種かもしれませんね。


家庭菜園の土地と農具のレンタルと管理代行事業だとか、


田舎でポピュラーな豆菓子をネットで全国販売したいとか


社員教育のコンサルタント業だとか、いろいろなアイデアで


起業を考えておられるようです。


起業するとき、あなたならどうしたいですか?