あれから10年経とうとしています | みやみや珈琲日記

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毎日のコーヒータイムに、ちょっといいことを。

今日もブログに来ていただき、
ありがとうございます😊

こんにちは、みやです。
 
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今日は4月1日、
新年度がスタートしましたね。

聴いていたラジオも
新社会人や
関東で新生活を始める人たちに
エールを送る内容でした。


近所の桜の蕾もだいぶほころんできました。


実は2024年度は
私にとっては大きな節目の年度なのです。

新卒で入社して
16年勤めた会社を辞めたのは
2014年6月末。

大きなキャリアチェンジから
ちょうど10年経つのです。

両親が商売人だった家で育った私は
働くことが好きでした。

好きと言うよりも
働くことが当たり前と思っていました。

自分がそうであったように
子どもは働く親に従うものだとも
思っていました。

でもいつしか私は
息子にそれを強いるようになっていました。

両親や周りの大人の顔色ばかり気にしていた
子どもらしくない子どもだった私。

このままだと
働く私に従えと
息子に対する強要が
さらにエスカレートしてしまう。

息子の可能性を
潰してしまうかもしれない。

小さな息子を
子どもらしく育てたい。

そう思って
息子が小学校に上がった年度に
会社を辞めました。

あれから
10年経とうとしています。

10年経ってみてどうか?

今、私は幸せだと
自信を持って言えます。

会社を辞めても
今も仲良くしてくれる友達がいます。

息子のおかげで
学校や地域で
新しくたくさんの方と知り合って
ママ友以上の友達もできました。

息子が小4になった時に
カフェで仕事と
人生にとって大切なことを学び始めて
職場仲間と学び仲間もできました。

絶望するほど見たくない自分、
情けなくなるほど仕事ができない自分とも
かなり向き合いました。

学んだことを家庭と職場で実践しながら
周りの人に助けてもらいながら、
少しずつ
自分のことが好きになって行きました。

周りからの評価を気にする
あざとい自分、
マウントをとる自分、
過去の栄光にしがみつく自分。

何とも嫌で
何とも面倒臭い自分から
ほぼ卒業もできました。

先日、
革の手帳カバーの手入れをしました。

2014年に発売された
ほぼ日手帳のヌメ革の手帳カバーです。

会社も辞めるし、
息子も小1になるし、
どんな風に生きていこうか
全く決まっていなかったけれど、
ただただ新しい自分になりたくて
ヌメ革の経年変化で
自分の歩みを感じたくて買った手帳カバー。

そんな思いを込めて買ったにもかかわらず、
使っていたのは1−2年?

でも手帳カバーは
「いつか使うかなぁ??」と
捨てずに取ってありました。

ちょうど先日、
革の財布の手入れをした時に、
「そう言えば、
 あの手帳カバーどうなったかな?」と
数年振りに取り出してきました。

何ともいい感じの飴色になっていて、
お手入れのしがいがあると言うもの!

「10年経ったなぁ、、、」

レザークリーナーで汚れを落とし、
レザークリームを塗って
手帳カバーを磨き上げました。



ここ数日、
この手帳カバーを何に使おうか考えていました。

愛用の手帳は別にあるから、
メモ帳かしら?

イラストを描きためるのも
いいかも?

色々考えた末、決めましたよ!

この7年間学んできた
「人生にとって大切なこと」を
サッと見返せるよう
「学びノート」にすることにしました。

あとは毎年手帳に書き留めていた
本、音声メディア、歌詞などで出会った
「お!これはいい!」と思った言葉も
改めて書き写そうと思います。

中身のノートはこれから探しますー。

共に育って行く。

楽しみ、楽しみ。