深煎り寄りでコクのある
ブレンドコーヒーが大好き！
こんにちは、みやです。
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先週の火曜日から今日までの1週間、
カフェの仕事はお休みをいただいていました。
先週は
ちょうど息子が修学旅行だったので、
「これはチャンス！」
とばかりに
夫婦で旅行に行ってきました。
軽井沢経由で
群馬県の草津温泉へ。
途中「白糸の滝」に寄りました。
山の上の方は冷んやりとしていて、
滝に行くまでの道の横を流れる川の水も
白糸のようでした。
「白糸の滝」はとてもキレイでした。
ザーッと言う滝の音を聞きながら
しばらくぼんやり眺めていました。
近くにあった
「白糸の滝」の説明を読んでビックリ。
浅間山に降った雨が浸透して
地下水として湧き出るまでに
何と！6年もかかるそうです。
「今見ているこの滝は
6年前に降った雨なんだよなぁ、、、」
6年前、私は何をしていただろう。
全力で走りたいのに
でも走って行く先がわからなくて
燻って、
イライラして、
周りに助けって言えないくせに
周りのせいにして
でも穏やかさが欲しくて。
6年後、私は何をしているだろう。
この5年半の学びのおかげで
欲しかった穏やかさも
だいぶ自分で作ることができるようになって
チャレンジしようと思えることも増えてきて。
私はすごく短期視点で物を考える方なのですが、
急に自分が
とても長い時間軸の中に
ポンッと置かれたような気持ちになりました。
自分の足元から
過去と未来にメジャーが勢いよく伸びて行くような
すごく不思議な感じも。
私は結果を急いでしまうことも多い。
すぐに動かない息子にイライラしたり。
一方夫はいつもゆったり構えている。
少し前に
息子に対して
どうしてそんなにゆったり構えていられるのか
聞いてみたら
思わぬ答えが返ってきた。
「歴史とかってさ100年、200年、
もっと言うと1000年単位で見る場合もあるし。
それと比べたら目の前のことに
そうイライラしてもなって思う。」
夫は歴史が大好き。
特に中国史が大好き。
ちなみに私は社会科全般が苦手で💦
とにかく夫婦で全然視点が違うんだなぁ！
って思いました。
でも「白糸の滝」を見ていて、
夫の言っていたことが
ほんの少しわかったような気がしました。
私達は大きな流れの中にいる。
翌日、吾妻渓谷にも行きました。
平日で雨が降りそうだったこともあり、
渓谷には私達だけでした。
橋の上から覗くと
その高さに足がすくみました💦
山道を歩いていると
木の根っこがたくさん出ていました。
今まで何度も山道を歩いてきたはずなのに、
足元に根っこがあるって
初めて気づいたような気がしました。
苔もたくさん生えていました。
「こんなに木が大きくなるまで、
こんなに苔が生えるまで、
一体何年かかるんだろう、、、」
コーヒーの木を育てるようになったからか
こんなことも考えるようになりました。
私が生きている「今」は
過去からの膨大な時間の積み重ねであって、
これから先の未来には
果てしなく長い時間が続いて行って。
自然から見ると
私達はとても小さな存在だけれど
自然はいつもそこにあって
優しく包んでくれていて。
そんな中
周りをコントロールするために
イライラしていた私は
一体何をしていたのだろう。
大自然に敵うはずがない。
コントロールするなんて
何ておこがましいんだ💦
そんなことよりも
目の前のことを
そこにあるものを
「あ、そうゆうもんなんだねー。」
ってただただフラットに受け止めて
楽しめばいいんじゃないか。
ついつい先に
「えー？これどうなってんの？」
とか
「えー？それのどこが楽しいの？」
って
自分基準で考えてしまうけれど、
目の前のことを
「へー、すごいねー。」
「あ、そうなんだー。」
「おっ、楽しいんだな！」
って見てみればいいんだなー。
草津温泉の湯畑。
硫黄の香りがすごかったけど、
「The 温泉地」って感じがしました。
集まった人達も
みんなワイワイ楽しそう。
榛名湖と釣り舟。
霧も出ていて静かで幻想的。
と、思いきや
少ししたら釣り人の声が響いてきた。
釣りについて語っているであろう
その熱量がすごかった。
白鳥のボートに乗ろうものなら
「こっちに来るなーっ！」
って言われそう（笑）
夢中になるっていいね。
同じものでも
自分の心の持ちようで
見え方、感じ方、考え方が
変わるんだと実感できた旅でした。
自然ってやっぱりいいなー。