お待たせしました！
人生初のコーヒー焙煎体験記（後編）をお届けします。
三度の飯よりコーヒーが好き。
こんにちは。
みやです。
本では50gの生豆なら、だいたいトータル20分（前半10分、後半10分）で焙煎できると書いてあったのですが、、、
実際はなかなか本のようには行きませんでした、、、
手網ロースターを振れども振れども、前半10分のようにパチパチ言う音も、煙も出てきません。
それどころか気づけば1時間も手網ロースターを振り続けていて、右肩がパンパンだった私。
体験記（前半）の記事はこちら
こんなに時間がかかるのは何かあるはず？？
（気づくの遅すぎ！）
「あ、扇風機かけてるからかも、、、」
右手は手網振りながら、思い切り左手を伸ばしいても扇風機に届かないから、結局足で扇風機を止めました。
「焦げるのが怖いから火が小さくしちゃってたかなぁ、、、」
そこから一番火力が強いコンロで手網を振ることにしました。
火力は弱火だったのですが、確かに火が広がる直径と言うか範囲が広がった気がしました。
そのとき！
出ました！煙が！
ふわぁっと！
焦げてきた香りも！
パチパチ言う音も！
「おおーっ！来たー！」
焙煎士さんが「火災報知機に気を付けて。」と言っていたので、焼き肉ぐらい煙が出るのかと思いきや、あまり煙が出ませんでした。
生豆がどんどん茶色くなっていきました。
右肩はもはや筋肉痛。
でもここで振るのを止めたら、絶対焦げるーっ！
それは嫌だーっ！
見本にとロースタリーで焙煎してもらったコーヒー豆と色を比べながら、手網を振り続けました。
「焦げるのが怖いから、もうここで止めてみよう。」
と一瞬煙が出てから7分ぐらいで、焙煎をストップ。
焙煎済のコーヒー豆を笊に開けて、冷ますために振ってみました。
焙煎士さんがお店で焙煎後のコーヒー豆を大きな笊に入れて振っていたので、とりあえず見まねしてみました。
するとコーヒー豆と外側の皮（？）がどんどん分かれて行きました。
「えーっ！こんなに皮が出るの？？」
もう知らないことだらけ！
やっぱり実際にやってみないとわからないなぁ！
左が私の焙煎したもので、右がロースタリーで焙煎してもらったもの。
人生初のコーヒー焙煎で、コーヒーっぽいものができて、本当に嬉しかったです。
ずっとやってみたかったから。
本ではコーヒーの勉強はしたけれど、実際は見たことがなかったし、肌で感じてみたかった。
でも同じ生豆なのに、焙煎の仕方で本当に全然違う。
「どうしたら、こんなにふっくら美味しそうなコーヒー豆になるんだろう。」
「どうしたら、自分好みの味、香り、風味のコーヒーにできるんだろう。」
知りたいことがいっぱい出てきました。
いつも働いているカフェでは、焙煎済でパッケージされたコーヒー豆を使って、コーヒーを入れています。
コーヒー豆はいつもキレイで、皮（？）なんてついていません。
コーヒー豆と皮を分けてくれる人がいるから、カフェではキレイなコーヒー豆ですぐにコーヒーが入れられるわけで。
焙煎後のガスコンロには微塵がいっぱい出ました。
大量に焙煎すればもっと出るはず。
それを掃除してくれる人がいるから焙煎ができるわけで。
コーヒー豆は「コーヒーベルト」と呼ばれる、北回帰線と南回帰線の間の国で栽培されます。
コーヒーの種から、毎年実をつける成熟したコーヒーの木になるまで4年ほどかかると言われています。
実が収穫されて、加工されて、海を渡って日本に来て。
コーヒーが私達の手元に届くまでには、本当にいくつもの工程があって、多くの人が関わっていることを実感しました。
コーヒーに関わる全ての人達に感謝しながら、コーヒーを大切に扱って、責任を持ってお客さまに美味しいコーヒーをお届けしようと改めて思いました。
1時間以上手網ロースターを振り続けた私の右肩は、まだ筋肉痛です。
コーヒー焙煎、やってみて本当によかったです！
手網ロースターでコツコツ焙煎を練習して行きますー。
また報告しますねー。
今日も美味しいコーヒーと出会えますように🥰
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☕本日のコーヒー
今朝はドラマ『珈琲いかがでしょう』とコラボしたコーヒー豆を入れました。
猿田彦珈琲 TAKO BLENFD
TAKO → たこ → 8本足と言うことで、8カ国のシングルオリジンのコーヒー豆がブレンドされているそうです。
最初の方はナッツやチョコレートのような風味が広がって、後からレーズンのような風味が追いかけてくる、何とも不思議なコーヒーでした。
ちなみに私は主演の中村倫也よりも磯村勇斗の方が好きです(笑)
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