梅雨入りの見込みは? | 新たなる船出~ちょっと得する情報のページ~

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本日、1ヶ月予報(6/8~7/7)が発表された。
この先は北海道日本海側・東北・北陸・関東甲信と沖縄で気温が平年より
高い確率が70%で、その他北海道・東海・奄美も同じく60%。かなり暑い。
近畿から九州の西日本も50%と暑い。

●1週目(6/8~14)は北日本で高い確率70%以上とかなり暑くなりそう。
特に北海道日本海側は80%と、北国とは思えない程暑いかもしれない。
北陸・沖縄も60%、関東甲信・東海も50%とだいぶ高い。
一方、近畿・四国は平年並みか平年より低い傾向にあるとみられる。
●2週目(6/15~21)は東北・関東甲信が高い確率70%とかなり暑くなる。
北海道・北陸・沖縄も60%とだいぶ高い。その他西日本など広範囲で50%。
●3・4週目(6/22~7/5)。いよいよ7月に入るが、
関東甲信・北陸から西で気温が平年より高い確率50%。
北日本も平年並みか平年より高い。

目先2週間先までは、東の方程かなり暑くなるのかもしれない。
尚、東北・関東甲信では、6月15日以降高温に関する早期天候情報が
発表されている。

さて九州~東北では一向に梅雨入りが見えないが、この先の降水量は?
向こう1ヶ月は、平年より少しでも少なくなるエリアはみられない。
寧ろ西の方では、平年並みか平年より多い傾向にある。
関東も少し多い方にブレている。

今年は梅雨入りが遅いといわれているが、梅雨入り前から大雨の恐れはある。
というのは、梅雨前線は日本の南に離れてしまっているが、今週末辺りから、
大陸から別の前線が日本に進んでくる。9日(日)にはその一部が
九州にかかる。更に、前線上に現れた低気圧が、10日(月)にかけて東へ進む。
九州では8日(土)から降り出す可能性があり、9日には西日本、10日は東日本で
雨が降り、大雨の恐れがあると言われている。

しかし、気象庁の見解では、東日本の多くでは週間予報に雨マークなし。
そもそもこの前線は、日本に留まることなくすぐ南に離れていきそうで、
大雨になるか以前に、雨の可能性すら不確実性が高いのかもしれない。
なので、今度の週末前後での梅雨入りはないという見方が有力視されている。

では、梅雨入りはいつになるのか、具体的な見込みはというと、
来週には梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧の勢力がやっと強まりそうで、
梅雨入りは来週末、16日(日)を中心としてその前後とする見解が大勢。
月の後半になるのならば、記録的な遅さといえる。
関東では、記録が残る1951年以降、最も遅い梅雨入りは1967年と2007年の
6月22日。また、同16日(1986年)も7番目の遅さで、タイ記録となりそう。

梅雨入りが遅くなれば、その分梅雨明けも遅くなるんじゃないか?と
言われるかもしれないが、その辺はまた別途掘り下げたいと思う。
梅雨に関わるデータは変動が激しい。何より自然が相手なのだから。
気象予報士をも悩ます予報の難しさと不確実さ。注視が必要なのだろう。
それにいつも思う、空梅雨の可能性も十分あるので、これも注意すべき。
夏に限ったことではないが、水不足はいつでも注意・対策せねばならない。

明日は東北以南で、熱中症に注意が必要な所が多く、北海道にも
要注意の所がある。要警戒の所も点在している。
南西諸島には厳重警戒の所も。
東京の明日の暑さ指数(WBGT)は最大23(注意)。
この先は夏先取りの暑さが続きそうなので、早い内から熱中症対策を。