ぽよちゃんとご対面 | 臨月死産 流産 不育症の天使ママ*歳の差姉妹の子育てスタート

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2016第一子出産→2020.第二子死産(36週)→2020.11流産(6週心拍確認前)→2021.6流産(5週心拍確認前)→2022.2第三子妊娠
不育症対策しながらの妊娠記録です→2022.9レインボーベビー産まれました

 

出産後、助産師さんたちが赤ちゃんを綺麗にしてくれて産着を着せてくれました。

47.9cm 2440gまで大きく成長してくれたわが子は、

見た目には本当に普通の新生児でした。

口をぽかーんと開けて眠っているようなかわいいお顔でした。

 

お腹の中で心臓が止まってしまって、一体どんな感じだったんだろう‥

苦しそうな顔だったらどうしよう‥とずっと考えていましたが

対面してかわいいお顔を見て抱っこしたとき、それまでの不安な気持ちが全部消えました。

 

子宮内胎児死亡を告げられて、実際に2ヶ月経ったいままで毎日を過ごしてきて

悲しくて泣く日ばかりですが、、

ぽよちゃんと一緒にいられた出産当日と翌日の2日間は

不思議と悲しいという感情がなくて

夢の中のようにふわふわした幸せを感じていました。

 

ぽよちゃんを抱っこしながら

こんなに大きく育っていたんだな、ってしみじみと実感して‥

ママとパパとお姉ちゃんを1度も見ることなく閉じたままの目や

ママとパパとお姉ちゃんを触ることができなかった小さな手や

ママのおっぱいを吸う事もなかった口を見て

もっともっとたくさんのことを経験させてあげたかったと心から思いました。

 

別に特別なことじゃなくても

みんなでごはんを食べたり、絵本を読んだり、公園で遊んだり

そんな日常を一緒に過ごしたかったなあと。

 

ぽよちゃんとご対面した後の時間は

わが子を抱っこできた幸せとか

もっと一緒にいたいのにお別れをしないといけない悲しみとか

思い出をたくさんつくりたかったっていう後悔とか

もう言葉にできないくらいたくさんの気持ちで心いっぱいでした。

 

死産は単純に辛いって一言では言い切れなくて、でも幸せと言うには悲しみが大きすぎて…

こんなにも複雑な気持ちになったのは人生で初めてでした。

本当に、赤ちゃんが元気に産まれてきてくれるのは奇跡ですね。