目の前に現れる人は
自分の鏡だというけれど、
みるだけ、声が聞こえるだけでイライラする。
嫉妬？そうだ。
分かってる。嫉妬。
認めたつもりなのに、
それでもグツグツグツグツ煮えたぎる。
その感情は生ぬるいものではなく、
高温の炎でグツグツと、
まるで私の身体すべてを溶かすように
ゆっくりと広がっていく。
私は死ぬほど努力してきた。
誰も教えてくれる人もいなくて、
それでもやらなくちゃいけなくて、
恐怖を克服するためにも
知識をつけなくちゃと
とにかく頑張ってきた。
仕事を家に持ち帰ったり、
資格取得したり、
マニュアルを読み込んで勉強したり。
人見知りだし、（人には違うって言われるけど…
人と潤滑にお話しするなんて
簡単にはできないと思ったから、
それも頑張って演じてきた。
なのに、
なのに、
私は誰とでも仲良くなれます！
おしゃべり得意です！
知識はないけど、元気でのりきります！
私がかわいいから、どうにかなるでしょ？
みたいなのが目の前に現れちゃうとさ、
もう、全力で否定したくなるよね。
こういう時、あぁ、私って本当に醜いなぁって思うのです。
かわいくもないくせに。
知識もないくせに。
死ぬ気でやれよ。
仕事なめんなよ。
どす黒ーいどんよりしたものが
私の胃のあたりで渦巻くのです。
目の前の人は、鏡 というけれど、
何かを教えてくれているとは言うけれど、
とにかくその子を見ると
私の無価値観が爆発する。
それが、エゴの声だとわかっているのに、
胃のあたりが熱を帯び、体中を包み、
いつの間にか私に成り代わっているのだ。
厄介なもんで、私を包み込んだ黒煙は
世の中のいろんなものを巻き込みながら、
さらに私の無価値観をえぐってくる。
あぁ、これってアレに似てる。
千と千尋の神隠しにでてくる
カオナシ。
足りない足りないってたくさんのものを求めるのに
満たされない。本当に欲しいものが手に入らない。
カオナシになった私は、
ただただ、体の中から湧き上がる
グツグツとした得体のしれないものを
原動力として息をする。
きゃっ、怖いよねー。
今日もそんな感情が朝から湧いた。
あれ、今日は楽しかったー！という1日にするぞ！って
朝願ったのに。
朝のシャワーでエネルギーチャージしたのに。
なんでそんな日に限ってこうなるの？
あぁそうか。
「楽しい1日になるといい」→「嫌なことが起きたらやだな」
「これだけ願ったんだから、悪いことおきるなよ！！！」
私は嫌なことが起きるなよ！というほうの波動が強かったんだろうな…
そういう思いに切り替えると、少しだけ楽になる。
だって、なんでその子が嫌なのか、
どうしたら私は変われるのかなんて
考えても、問題のエネルギーの中にいるので
解決しない（笑）
でも、イライラに飲み込まれてる時から、
ちょっと外側に出て、ここに書き出していくと
自分の気持ちをどう持っていけるか…とかを考えて
少し楽しくなってきた。
さ、お昼においしいもの食べよ…。