7月26日(日)新宿FACEに、俺、参上!
J-NETWORK主催興行 『J-FIGHT in SHINJUKU ~vol.10~』
http://www.jkickboxing.jp/competition/j-fight.html
第6試合の左禅丸選手のセコンドに入り、見事勝利!!(^_^)v
まだ一般開場前に会場入りをすると、もう、ウォーミングアップに入っている選手ばかりでした。
左選手はというと・・・リラックスしたものです。
それにしても、会場が複雑というか、彼が方向音痴というか、控室までの裏道を「あっ?こっちだっけな」「あれぇ~」と右往左往でやっと辿り着きました。
他にセコンドに入るジムの若手二人に挨拶をし、同ジムのレグルス池袋の方々と談笑をしながら準備に入りました。
これも、各選手の調整がうまくいった証でしょうかね。
そう、同ジムの藤原王子選手はメインイベントに登場するのですが、程よい緊張感で、気合いが入っていました。
モニタでは対戦相手の後藤選手がリング上で体をならしていました。
作戦を確認しながら、後藤選手の動きをチェックしていました。
一般開場前に少しリング上に登って感触を確認。
意外と柔らかいというか、沈む感じがするんです。
「結構、時間ってあっという間に迫ってきちゃうんだよなぁ」
などと言いながら、バンテージを巻き、チェック会場へ。
意外と細かいチェックが入るんですねぇ~。
選手から渡された注意事項と今日の作戦メモにもう一度目を通す。
タイオイル&白色ワセリンを体中に塗り、軽くストレッチなどでほぐしてからは、左選手の精神集中TIME。
第2試合終了をめどにスパーリングに入ると、ちょっと肩に力が入っているのが、周囲&本人も気になる。
『もっと肩の力抜いて脱力!脱力!!』
ひと汗をかいたところで、左選手の目つきも変わり、笑顔の中にも厳しさが伝わってきました。
第4試合終了後に入場口へ移動。
そこでもモニタを見ながら準備をしていましたが、意外と早い試合運びで、KO戦の連続に
「嫌な流れだねぇ~」
『若者達には派手な試合で会場を熱くしておいてもらいましょう!』
「今日は観客数も普段より多いから、雰囲気にのまれちゃうとヤバいよ」
と軽口でリラックス。
選手の後ろから、わたくしも氷・ワセリンなどなどを持ち入場!!
第一ラウンドから懸念された硬さが目立ち、なかなか手数が出ない。
ここでポイントを奪われたか?
第二ラウンドにパンチが当たりダウンを奪うと、本人が勝ち気に焦ってしまった様子。
セコンドからは、作戦通り「ロー!ローを出せ!!」と大声が出るも、大振りの左フックが空を切る。
左のキックが効いているのは明らかであり、指示はそちらなのにもかかわらず・・・。
勝負は最終ラウンド。
「ロー!!」の声に反して、なかなかキックを出せずに危ないパンチも食らってしまい、ロープに逃れる。
距離が詰まると首相撲、という意外な後藤選手の戦いに、左選手も少し戸惑いながらも、“このままいけば判定勝ち”の守りの姿勢が見え隠れする。
このままゴング。
結果は判定に。
29-28
1ポイント差でしたが、奪ったダウンが効きました。
「しょぼい試合だった~」
と本人は言いながらも、久しぶりに観戦に足を運んだ家族の前での勝利に嬉しさは隠せない様子。
軽く汗を拭き終わると、そのまま、入場ロビーで家族と対面。
意外と長男はドンビキです。
写真撮影をして、あらためて喜びがあふれてきました。
僕が観戦した際は、実は、彼、負けなしの2勝1分なんですよね。
いやぁ~、正直、ホッとしました。
控室に戻り、モモカンをアイシング~!
喜びも、反省も、しかし、笑顔で互いの協力を握手で確認しあい、メインの藤原選手を見送りました。
メインはというと。
残念ながら判定負けを期してしまいました。
相手の出方を窺っているうちに受けたローキックが次第に動きを奪っていき、最終ラウンドでは厳しい戦いでした。
この他にも好カードや劇的なKO劇などもあり、会場はかなりヒートアップしましたね。
外は炎天下でしたが、ガンガンにクーラーが効いていた会場も熱かったです。