連日のように七五三のご祈祷のご奉仕をしております。
三歳五歳のお子さんは感受性豊かで
薄暗い本殿がどうも怖い様ですぐ泣きます
それを泣かさないように声かけて安心させて興味を抱かせて
保育園の保母さんの様に・・・
御祈祷中は厳粛にうやうやしく丁寧に
祝詞奏上時に住所名前は読み間違えないように心こめて
一流のパフォーマーの様に・・・
御祈祷終わってのご挨拶の講話は
お子様にもわかりやすく親御さんにも感銘していただけるような話題で
尚且つ、スポンサーかもしれない祖父母も納得のいく内容で
まるで芸達者な噺家の様に・・・
終わって外に出てお預かりしたカメラを向けながら
「○○ちゃん、ちょっとこっち向いていい顔してくださいね~
この写真がもとでモデルの話が来るかもしれませんからね~
はい、まぶしいですね、
まるで○○ちゃんの未来のように輝いてまぶしいですね~」
などと、お子さんの笑顔と親御さんの笑顔を引き出して
シャッターチャンスを作ってシャッター押して・・・
まるでプロカメラマンの様に・・・
あ~あ、私、いったい何やってんだろ・・・
いや、頑張る、
