早くも正月2日もあと数時間で日付変わろうとしておりますが
遅ればせながら謹んで新年のご挨拶を申し上げます
本年も何卒倍旧のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます
よく「あ~、また一つ歳をとったね・・・」などと言いますが
”歳”は、”とる”ものではないんですよね、
取ったら減ってゆきますから
”歳”は重ねるものでして
「あ~、またひとつ歳を重ねさせていただけた、一年長生きできた」と、
感謝すべきものなのかもしれませんね
ところで、
社頭に参拝に来られた家族連れの
小学生5~6年生ぐらいの男の子が
「お守り買って~」っておねだりしていました
「よしよし、おじいちゃんが買うたるで、どれがええねん?」
安産・病気平癒・厄除・学業成就等々
いくつもの種類があるお守りの中で
その男の子が手に取って選んだのは
な、なんと、「長寿守」
「僕!?これはね、長生きをお願いする御守りなんだよ?」って
説明したんですけど
「うん、僕、長生きしたいねん!」
「え?え~?ほんまにそれでええのん?」
「うん、これがええねん!」
その男の子のお姉ちゃん(中学1~2年生くらい)も、
”安産”のお守りを手に取って
「わたし、これにしようかな~」
「ちょっ、ちょっと、お嬢ちゃん、
そ、それは、お嬢ちゃんにはまだ早すぎると思いますよ、
他のお守りにしませんか?」
「え~?そうなの、じゃぁ、これ」って
選んでくれたのは、普通の肌守り・・・・
この姉と弟、いったい何があったの?
どんな事情があっての事なのかは知りませんが
おじいちゃんからお守りの初穂料(代金)をお収めいただきながら
この姉弟が、つつがなく健やかな日々を過ごせますようにと
祈らずにはおれませんでした・・・