気分転換のゴルフに行ってきました
お気軽過ぎて気が抜けたプレイで
スコアはよくなかったけどお天気はすごく良かったです
けど遊んでばかりじゃないんです
ちゃんと創意工夫もして
こんなものを作ってみました
右が鏡と勾玉
高さは30センチほどの、真榊(まさかき)です
真榊とは、神事の場で祭壇の左右に立てる祭具で
緑・黄・赤・白・青の五色の幟(のぼり)の先端に
榊(さかき)を立てたものです
ところが私が作ったこの真榊は
五色の幟ではなく、黄と白の二色のミニチュアで
先端にちゃんと本物の榊の枝も挿してあります
実はこれは墓前祭に使いたくて創りました
墓前祭とは、お墓の前で行う神事、
例えば納骨祭や○年祭(仏式でいう所の法事)等です。
実は葬儀会館は広いスペースが取れるので
立派な真榊を使用できるのですが
墓苑等の墓前は限られたスペースで
充分な祭具が置けません
そこで考えたのが
墓石の縁石の上に置けるミニチュアサイズの
真榊です
これで、ぐっと墓前祭の厳かな祭事が引き立った(はずです)
ご当家の参列者の皆様方の
故人を偲ぶ悲しみのお気持ちに
出来るだけ寄り添いたいとの思いで
墓前で奏上する祝詞も
感情をこめて奏上するようにしています
自分で作文した祝詞なのに
自分で奏上していて、感極まって
言葉に詰まって、
目からあふれた涙で文字が見えなくなってしまいます
先輩神職の諸先生に怒られると思いますが
感極まって祝詞奏上できないなんて
神職失格ですよね・・・
心を込めて祝詞奏上してると泣けてくるのです
涙もろい性分だと自覚してるのに
そんなに感情込めなくてもいいのでしょうに・・・