初日の土曜日の実習のご奉仕が
なんで、掃除で終わっちゃったかというと
実は、日曜日、
なんと結婚式が二組予約が入っています。
実習、二日目日曜日。
まず、朝拝。
それから境内の掃き掃除。
とにかく広い…
9時半過ぎにもう、新郎新婦が来ちゃった~
プロのカメラマンさんが
新郎新婦に、色んなポーズをさせて
写真を撮ってましたよ。
新郎新婦の親族も貸切バスでご到着。
で、10時から、神前で挙式。
勿論その間、見学。
神前結婚式の式次第。
1、手水の儀
手水を使って清める
2、入場
雅楽の演奏の中楽士を先頭に入場
3、修祓
お祓いを受ける
4、宮司一拝
5、祝詞奏上
斎主(宮司)が神様に結婚を報告し
末永く幸せにと祈り願う祝詞(のりと)を奏上する
6、舞いの奉納
2名の巫女さん
7、三献(さんこん)の儀
いわゆる三々九度の盃を交わす
8、誓詞(せいし)奏上
新郎新婦が誓いの言葉を述べる
9、玉串(玉串)奉奠(ほうてん)
斎主・新郎新婦・両家親族の順に玉串を
祭壇に捧げる
10、親族杯の儀
参列者親族全員で乾杯
11、退場
斎主の挨拶で終了
ま、大体こんな流れだったと思います。
ところで、三々九度の盃ですが、
3つの大中小の盃に巫女さんが
3回に分けてお神酒(みき)を注ぎ
新郎が三回に分けて飲み干す。
次に新婦が同じ盃で
同じようにお神酒を飲み干す。
そして再び同じ盃で新郎が飲み干す。
この一連の所作をあと二回、繰り返します。
勿論、すべての盃になみなみとお酒を注ぐと
大変な量になってしまいますので
なみなみとは注ぎませんし
一口づつ口をつける真似程度でも構いません。
順番
小盃:新郎→新婦→新郎
中盃:新婦→新郎→新婦
大盃:新郎→新婦→新郎
三々九度は三度を三度重ねることで
縁起の良い数と言われる陽数
つまりひとケタの数の中の
最大の数である「九」になります
いつまでも幸せな家庭が続きますようにとの
願いが込められているそうです。
午後3時から二組目の結婚式
午前と同様に
宮司を含む2名の神職
3人の楽士
2名の巫女
で、ご奉仕させていただきました。
その模様をしっかり見学させていただきました。
挙式なさいました
二組のご夫婦とそのご親族の皆々様
いやさかをお祈り申し上げます
まもりたまへさきはへたまへ
二組の結婚式の合間に
安産のご祈祷が三組ありました
三組のご夫婦の赤ちゃんが
それぞれに
無事に丈夫に幸せにご誕生されますようにと
祈り願っております。
一通りその日の祭式ご祈祷が終わったのが
四時を回っておりました。
それから、お掃除をして
お賽銭を回収させていただいて
実習二日目が終わりました。
境内の水撒きができませんでしたが
普段全く使わない筋肉を酷使しましたので
身体の節々の筋肉痛が限界です
おめでたいご祈祷と儀式を見学させていただき
すごく勉強になりました。
ネタになるようなお話がいっぱいあったのですが
また今度書かせていただきますね。