地震あった日の翌日の土曜日・日曜日は
あまりの出来事に、ニュースにくぎ付けで
新聞の折り込みチラシをゆっくり見る余裕もありませんでした。
私が住んでいるこの地域は
住宅地ですので
毎週週末ともなると
新聞の厚みの何倍もの折込チラシが
入っています。
地震から1週間がたって
今日の土曜日、朝刊には、
山のような折込チラシが入っていました。
経済活動が戻り始めているのは
喜ばしいことです。
生産活動・販売活動を通じて
産業活動を活発にし
経済の活性化を図っていくことは
直接・間接に復興を支援していくことにつながると思います
だから新聞の折り込みチラシがたくさん入っているのは
それはそれで大切なことだと思います。
ところでこのたくさんのチラシの中に
3枚だけこんなチラシがありました。
お分かりになりますか?
折り込みチラシのスペースに
商品宣伝のスペースを割愛して
「震災の見舞いのメッセージ」を
掲載しておられるのです。
気持ちです。
企業名を実名で挙げたいくらいに
嬉しかったです。
何十枚もあるチラシの中での3社・・・。
お見舞いメッセージを掲載していない
チラシやその広告企業を
非難するつもりはないですが、
だからこそ逆に
「お見舞いメッセージ」を掲載して広告を出した企業やお店を
支持したくなります。
何か一つの商品広告の写真記事のスペースを
差し替えるだけでできる
簡単なことだと思うんですが・・・
ちょっとした気遣い・・・・
嬉しかったです。
同じ折込チラシを出すにしても
そのチラシの一部の紙面を割いて
お見舞いメッセージを掲載してくれている
そんなお店へ今日はお買い物に出かけてみたいと思います。
被災された方々とその関係者の方々の心情に配慮した
折り込みチラシ、
たかがチラシ1枚ですが
されどチラシ、と、思いました。