世の中にはいろんな人がいます。
「俺が正しいか、お前が間違っているか、賭けようか」
それでは、賭けにはならないのですが・・・・
他人の意見や忠告が聞こえなくて、
というか、聞く気がない人もいます。
「俺が・・・、私が・・・」
とにかく自分が物事の中心で。
「ジコチュー」という虫を飼っている人ですね。
人は誰でも最初のうちは
謙虚に他人の声に
耳を傾けるものです。
先輩や上司の声に従わなければ
仕事ができないからです。
ところが時が過ぎて
仕事に慣れてくると
習熟度が増すにつれ
反比例して謙虚さをなくしていきます。
「今更そんなこと言われなくても
わかってる、うるさい」
これでは、やがて
誰も声をかけてくれなくなってしまいます。
こんな極端な人は少ないかもしれませんが
どんな内容の忠告でも
とりあえず感謝してその忠告を聞くべきです。
その忠告の声を
さえぎってしまうことは
どんな意見も拒否しているように
受け取られてしまいます。
すでに知っていることでも
わかっていることでも
無視はしてはなりません。
忠告してもらったことの内容ではなく
忠告してもらえたことの行為に
感謝する気持ちを持っていれば
人はまたあなたのために忠告をしてくれるのです。
成長する人、
進歩する人に共通していることは
他人の意見を素直に聞くことのできる
耳を持っていることです。
あなたが成長するのではないのです
人があなたを成長させてくれるのです。