人の運命を左右する天秤を
神様は持っているそうです。
この天秤の両端の受け皿には、
幸運と不運がそれぞれ乗るようになっています。
不運が積み重なって片方に傾くと
バランスを取るために、
もう片方の受け皿に
神様が幸運を乗せてくれる。
逆に、幸運の受け皿が重くなりすぎると
不運の受け皿を重くなるようにします。
今まで何の苦労も知らずに
幸いにも生きてこれた人は、
こんな話を笑い飛ばしてしまわれるでしょう。
けど、ほとんどの人は、
歩んできた過去を振り返って
運命の何であるかを
考えずにはいられないかもしれません。
「禍福はあざなえる縄の如し」
「人間万事塞翁が馬」
人生は常に順境・逆境が繰り返される、
幸運と不運は交互に訪れるということです。
人は言うに及ばず、
一個人のことだけではなく、
企業や国家や文明も、
一つの事象には、
常に運・不運がつきまとっているようで、
かわるがわるに訪れるものです。
セールスという不安定な仕事に
携わっている方にとって、
実感としてわかるときがあります。
嫌なことや辛いことや、
苦しいことがあっても、
それはいつまでも続きません。
うまくいかないことばかりは続かない、
嫌なことばかりも続きません。
絶好調のときは慢心して油断しないように、
逆に絶不調のときも諦めてはだめです。
もう一晩経てば、もう一日頑張れば
必ず好転してゆくからです。
しかしながら
希望を捨て、努力を惜しめば、
不運に傾いた天秤のバランスを
取ることができなくなってしまいます。
宿命は変えられないかも知れないけど
運命は変えられるはずです。
あなたの夢を諦めないで。