お掃除 | ミックスココアのひとりごと

ミックスココアのひとりごと

気ままに思いついたことを折々に

今日(日付変わって昨日)、

神社の境内の清掃奉仕(ボランティア)に行って来ました。

写真はその神社です。

神主さんが常駐していない無人の神社です。

境内の落ち葉を竹箒で掃き清めて

集めて燃やしてます(焚き火)。

焼き芋焼けそうでしょ?!

天の邪鬼なミックスココア-NEC_0045.jpg

ところで、

心にイライラやくよくよが溜まってるのは、

この神社の境内の落ち葉と同じです。


その心の中は、

掃除もしていない部屋の中と同じです。


で、心もお掃除しましょ、ということになるのです。

ところが心のお掃除は「竹箒」でするんじゃないんですよ~


心の掃除は「感謝」でするんだって、

斉藤茂太さんはおっしゃってました。


斉藤茂太さんのお話の、

「お辞儀おばさん」とよばれていた女性のことです。


このご婦人は、

「どんな物でもそこにあるための立派な理由があるはず。

何かの役に立っているはず。

だから、

自然と頭が下がってしまう」と、おっしゃって、

神社仏閣やお地蔵さんは勿論、

ご飯や橋、大樹にまでもお辞儀をなさいました。

(90歳まで生きて大往生されたそうですが)


道端の小さな石や、

空き地の隅に咲く雑草の花や、

夜空にまたたく星にも、

どんな物にも、存在する理由があります。


私達が、ただ、その理由を知らないだけなのです。

存在理由を知らないからと言って、

おろそかにしていいわけがありません。


自分が、今、こうして生かされているということが、

ただ、もうそれだけで十分にありがたいことなんです。


そう思うと、「感謝」の気持ちが湧いてきます。

この感謝という名の竹箒で、

心のお部屋を時々きれいに掃除してると

たいていのものが、

自分に味方してくれるように思えてくるのです。


誰もいない無人の神社の境内をお掃除していて

心が少しきれいになったような気がしました。