乳がんで余命宣告を受けた友人
1月に白血球が減少し入院していましたが
抗がん剤も放射線治療も効果がなく
病院での治療は終了
あとは緩和ケアのみとなりました
今は自宅療養で
緩和ケア専門の医師と看護師が
自宅に訪問してくれます
ホスピスもすでに予約済だそうです
大阪を離れる前に
彼女の自宅にお見舞いに行きました
見た目は全く変わらず
いつも通りの友人
でも一日中身体が痛いそうです
寝ても起きても痛みが続いて
薬がまったく効いていない
お風呂も一人では入れない
そして
歩くことも自由にできない
それで「痛い」と何度も言ったことで
旦那がキレて喧嘩したそうです
私にも
「痛くてたまらない
仕事も辞めたし
お金もないし
どうしてこんなことになったんだろう
いっそ死んでしまいたい」と
何度も言います
「どうしてこんなことになったんだろう」
それはわかってますよね
がん保険に入って
定期的に健康診断、人間ドックに行って
しこりがあれば専門医を受診
これを怠っていたらから
今の状態になっています
旦那も毎日毎日
こんなことを言われたら
キレるのもわかる
もちろん
一番つらいのは友人
それは十分わかっているけど
残された人生を
いかにより良くするかは
自分次第なんですよ
何度も
「どうしてこんなことに・・・
死にたい」と
言うので
つい
私も言ってしまいました
「これは言っても仕方ないし
言うつもりもなかったけど
答えを出すなら
貯金もしていなかった
がん保険に入っていなかった
しこりがあるのに放置していた
その結果・・・
だから
今更言っても仕方ない」
「そこに執着するのではなく
旦那に感謝をして
日々、過ごすほうがいい」
Σ( ̄ロ ̄lll)
言っちゃったよ・・・
追い込んじゃったよ・・・
元々、愚痴や文句が多い友人でしたので
「そんな考え方にはなれない」と
言っていました
ただ
一緒に住んでいる旦那のことを考えると
よく
耐えてるなと
感心してしまいます
死ぬまでずっと愚痴や文句を言うのは
聞いているほうも辛い
生きている間に
楽しい思い出を
作って欲しいと思います