大阪・南森町ではたらく女性社長のブログ

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営業戦略コンサルティングと営業代行の両方をやっているミネルヴァ経営社長の上船が中小企業の営業戦略、お仕事術、お仕事日記、考えなどを綴ります

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8月31日、2人目の従業員が入社しました。

彼女も営業代行のスタッフですが、1人目と同様、営業職の経験はゼロです。
でも、社会経験は豊富だし、対人業務の経験もあり、何よりも、事務所でじっとしているより、運転が好きなので車で外回りをする仕事がしたかったと言います。

なまじ、営業職の経験があっても、他社と弊社では事業内容も営業のやり方も異なるので、かえって経験が邪魔になることすらあります。

なので私は今までも、フリーランスでコピーライター、プランナー、webディレクターといった営業ではないけどコミュニケーション力の確かな方を好んで起用してきました。
雇用する人に対してもその方針は変わりません。


さて、彼女のクライアント様での業務は9月1日からなのですが、今後毎週月曜日には弊社にてミーティングと研修をしていくので、8月31日が初日だったわけです。

1人目の従業員より15分早く来てもらって、入社手続きや営業で使うスマホアプリの説明をしました。

1人目の人が来てから、まずは来年1月から始まるマイナンバー制度の説明。

その後、弊社の経営理念、会社沿革と私のプロフィール、会社の方針、今後の計画を話しました。

この日はこれで終了。
ランチを食べに行って解散しました。


翌9月1日は朝から、新人が業務をおこなうクライアント様のところに行って、打合せと準備の後、クライアントの社員様、彼女、私で車に乗り、顧客回りに出ました。

いつもそうなのですが、私自身が行ってみて、営業の現場を見て初めて分かること、感じることがあります。

昨日も、同行してみて、商品に関する知識を早期につける必要があることが分かりました。
それも、顧客から「調子が悪いので見てください」と言われたら、機械の中を見て不具合箇所を探せるぐらいの知識が要ります。

クライアント様の商材によっては「私は営業ですし新人なので、帰って担当に聞いてみます」とあえて言わせることもありますが。

このように、私とクライアント様が一緒に立てた営業戦略に基づいて営業をおこないつつも、継続的改善を図るのがミネルヴァ経営の営業代行なのです。


主婦向け求人サイトの方から応募があり、昨日面接をして、すぐに内定を出しました。

何人も応募があれば、どの方にしようか検討するのでしょうけどね。

でも、営業の経験はないけど、対人的業務の経験もあり、やる気の高いとても良い方に来て頂けました。

彼女は、上のお子さんが高1、下のお子さんが小4で、特に下のお子さんの学校行事もあり、今は週5よりも週3の方が良いけど、上のお子さんが高校を卒業するのに合わせて、正社員になれればと思っています。

弊社の方は、クライアント様の要望が週3でまず様子を見たいというのと、弊社の他業務もそんなにないので、今はまだ週3でいいのですが、ゆくゆくは正社員化を進めたいと考えているので、両者の思惑が一致したわけです。


それと、彼女には、弊社の正社員は9時半から16時半まで(休憩1時間)の1日6時間勤務にする予定というのを話しました。

この日のブログに書いたのですが、それって、子育てをしながらずっと正社員で働いてきた私が社長だからの発想なのかもしれません。

もちろん、労働時間が普通より4分の1短い分、給料も低くならざるを得ません。
(営業職なので、時給換算するとかなりいい方ですが)

でも、子育て中の女性にとっては、お金も大事だけど、子どもにちゃんとした夕食を早い時間に食べさせてあげて、その後は一家団欒をしたり宿題を見てあげたりすることの方が、もっと大事なのです。

彼女もやはりそういう価値観で、多少給料が下がっても早く帰れるのはありがたいと。
「やっぱり男性が社長の会社だとそういう発想になりませんよね」と言ってました。

何しろ私自身「正社員=1日8時間勤務」という常識に、つい最近まで囚われていて、社労士さんに「別に7時間にしてもいいのでしょうか?」と聞いたぐらいですから。


そして今日は早速、クライアント様の営業代行開始前コンサルティングの最終回(2回分相当の料金で今回、結局3回お伺いしました)に伺ったのですが、新スタッフの彼女を連れて行きました。

クライアントの取締役の方(女性)から「良い人をちゃんと期日までに採用できるのはさすがですね」と言って頂けました。

採用ターゲットを絞り、ターゲットがあらかじめ囲い込まれている媒体に求人を出し、ターゲットから見た弊社の魅力(特徴、ウリ)をアピールするという営業戦略と同様の戦略のおかげですね。

この採用戦略は、「社長もスタッフも女性だけの営業代行会社」であるミネルヴァ経営だからできることです。

今は男性の営業だけでこれから女性の営業を活用したいが、募集や教育、マネジメントのノウハウがない、とお困りの企業様は、自社採用の代替策として弊社の営業代行を使って頂くことも、一度考えてみてください。


今日の午前中は、顧問社労士さんと「キャリアアップ助成金」について打ち合わせしていました。

これは、厚労省がおもに非正規従業員のキャリアアップを支援するために作っている助成金です。

弊社も、当面はパート従業員だけになりますが近い将来、有期雇用から無期雇用に切り替えたり、正社員にしたり、またそのためにパート従業員に教育をしたり健康診断を受けてもらったりしたいと考えています。

弊社の場合、パートといっても勤務時間が短かったり、勤務日数が週5日未満だったりするだけで、仕事内容も給与水準も正社員と変わりません。
なので、パート従業員に営業やコンサルタントとしての教育をしたいと考えている弊社にはもってこいの助成金です。


先日、就業規則を作ったのですが、正社員の勤務時間を9時半から17時半までの7時間と設定しました。

私は子どもが0歳の時からフルタイムで働いてきましたが、勤務時間が例えば9時から18時までの8時間(休憩1時間)だと、保育所のお迎えに間に合わなかったりするのですよね。
保育所の頃に勤めていた会社は定時が17時半だったのですが、それでも18時半までの保育所のお迎えに間に合うのにいつも必死でした。

始業時間が9時半の弊社の場合、8時間勤務だと終業時間が18時半になってしまいます。

通勤に1時間かかるとすると、家に帰り着くのが19時半。
そんな時間まで空いている保育所や学童保育があるんでしょうか?

それから夕食を作るのに1時間かかるとすると、食べ始めるのが20時半になってしまい、小学生以下の子どもには遅くなってしまいます。

食べ終わったらすぐお風呂に入って寝る、という感じです。
幼児だとお風呂の中で居眠りしそうだし、小学生だと宿題はいつやるの?ってことになってしまいますね。

なので、勤務時間を9時半から17時半までの7時間にしたわけですが、顧問社労士さんから「御社の場合、6時間がふさわしい」とアドバイスを受けました。
なるほど~と思いました。

これだと、終業時間が16時半になります。
労働基準法では勤務時間が1日8時間未満の場合休憩時間が45分でもいいので、そうすれば16時15分に終われます。

17時過ぎには帰宅できるので、夕食を18時台に食べさせることができますね。

お子さんのいない方の場合は、まず食事をしてからスポーツジムやお稽古にいったり資格の学校に行ったりできるから、ダイエットにも効果的。
ダイエットには夕食後寝るまでに3時間空けるべきなのですが、学校などが終わって帰宅してからだと夕食が22時過ぎてしまいますからね。

勤務時間の面でも、仕事内容や教育の面でも、女性がいきいきと働ける会社にしたいと思っています。

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