涙の女王チェ・ジウとチョ・ハンソンの新作『連理の枝』のジャパンプレミアに行って来た。

客席にはドラマ『輪舞曲』で共演した竹内豊も来ていたし、媒体もたくさん入ってて大盛況。
映画も見たかったけど、私はこの日出演予定の主題歌を歌っているシン・スンフンssiの生歌を聴きたいがために行ったようなものなのダ。


シン・スンフンssiは知ってる人は知ってると思いますが、韓国ではバラードの皇帝と呼ばれている(らしい)w

『猟奇的な彼女』の主題歌「I Believe」を歌っているのも彼。
とにかく発声が明瞭で甘いです。

『猟奇的な彼女』の時にも聴いていましたが、当時は「いい声だなー」程度。
結構好きになっちゃったのが、去年偶然BSで見た日韓交流音楽祭のステージから。
顔はちょっとシカオちゃん似?(笑)
甘甘のバラードって聴いてる方がこっ恥ずかしくなってしまうものだけど、なぜか皇帝のは平気。
なんせ歌がうまいので余裕が感じられ安心して聴いていられるの。
その後『たけしの誰でもピカソ』に出演した時に、スティービーの曲を即興でやったりして、彼の音楽性の底にはブラックミュージックがあることを知り、ますます好きに。。。
たけしはスンフンssiの甘い声を「フリオ・イグレシアスみたい」とうまい事表現してました。

今回のジャパンプレミアで驚いたのは、主演の二人とも挨拶の中で「学生の頃からシン・スンフンさんのファンでした。みなさんどうか映画と一緒にシン・スンフンさんのすてきな音楽も楽しんで下さい」とすごいリスペクトしてたことと、客席の大半は主演の二人のファンかと思ったら実はブルーのペンライトやらハートのライト(電光掲示板みたいなやつねw)のシン・スンフンファンがものすごいたくさんいたこと。
ちょっとびっくりさせられました、日本でもこんな人気者だったとは。


今回の映画のために書き下ろした曲「僕より少し高いところに君がいるだけ」一曲しか聴けなかったけど、生で聴けてよかった~。
映画を観に行ったのに、すっかり映画や主演の二人のことじゃなく”皇帝”の話ばかりになっちゃった!(笑)
映画の話はまたこの次書きます!

6日に一度は会社のお昼(電話)当番の日。
当番を終え13時スギに一人で会社を出た私は、ちょっとお疲れモードだったのでカラダに優しいお粥にしよー!と会社を出てすぐの何度か入った事のあるお粥屋さんに久しぶりに入った。

このお粥屋はランチについてくるシュウマイが意外と美味しいの。
レディース粥セットを注文して、のんびりと読みかけの本を広げるがしばらくしてなんとなく落ち着かず目をあげた。
壁に掛けられた毛筆の『粥』の文字の脇に『健康道』と書かれた額の下に、トランスのパーティーとコンピのポスターが張ってあり、ついつい懐かしく見入ってしまったw
そして「この店になんでこんなポスターが?」と疑問に思う間もなく、落ち着かない理由が判明!!

そういえばこの店、さっきからけっこうな音量でずーっとビートパンクがかかってるyo~~~~!!!

「ありえね~!」と思いつつ、カウンターの向こうの調理人らしき人達の顔を見比べるが、違和感を感じているのは店内で私一人だけみたいだった。

何が悲しくて昼下がりの憩いのひとときに、健康的なお粥を食べながらパンクミュージックを聞かねばならぬのか?!(怒)

オーダーがまだだったら今すぐにも店を出たいくらいだったが、憤ってたら粥セットが来たので仕方なくさっさと食べて店を出ようと決意し、お粥を一口食べたその瞬間!!

何なの~!!この粥、塩っ辛い!!

以前から割と味付け濃いめの店だとは思っていたけど、一段と塩分が増しておまけに上につぶコショウまでかかってる!
我慢して流し込むんだけど、段々と不機嫌さが増して眉間にしわがよってきているのが自分でもわかった。
そして、パンクの追い打ち・・・!!

パーンクロックが好きなんだ~♪
パーンクロックが好きなんだ~♪
パーンクロックが好きなんだ~♪
ホントにホントに好きなんだ~♪ 

泣きたくなるほど熱唱しています(涙)

わかったよ、アンタのパンクロック好きはわかった!
この店に来た私が悪かった。
もう二度と来ないからそれ以上熱唱しないでくれ!

眉間のしわが深く刻まれたまま店を後にしました・・・。
店長、いつからパンクスになったんだろ?
健康的なお粥と、不健康なイメージのパンクス。
まったくもってミスマッチなんだけど、そんなイメージにとらわれてる私も年をとったという事なんでしょか??(苦笑)

でもやっぱパンクスには焼き肉が似合うような気がするな~。。。
2005年度の成績発表と2006年度の科目登録書類一式を取りに、久々ガッコへ行って来ました。

そしたら ナント!!
あれほどおとしたと思っていたドイツ語の単位が取れてました~~~!!!
しかも!
奇跡が起きたとしても「可」だと思っていたら・・・!
「良」!!
Why??
何がなんだか自分でもわかりません!
出席と、発音や聞き取りテスト、履歴書作成の小課題などを評価してくれたとしか考えられない。
最後まであきらめず試験を受けてホントによかった~(号泣)
I先生有り難うございます~
1/19付日記『Bremenに死す』で散々ドイツ語の悪口?書いたけど、もうそんなことしません!
誓います。。。

ドイツ語以外の科目も思ったより良くてみんな優を取る事が出来ました(再び涙)
この一年の知恵熱出して倒れそうな日々の苦労が報われます。

今日はホントはガッコの後連れと飲みの約束をしてたんだけど、熱を出したとかでキャンセルになったので家で一人で祝杯を上げているのです♪

さあ、頭切り替えて張り切って今年度の科目登録考えなくっちゃ!

受け取った学部講義要項、オープン科目、資格関連科目の要項などなど、これら全てを熟読しなければなりません。
登録してから後悔しないようにね。


多分今夜いっぱいかけてある程度絞り込み、明日基礎演仲間と相談飲み会で情報交換した内容と
市販の科目登録情報誌(以下2つ)で最終的に決めます。

「マイルストーン」

「ワセクラ」

どちらも早く買わないと売り切れるので今日慌ててなんとかGet!

さあー朝にならないうちに読破しなきゃ!


おとといの夜、TBSで房総半島を紹介する番組をやっていたの見た方いますか~?
それを見て自分もちょっと前に行って来て、日記を書きかけていたのを今頃思い出しましたw
せっかくなんで今更ですがアップしときます。。。
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本当に急に思いつき外房に行って来ました。
天気は悪かったけど海の色は明るく、そこかしこにお花がイッパイで東京から近いのになんとなく南国気分です。

宿は安房小湊の「鯛の浦」にほど近い港に面したところ。
建物は古くお風呂も温泉じゃないんですが、料金に対してお料理がすごく豪華なのダ!
ずわい蟹、伊勢エビのお刺身、蟹鍋その他、食べきれないほど。


ちっちゃいけれどお舟もある yo!


伊勢エビの殻は翌朝のお味噌汁に入れられ、出汁のきいた甘みのある美味しい味噌汁をいただきました。

お風呂場に飾ってあった梅がとてもいい香りでした♪とおかみさんに言ったら、帰り際にお持ち帰りを用意してくれてました!
朝、裏山で採れた椎茸とレンコンも!
華道は正式にはやっていないので家にキッチンばさみしかなく、梅の枝を切る事が出来なくてほとんど刺したまんまですが、家で活けてみました。

(植木鋏はないのになぜか花器と剣山はあるのw)
香りが部屋中に広がり、殺伐としたw部屋に春のぬくもりを感じてやさしい気持ちになります♪

話は戻って。
宿を出発してすぐ近くの日蓮上人の生誕の地とされる「誕生寺」を訪れ「鯛の浦」のことも知りました。

「鯛の浦」は特別天然記念物に指定されています。
本来鯛はどちらかというと単独で深海に生息しているらしいのですが、なぜかここ鯛の浦には浅い沿岸に群れをなしているのです。
その不思議さと、昔日蓮上人が「殺生」を禁止したことでこの土地では鯛の浦の鯛を手厚く保護し、間違っても食べることはしないのだとか。
グラスボートの遊覧船で鯛の群れをみることが出来るらしい。

安房小湊を出発して、特に当てもなく海沿いの房総フラワーラインをぐるっと回りました。
その名の通り、和田浦~鴨川~館山のあたりはお花がいっぱい!

天気が良ければもっときれいだっただろうなあ~


途中何度か休憩した「道の駅」のお土産屋で見つけたご当地グッズがおもしろかったです!

落花生キューピー


びわキューピー


ビワノン加トちゃん  あ~ビワノンノン?って!w


菜の花加トちゃん


落花生加トちゃん 虫みたいw


エルモもこんなことに・・・


びわキティ キティちゃんはご当地ものの火付け役ですね~


落花生キティ

 
房総サーファーキティ  りりしくてカワイ☆

などなど。。。

鋸山の港でお寿司を食べて帰宅。
宿でいただいたシイタケ、レンコンと、途中購入した春の使者ふきのとう!(ナント、¥100!)


とことん春にこだわりたくてふきのとうと桜エビで春パスタを作ってみました。

ふきのとうはアク抜きの時間が足りなくて抜けきれてなかったけれど(せっかちなものでw)
まあまあ美味しかったyo!

気持ちだけは春爛漫なのです☆
****今更ですが(汗)2/22の日記「古墳天国」より続く*****

さきたま古墳群から北東におよそ2kmほどの住宅地の一角に、この遺跡はある。
偶然ネットでその存在を知り、飛鳥の「石舞台古墳」を思わせるような石室の写真を見て「埼玉にもこんな古墳があったのか!」とびっくりして足を伸ばしてみた。

<参考>石舞台古墳(蘇我馬子の墓?)

さきたま資料館の方に場所を聞くも、とてもわかりにくい場所に有り小さな看板を見落とすと永遠にたどり着けないことうけあい!
車でぐるぐると走り回りようやく住宅地の真ん中にこじんまりとある遺跡公園を発見。
一応管理事務所はあるんだけどお昼時だったためか誰もいず、超ラッキーなことにナ、ナント!

せ・せ・石室の扉が開いてるぅ~!!!♪


入っていいの?
入っちゃうよ??

おそるおそる、足を踏み入れてみた。


うわ!
ボキャブラリーが貧困で申し訳ないけれど、石材の重厚感や醸し出す迫力にぴったりの言葉がみつかりません(汗)
しかも古墳って一応埋葬施設でもあるわけですから、厳粛な気持ちにさせられるし、当然ですが埋葬されている人はもちろん、コレを作った当時の人々に対しても敬意を払わねばならないと思うのです。
10月に行った「房総・風土記の丘」岩屋古墳の石室に比べると随分と大きく、玄関のような入り口部分と前室・中室・奥の玄室と四つの部分が連なっている形になっている。
横から見るとこう。


中は薄暗く壁の石材と石材の隙間からわずかに洩れてくる自然光でどうにか見えているといった感じ。


一番奥の玄室に入るのは一瞬勇気がいった。
だって中はほとんど真っ暗、遺体が安置されていたと思うと軽い気持ちで入るわけにはいかないでしょ?


一言。
「失礼しまーす!入りまーす!」
ちょっと怖い気持ちを吹き飛ばすつもりで大きな声をかけた。

狭めの入り口をくぐって入ってみると、奥の玄室が一番天井が高く広い。
素人目で見て石材は荒川で運ばれて来た秩父産の緑泥片岩と安山岩の2種類は判別出来た。
(最近私の中でちょっとした緑泥片岩ブームが来ているのですがwこの話はまた今度(笑))
緑泥片岩は主に天井や扉部分などに使用され、どれも巨大でいくら荒川で運んで来たとは言っても、この場所まで運んでくるのは実際には相当に大変なことだったと思う。
秩父・長瀞の淵を彷彿とさせる明るめの緑色は、暗い石室の中でも美しい。
しかも入り口の上部にこのように積み重ねてある構造。


それを支える壁の石材は不明。
不揃いのモザイク状に組み合わされ、石材の切り口はとてもシャープなのに経年の影響か一つ一つの石材の間には隙間が出来ていてそこからわずかに外光が洩れている。
大丈夫なんだろうか?
大きめの地震があったらあっという間に崩れてしまいそう。。。

(このシャープさ、もしや近年の修復時のもの?(疑))

石室の中には現在何もありませんが、昭和52年の修復工事の際に、中室の床石の下から夾紵棺(きょうちょかん)の破片が見つかり話題になりました。

夾紵棺とは
遺体を納める棺の中でも最高級の物で、粘土で型を作ったものに漆と布を交互に何度も塗り固めて作られる。
八幡山古墳では絹布を塗り固めたと確認されている。
全国にも奈良県を中心に数件しかなく、被葬者はいずれも身分の極めて高い人物ばかり。

はっきりとはわかっていませんが、この八幡山古墳は聖徳太子の舎人として活躍し武蔵国造だった物部連兄麻呂(もののべのむらじえまろ)の墓ではないかと言われているそうです。
本来八幡山古墳は周濠に囲まれた円墳だったのが、昭和9年に近くの沼を埋め立てるために土が剥ぎ取られ巨大な石槨だけが残されました。

お墓として考えると、本来土中で静かに眠りについているべきものがこのように無惨な姿をさらしているのは何とも気の毒としか言い様がありません。
でも、この石室が私たちの目に直接触れることによって果たしている役割もとても大きいものです。
さきたま古墳群で大小いくつもの古墳を見て来ましたが、本物の石室に実際に入れる場所は一つもありません。
八幡山古墳は哀しい偶然によってこのような姿になりましたが、今日ここに来た私の心に様々なことを強く語りかけてくれました。

さきたま古墳群を訪れる人は多いけれど、ここまで足を延ばす人はそう多くないよう。
もったいない!
こんなに立派な石室見ないで帰るナンテ!!


渋谷のBunkamura Galleryで『武田秀雄の世界~俺は漫画家だ~』が今日まで開催されていて、昨日ケイさんに誘われ行って来ました。


ケイさんは以前も書きましたが、私に発掘のイロハを教えてくれた師匠であり姉のような存在。
武田さんはそんなケイさんがデザイナーだった頃の同僚で今でも仲が良いのです。

武田さんは多摩美の大学院まで彫刻をされてましたが、第2回文芸春秋漫画賞を受賞し「世界で初めて大英博物館で個展を開いた漫画家」として知られています。
スタイルに固執せずエロとユーモアを盛りこみアイデア重視で作品を作られています。
武田さんの作品は一部こちらで見られるので興味のある方は是非!
http://takeda.cooh3.com/

だ、大英博物館で個展?!
ってビックリですよね!
まち針を使った巨大な点描画、生で見てみたいな~
あとは「WORLD NIGHT TOURS」のシリーズが好きです。


そんなこんなでものすごく緊張して行ったのですが、最初「武田先生」って呼んでたらどうもお気に召さないようでw「ふつーでええわ」とおっしゃるので「武田さん」と呼ばせていただきました(汗)
ご多忙の中、長時間一緒に飲む時間をいただいていろんなお話が出来てすっごく新鮮でした。
ここでは書けませんが、武田さんの今後の壮大な仕事のお話を聞き、聞いてる私までワクワクしながら、ワールドワイドに活躍する画家(武田さんご自身は「漫画家」とおっしゃってますが)のマネージメントって大変だろうなぁーなどと久々業界チックなことを考えてたら、ついつい飲み過ぎ・・・
つーか武田さんもケイさんも強すぎ・・・

いまだに気持ち悪いです。。。
でも刺激的で楽しい夜でした♪


『TYPHOON』
チャン・ドンゴン主演、『友へ/チング』のクァク・キョンテク監督作品。

実は私はチャン・ドンゴン、あまり好きじゃない。
でもヘソ子が見たがってたので応募したら、おそらくものすごい競争率だったと思うのですがなぜか当選してしまい(汗)。
割と前の方のド真ん中で生チャン・ドンゴンもよーく見えました。

うーん、このクジ運別の所で使いたかったなーと思いつつ、ヘソ子が大喜びしてたのでまぁいっか!

さてと、、、今日は久々辛口に行きます!

この映画、
その深き愛と哀しみに、世界が泣く———
『シュリ』『JSA』『ブラザーフッド』を凌ぐ衝撃
とか言ってますが、そんなの嘘!(怒)
南北分断の悲劇をベースに男の友情を描こうとしているのでしょうが、
つくりが大雑把すぎる。
姉と弟の哀しみや、ドンゴンとジョンジェの友情の描き方が足りない。
ドンゴンのラストのセリフで「えっ?いつのまに友情育んでたの??」ってビックリしたのはアタシだけでしょーか?

周りはキラキラしたドンゴン団扇とか持ってる韓流軍団だったので、みんな泣いてましたが私はちぃーとも泣けませんでした。
ドンゴンをはじめ俳優の演技はそんなに悪くなかったと思う。
ってことは監督か?
でも『友へ/チング』はいい作品だったしなー。
なぜこんなことになっちゃったのか。。。

なんだか惜しい映画でした!


行って来ました、『力道山』ジャパンプレミア
見て来ました、生ソル・ギョング

ソル・ギョングを知らない方、彼は間違いなく現在の韓国を代表する映画スターの一人です。
日本で知られているのはやっぱり『シルミド』でしょうか。

(ちょっと大杉蓮似?w)
以後お見知りおきを!

基本的にネタバレはしない主義ですので内容については言及しません。
が、カメレオン俳優と言われるソル・ギョングが「本当に苦しかった」というほどの、言葉の壁(97%が日本語)と肉体改造(29キロ増量&筋肉強化)のつらさを乗り越えた彼は、まさに力道山になりきっていました。
プロレスの試合のシーンも全て代役なしで自らこなしています!
(すごい迫力よ!)

女性としては、
こんな男性に惚れたら大変だな~。とてつもなく大きな幸福と不幸を同時に背負ってしまうようなものだよなぁ~。。。
って思います(笑)
でもソル・ギョングの演技は女性だけでなく、男性も惚れます☆


ジャパンプレミアってことで報道陣もたくさんきていたのに、どうもジャッキー・チェンとキム・ヒソンの『THE MYTH~神話』のジャパンプレミアとぶつかってしまい、翌日ほとんど取り上げられていないのが、ちょっと悔しかったです。

ヘソ子に突然誘われ、キム・ギドク監督作品『うつせみ』の試写会に行って来ました。
第61回ヴェネチア映画祭で監督賞含め4部門で受賞をしています。
”キム・ギドク作品”というだけで見たかったので、ホントにラッキーでした♪


韓国映画=韓流ブームという固定観念に縛られている方、この映画を見て映画が私たちに語りかけてくるものに国籍は関係ないのだということを再認識して下さい。

ありかたりのラブストーリーに飽き飽きという方にも是非おすすめです!

セリフはほとんどないのに、二人の孤独な心はだんだんと自然に寄り添うようになり、その過程を見ている者にも不自然さや違和感は全く感じさせません。
そして、セリフがほとんどないのに眠くなるどころか、おもしろくて最後まで結末が楽しみで見終えました。

過度な暴力シーンやお涙ちょうだいシーンや息苦しいラブシーンもありません。

「実際のところ何が現実で何が夢なのか知る由もない。私たちは現実と幻想の際(きわ)で生きている」というのがキム・ギドクの世界観のようですが、その通りエンディングの設定が、現実的にありえるのかありえないのかということを考えることすら愚かに思える、そんな映画でした。

好きな映画が一つ増えたかな~☆

テソク役のジェヒの後半の演技、圧巻!
彼はこの映画で新人男優賞を受賞しました!
今後要注目☆

PS.明日は『力道山』のジャパンプレミアに行ってきます!
今月はシネマフェスティバルもあるので韓国映画評論家への道まっしぐら(笑)

先日、実家に帰省ついでに足を伸ばして行田市にある「さきたま古墳群」(さきたま風土記の丘)を訪れた。
試験終了後の日記にも書いたように、今年は身近なところからもっと考古学の現場やモノに触れる...ということを心がけている。
その一環として、生まれ育った埼玉県の最も有名な古代遺跡であり、かつ授業でも何度となく取り上げられた重要な遺跡ということでここを選んだのです。

つい先日引退したもののカメラが仕事かつ唯一の趣味である父を誘って車を出してもらうが、珍しく母も行くと言い出し思いがけなく「親子3人古墳巡りの旅」wとなった。

私の実家周辺はまるっきり工業地域なので遺跡のようなものはいっさい見当たらないが、県名発祥の地にもなっているこのあたり埼玉(さきたま)地域はちょっと行けばずっと田んぼが続くいかにも関東平野で、その中でもぽつんと木が生い茂っている箇所が古墳時代の遺跡の目印ともなっている。

到着後、まずはさきたま資料館にてお勉強。
なんせ私はともかく父と母はここで何が出土したのかすら知らないのだから。
資料館は改装中だったけれどあまりにも有名な国宝「金錯銘鉄剣」をはじめとした考古資料は見る事が出来た。
これです!

古墳群の中の稲荷山古墳(5c後半)から出土し、その後刀身から115文字の金象嵌が見つかったのです。
[辛亥の年(471年)にオオヒコを祖先に持つヲワケの臣が刻んだものであり、代々祖先は大王家の杖刀人首(ジョウトウジンノオビト=親衛隊長)として大王に仕えて今に至っている。ワカタケル大王(雄略天皇)がシキの宮にある時、私は大王が天下を治めるのを助けて来た。そこで、このよく鍛え上げた刀を作らせ、私が大王に仕えて来た由来を記しておく。]
という内容が書かれていて、この記録は神話の人物と思われていたワカタケル大王(雄略天皇)の実在を証明したばかりでなく、5世紀当時の謎を解くきっかけともなり、発掘当時は「世紀の大発見☆」と言われました。

その他、「画文帯環状乳神獣鏡」「桂甲」(うちかけよろい)、「杏葉」「雲珠」「蛇行状鉄器」などの馬具、帯金具など様々な出土品が展示されていて、もちろん私の好きな埴輪ちゃんもたっくさん!
いやがおうにもテンションはあがって来ました♪

国道で敷地が二分されているものの、この「さきたま風土記の丘」には全部で九つの古墳が確認されている。
10月に行った千葉「房総風土記の丘」(10/ 日記参照)に比べると敷地面積と古墳の数においては全く比較にならないほどこじんまりとしているが、何と言ってもこちらはその大きさにおいて別格な感じ。
千葉には岩屋古墳と浅間山古墳を含む数個を除けば直径数m程度の墓?と思われるものばかりだったけれど、こちらは9つの首長レベルの人物の埋葬施設がこの地域に集約して作られたといった感じなのだ。

その中でも中心的な奥の山古墳・鉄砲山古墳・二子山古墳・将軍山古墳・稲荷山古墳・丸墓山古墳をゆっくりと見て回った。
順に紹介しまーす。


<奥の山古墳>6C中
全長66.5m  前方後円墳 
後円部西側に出島状の造り出し有り。
堀は他の古墳と異なり一重で釣り鐘型。


<鉄砲山古墳>6c後
全長112m 前方後円墳
西側くびれ部に造り出し有り。
円筒埴輪の他、土師器や須恵器の破片が出土。
江戸時代に忍藩が砲状練習場として利用したことから名付けられた。


<二子山古墳>6c前
全長135m   県下最大の前方後円墳
墳丘くびれ部西側にある中堤は二重に巡らされた堀のうち、外堀に向かって出島状に張り出し、更に細い陸橋で外部とつながっている。
1mを越える大型の円筒埴輪をはじめ埴輪や須恵器の多数の出土を見た。


<将軍山古墳>6c後
全長90m 前方後円墳 
ここには将軍山古墳展示館が付設されていて、横穴式石室が復元されている。

ただ出土品を並べるだけよりも、こうして復元すると非常にイメージし易い。
この蛇行状鉄器は高句麗古墳の壁画にも描かれていることから、ここに葬られた首長は朝鮮半島との関わりが深い人物であったと推測されている。

杏葉 (ぎょうよう)
朝鮮半島からの渡来文化の香りが漂いますw

さぁ!次はいよいよ...

(丸墓山古墳頂上から撮影)
<稲荷山古墳>古墳群の中で最も古い5c後
全長120m 前方後円墳

前方部からの眺め

まるでピラミッドのようですねー

後円部の墳頂部には礫郭があり、

ここからかの「金錯銘鉄剣」が発掘されました。


<丸墓山古墳>6c前
直径102m 高さ18.9m  我が国最大の円墳

頂上には桜の木が生え、360度遠くまで見渡せる展望はなんとも素晴らしい。
ここが古墳であるということなど忘れ、いつまでも眺めていたいお気に入りの場所となりました。
気難し屋の母もここはとってもお気に召したようで、また桜の咲く頃に来たいと言っていました。

何とも数が多いのでざっと代表的な古墳のみ紹介しましたが、この周辺には小さなものまで含めるとまだまだ数多くの古墳があります。
現在、この古墳群を県内初の世界遺産に登録しようという動きがあるとのこと(1/19付読売新聞)。
なんとも複雑な気分です。
今回私がここを訪れて一番感じたのは、いい意味でその歴史的価値とは裏腹になんともおおらかなムード周辺地域との共生です。

さきたま資料館の入館料は学割で¥30でした!
安スギ!
国宝とかあるんだし¥100くらいとったって誰も文句言わないよ(笑)
だだっぴろい敷地は、道や隣接する住宅街との境界線や塀のようなものも設けられていないので、普通に周辺住民が犬を散歩させたり家族連れがフリスビーやったりしてます。
でもゴミや犬のフンなんて落ちてないし、登っちゃいけない古墳に登ったりする人もいないみたい。
特に強く規制することもなく周辺と共生している今の状況は、世界遺産に登録されればおそらく保護管理を理由に一変してしまうことだろう。

なぜこの地域にこれほどたくさんの首長クラスの古墳が作られたのか?
さきたま古墳群の歴史的価値に触れれば触れるほど「ぜひ世界遺産に!」と私も思うけど、一方でのんびりとした空気感の中で古代に思いを馳せることが出来る今の雰囲気を失わずにいて欲しいと心から願うのだった。


<八幡山古墳の石室へ潜入!>へ続く・・・