飛び出せ、カップ麺列伝 カップ焼きそばNo.1決定戦 | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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御殿場高原の中心で富士山メシをサケぶョ。でも転勤したらブログは終了だけどね。


我が人生において最も愛し、そして最もジャンキーだった高カロリー食品カップやきそば。
以前にアメリカ人が、カップヌードルと間違えてソースをお湯に溶かして食べているのをみました。しかも美味しいとの感想!
日本独自の文化と思われるカップやきそばです。どのブランドが一番かを決めなくてはなりません。

というわけで選手入場です。

まずは一番の定番選手 ぺヤングソースやきそば。
そして最大のライバル 日清やきそばUFO。
CMも熱心な明星の一平ちゃん夜店の焼きそば。
そしてマルちゃんの富士宮やきそばにサッポロ一番おたふくソース焼きそばです。

やはり基本はぺヤングですよね・・・と言いたいところですが、良く考えると個性的な味なんであります。
細麺で味付けが控えめ、パワフル志向、体育会系スタイルの商品が多い業界において、非常に優しい風味であります。綺麗めソースとでも言いましょうか? 全体のバランスが非常に整ったソースであります。酸味を中心とするスマートなスタイルはブルゴーニュワイン的ともいえます(言えないって!)。
ちなみにカップヌードル系のジャンキーなお肉が入っていますが、これですらも嬉しい私って・・・。

それに対してボルドーワインの印象を与えるのが、日清やきそばUFOです(だから、与えないって!)。
こちらも細麺ですが、ソースの味は間逆です。コクが強く、甘味も明確、酸味は控えめです。子供が喜ぶ味といったら失礼ですが、誰からも愛される風味でありましょう。

このUFOの風味をさらに強調したのがサッポロ一番おたふくソース焼きそばです。極太麺で食感をパワーアップさせるだけでは飽き足らず、極太麺に負けない濃厚にして強いコクのソースを使用。酸味もさることながら甘味の強さは頂点極まれリ。「おたふくソースの使用」という事実が、この焼きそばの全てとも言わんばかりの主張性の強い味付けであります。UFOが嫌いなぺヤングファンには、この焼きそばを評価する人はいないでありましょう。

これら基本系焼きそばに対し、ちょっと独自路線を目指しちゃったのが明星一平ちゃんであります。細麺で絶対強者であるぺヤングとUFOに真っ向から挑みながらも、甘味、酸味といった従来の基本風味に加え、新たに辛味での勝負を図るあたり・・・流石に明星やりますね~という印象です。ただパッケージの印象と風味が異なるような気がしないでもないのが残念です。完全に男性をターゲットにしたパッケージからすれば、もっと太麺で甘味が強くて、そして肉がどんと入っていなくてはいけないと思うのですがね。

最後に私の大好きな富士宮やきそばを模したマルちゃん富士宮やきそばです。麺の腰の強さは流石に富士宮やきそばを語るだけのことはあります。また麺に合わせてソースもコクのある酸味の強いものであります。しかし最も印象的なのは削り節の風味の強さでしょう。魚系テイストが見られるカップ焼きそばは、このやきそばだけですからね。薄切りで、しかもちょっと入っているだけとはいえ肉があります。肉は嬉しいです。他の会社も肉は入れなさい!

では採点です!
優勝は日清やきそばUFOです。84ポイント。
以下82ポイントでぺヤング、79ポイントで富士宮やきそば、78ポイントでおたふくソース焼きそば、77点で一平ちゃんでした。

皆様の好きなやきそばはいかがだったでしょうか?

エースコックスーパーカップ大盛りイカ焼きそばを追記
ソースの中に以下の風味満ち満ち、コクと旨みが凝縮された感のソース。UFOのコクの出し方は油脂分でありますが、こちらは出汁。そこが凄い。85点です。完璧かな