キャラメルクリームのシュークリームの最高峰を紹介した直後に、マ逆の商品を紹介しましょう。
ミニストップの穂シリーズから、白いロールサンド（キャラメル＆ホイップ）１２６円です。こちらを製造するのは山崎製パン、私が入社案内を取り寄せた会社です。
でも酷いね、コレ！
久しぶりに辛口の批評をさせてもらいますよ。
（次に他のものを誉める予定だから、安心して書けるなあ～）
まず見た目が美味しそう！
間違いなく私が好きなタイプだと思いました。
ゆえにハードルが高かったことは不幸だと思います。でもね・・・。
まずはパンが悪い！
食感はやわらかしっとり、タンパクながら小麦の深みを感じるの白パン系。
ところが最悪なことに、香りが悪い！
山崎製パンさんは、どうしていつも香りに無頓着なのでしょうか？
食パンでもそうです。
後付けの香りでもいいので、香りの質を上げないことには、安い大量生産パンは成立しないと思うんですけどね・・・。
そしてクリームも酷い。
ホイップは固く、全然ホップしてないんです。
一昨日の１００円ケーキのような、表面の乾いたかのような固さと口どけの悪さ、キメが悪いから舌に馴染まず、油脂分のチープさが致命的。滑らかさのかけらもないホイップは、もはやホイップとはいえないえないでしょう。
そしてキャラメルクリームの油脂分のチープさはさらにコレを上回り、キメの悪さを感じるホイップに対して、既に風味の粒子もキメも油脂分で潰れてしまって締まった様相。下手な油絵のようなホイップに対して、ペンキで塗りつぶしたようなキャラメルクリームの表情には呆れます。ザラザラした砂糖の印象こそ面白いと思いますが、口当たりのコーヒーに安マーガリンといった感じの風味の悪さがどうにもならなく、中盤から浮かび、意外と持続力のアルキャラメルの濃厚な味わいも、前半の悪さからくどい味にしか感じられません。前半次第では印象の異なる後味なのに、無駄に長所を剥ぎ取られたような印象。
またパン生地は、噛んでも噛んでも、最後までクリームと食感が馴染まず、口の中でパン生地にクリームが溶け込んでいくような印象のないまま、違和感のある物体が口の中でごろごろする様子に耐えなければなりません。
なんなんでしょ、これ？
一緒に食べた、山崎製パン製のパイシューが、あまりに美味しかったので、比較するわけではありませんが、同じ開発部隊の設計だとは到底思えませんね・・・。
見た目は美味しそうでした。
評価高いです。
色合いと、パンのサイズが合っていますよね。
ダイエットしている人は、このパンを見て優しい味わいと、穏やかな甘さを想像し、期待するんでしょうか・・・？
７１点。