チョコレート日本シリーズ 明治製菓×ロッテ 第3戦 ミルクチョコレート編 | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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チョコレート日本シリーズ 明治対ロッテの戦いもはや第3戦。
さて、接戦で迎えました第3戦ですから大事な局面です。しかもここは両ブランドの主力にして代表的商品、看板商品と言ってもいいでしょう、定番板チョコでありますミルクチョコレート対決です。明治ミルクチョコレートが勝つのか、ロッテガーナチョコレートが勝つのか・・・、この1戦でこのシリーズの流れが決まってくることは必至です。ワクワクしますね。

まずは明治。大人びた印象の風味で来るかと思いきや、意外と外交的で明快なチョコレートです。チョコレートのほろ苦さは確かにあるのですが、それにしても自信を持って甘口で勝負しています。多少甘さがべたつく印象があるのが残念です。私の好みでいえばアーモンドチョコレートのチョコレート部分の風味でつくれば何の問題もないと思うのですが、甘い方が売れるのでしょうか? 申し訳ないですがこれも身の丈に合わない甘味の強さで、煩い感じがします。カカオそのものの風味が全面にくることを甘味が妨げてしまっている面もあるようです。カカオの風味がより強くすることでバランスをとってもらうことがコスト的に難しければ、甘味を抑えてカカオを前に出しても良かったのではないかなあと。それでも明快な甘さがある故に全体にはコントラストが出ているという感じも無きにしもあらず。うーん、判断が難しい。でもリキュールが入っているかのような風味もあるので、大人向けという意識も少しはあったのかなあ・・・。

ではロッテはどうなのかといいますと、これもまたカカオの旨みは見えてきません。明治に比べるとやや内向的な風味で、クリーミーなチョコレートが重く舌に表れます。ミルクが全体を閉鎖的に混沌とさせてしまっているようです。何というかインドア派のチョコレートですね。大学のキャンパスで食べるテイストではありません。ワイドショーを見ながら自宅でグダグダかじるチョコレートです。明治よりは甘味は抑えられているものの、味のコントラストやキレがなく、べったりもったりした印象が残るのです。

とまあ厳しいコメントばかりになってしまいましたが、どちらかというと明治の方が好きではあります。というよりはロッテのガーナは美味しくないよなあと思うのです。大企業があれだけCMに投資しているということは。売れている商品なのでしょうけど、私の感性がずれちゃってるのでしょうか?

うーん、不安になりながら明治を勝利とします。