ファミマのWクリームエクレアに負けるな! ミニストップの「チョコをかけたカスタードシュー」 | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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ミニストップのチョコをかけたカスタードシュー130円です。
当然、ミニストップの定番であるオリジナルシュークリーム「とろーりカスタードシュークリーム」同様にプレシアの製品と思っていました。
だから驚きました。

構成は、ミニストップの定番シュークリーム「とろーりカスタードシュークリーム」にチョコをトッピングしただけのものに見えます。
このチョコの部分があるから105円から120円にと、15円追加して払っているのだ。

・・・まあそう思い込んでいたわけです。

しかし食べてみると、これが全然違う!
これはこれで平均以上には美味しいけれど、何かが違うんです。
チョコって影響力あるなあ・・・と自分の勘違いを理論的に修正しようとするのですが、やはり納得いきません。

その味を説明しましょう。
まずはトッピングされたチョコレートそのものは美味しくありません。
(ちなみに私はチョコレートには非常に厳しい評価をしますので、それは理解しておいて下さい。)
店頭に並んだ状態から間もない良く冷えたコンディションでは、もったりどろんと曇った表情のその風味は、何ら魅力をあらわさず、しかし少し温度が高くなることで軽くとろけはじめれば、一転して甘味がくどいほどに表舞台に立ち上がります。
子供のお菓子のチョコレートそのものなんですね。
それでもシンプルイズベストなカスタードクリーム入りシュークリームに変化の幅をもたせたと考えれば、大きな減点要素ではありませんでした。


しかし・・・ね。

とろーりカスタードシュークリームとは、他も違います。
シュー皮も「あれれ、こんなだったかな?」と思わせます。
チョコで生地が潰れたのか、あの膨らみのダイナミックさは無いなあと思うのです。生地の中の豊富なエアー感を覚えないのは、「チョコで生地の質感が閉じこめられてしまったからなのかなあ」と考えるのです。そして生地そのものの味がシューらしいものではなく、上面こそチョコの影響と思いきや、下側のチョコのついていない部分においても、オリジナルを下回るただの乾燥したパンの延長という始末・・・・。

「本当に同じシリーズの商品?」

そしてさらにはカスタードクリームが全くの別物!
パッケージにはバニラ入りカスタードクリームみたいなことが書いてあるので、とろーりカスタードシュークリームのカスタードにバニラの風味を強めたのだと思っていたら、むしろバニラを感じさせるコクは減っているんです。
そしてレモンピール系の味が加えられていて、酸味が表に立ち、しかも最大の魅力であったカスタードクリームの旨みのふくらみは殆んどありません。また口当たりから遅れて膨らむ甘味と旨みに展開の素晴らしさを感じていたのに、この場合には口当たりから甘味が明快で、風味が展開していくという印象がないのです。

レモン系のテイストが良い変化を出してはいますが、なんだか期待が大きすぎてがっかりなんですね。

あのカスタードクリームの素晴らしさはどこに・・・。

思い込みとは恐ろしいものです。
当然、とろーりカスタードシュークリームと同じ?プレシアの製品だと思っていたのです。
しかし裏面を何気なく見てみると、山崎製パンのものだと!!!!

全然別の商品だったんですね!!!

そうして改めて食べてみると、プレシアには及ばないものの、なかなか美味しいものであります。
81.5点。

平均以上の味に満足です。