最高のミネラルウォーターを探せ! | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

御殿場高原の中心で富士山メシをサケぶョ。でも転勤したらブログは終了だけどね。


最高のミネラルウォーター判定会議。
どのミネラルウォーターが一番美味しいか、比較してしまおうという企画です。

では定番のミネラルウォーター・・・といいますか、私が何度も購入した経験のあるお水の中から一番を決めたいと思います。私が購入した経験の少ないものは、私の中で自然淘汰されたものでもあるわけで、あえて評価はしません。

まず国内のお水としては、「六甲のおいしいお水」と「南アルプスの天然水」です。南アルプスは特売の対象となりやすく購入頻度は高いものです。一方で六甲は世界で一番高価なお水として紹介されたことがあったと記憶しています。確かドイツのレストランでワイングラス1杯が6000円くらいで出されているとかで、海外の方にもおいしいと感じさせるものである証拠ともいえましょう。

六甲の特徴は後味の丸みと旨みでしょうか? 柔らかさという意味では携帯サイズの定番ミネラルウォーターのボルビックとも似た風合いがみられます。まろやかで、それでいて埃的な鈍さもなく、微かな渋みも感じられるようです。透明感のある風味ですが、この清涼感と旨みのバランスが良く、淡白になりすぎず、かといって癖が目立たちすぎない名水です。

南アルプスは海外のミネラルウォーターとの比較ではもちろん、国産の六甲に比べても極めてすっきりとしたミネラルウォーターです。六甲よりもシャープな風合いなんですね。旨みが少ないと言ってしまうと残念ですが、それが魅力でもあります。

海外からは「エビアン」、「ボルビック」、「クリスタルガイザー」、「コントレックス」を紹介しましょう。

エビアンはミネラルウォーターとしては最も有名な商品ではないでしょうか? 鉄分の存在が明確ですが、透明感のある硬さを感じる水でもあります。まるみはないのですが、程よい硬さであります。クリスタルガイザーとも似ているのですが、クリスタルガイザーほどは硬さを見せず、そのためか癖を感じません。逆に言えば癖のなさから鉄分の味が目立ってしまうという傾向にはあります。キメの細かい水という印象は評価できます。

ボルビックは、エビアンと並ぶ売れ筋海外ミネラルウォーターではないでしょうか? 口当たりの丸みが明確で、中盤で更に膨らみを見せます。日本の水に近いテイストですが、コクが現れたときにトロンと風味が広がる存在感のあるミネラルウォーターであります。

クリスタルガイザーは、かつての私の地元では、JR駅内で購入できる唯一のミネラルウォーターだったために、度々購入していました。価格も非常に安く、購入しやすいものでもあります。口当たりのシャープさも心地よく、清涼感があります。酸味を感じるような口当たりから、中盤ではまろやかさが膨らみ、後味や鉄分は爽やかなものであります。

最後にコントレックスですが、こちらは価格が一つ上のレベルであります。スーパー価格ですと、他のものの2倍くらいしますからね。ただしダイエット効果のありそうな雰囲気があり、女性の人気は高いのではないでしょうか? 味は非常に癖が強く、口当たり直後から鉄というよりは石灰質の土壌で育ったかのような風味が現れます。後味の消え方は悪く、キメも粗い・・・石灰の臭みが個性的で、文章だけで判断するとどう考えても褒められるものではないようにも思えます。

それでは最終結果です。
旨みとまろやかさのしっかりとした六甲のおいしいお水は83点。
すっきりとした風味は良いが個性不足と、旨みの少なさが減点要素の南アルプスの天然水は79点。
透明感と硬い風合いが見事に融合したエビアンは81点。
まるみとコクが魅力であるものの口に清涼感を残さないボルビックは77点。
シャープさが綺麗なクリスタルガイザーが82点。
石灰質の風味が癖になってしまうコントレックスは、85点。えーって言われそうですが、好きなんだもの!!

コントレックスが好きだということは、クールマイヨールはどうでしょうかということにもなりそうですが、もちろん大好きです。ただし500mlボトルが存在しないので、比較から外したのです。えっ、入れてもいいんですか?

では優勝はクールマイヨールです! 86点だね。後味が舌に残るざらつき感、キメの粗さ、癖の強さ、清涼感のなさ、大量に飲むことが難しい飲み込みの悪さ・・・う~ん、何故好きなんでしょうか???