![](https://stat.ameba.jp/user_images/20100610/05/miwakotani/92/34/j/o0277024010583551689.jpg?caw=800)
雪印乳業のネオソフトハーフと明治乳業のコーンソフトハーフを比較します。
ネオソフトハーフは37.6kcal/10g、コーンソフトは35kcal/10gとカロリーを抑えて美味しさそのままの現代的マーガリンであります。
ではその味です。
ネオソフトハーフにはキメの細かさを感じます。
その一方では塩気には荒削りな印象があり、風味の粒子感も覚えます。
後味もナチュラルであり、総じて高評価。
一方でコーンソフトハーフは口当たりの塩気と油脂分のまろやかさに統一感がないとの印象も受けます。また口当たりでは旨みは少ないように思います。
後味で感じられる塩気は男らしくビシッとしているため、マーガリンをパンに塗って焼くような場合には使い勝手が良いかもしれません。逆に言えば、柔らかい生地のサンドイッチパンに塗るのであればネオソフトハーフが絶対であります。
ネオソフトハーフ78点、コーンソフトハーフ75点というところですね。
と、これでは明治乳業の立場がないので、もう一つ紹介します。
実は明治乳業からはべに花ハーフという商品も出ているんですね。
こちらもコーンソフト同様の35kcalです。
その味は口当たり滑らかで、後味もすっきりしたもの。「コーンソフトよりも体に良さそうだよね」というナチュラルさが感じとれます。コクは弱いのですが、綺麗な味のマーガリンでありますね。点数は77点です。
さらにおまけで、ハーフタイプよりも少しだけリッチにコーンソフトかるーいタイプ1/4カットの場合はどうでしょうか?
カロリーは35kcal/10gのハーフに対して、1/4は55kcal。当たり前ですが少しだけカロリーは高いものであります。
その味は流石は高カロリーなだけあって後味に現われる塩気に向かう風味の展開も実に滑らかです。チーズのようなコクを感じさせる旨みは、ハーフタイプには感じとれないものであり、しかもこの風味が後味まで持続力をもっているのです。
点数をつけるならば、ハーフタイプよりも当然上でありますので、あえて点数はつけませんが、まあカロリーが高いものはそれなりに美味しいということが証明されはしましたね。