さあ始まりました明治とロッテのチョコレート日本シリーズ第５戦です。
今回は贅沢風味対決というわけで明治からはリッチストロベリーとリッチ抹茶、ロッテからは贅沢ストロベリーと贅沢濃茶点前であります。ロッテはこの二品の後にも贅沢シリーズを充実させていくわけですが、まずは代表作である・・・というよりも明治への対抗心が光るこのジャンルで競ってもらいましょう。
最初はストロベリーで採点してみましょう。
おそらくこの手の商品の最初のものが明治のリッチストロベリーかと思います。リッチストロベリーについては以前にもブログの中で書かせてもらいましたが、実にイチゴ、イチゴした濃厚な風味が魅力であります。ここまでイチゴの味が強いチョコレートというのは、食べる側の想像を軽く越えてしまい、ある種の快感を覚えます。
それに対してロッテの贅沢ストロベリーは、少しイチゴの風味にかけます。正直言うと、イチゴ係数が高い低い以前に、それほど美味じゃあない。普通に美味しいという程度。基本的にストロベリーチョコレートそのものが、対して美味しいものではないと思っているのです。チョコレートフォンデュにイチゴ入れるのは定番ですが、本当に合うのかなあと疑問にも思っているんですね。それにしてもこの贅沢ストロベリー、やっぱり贅沢というからには美味しくて何ぼです。個人的には明治のリッチストロベリーのファーストインパクトの影響もありますので、このストロベリー対決は明治５．０ポイント、ロッテ３．５ポイントであります。
続いて抹茶であります。
こちらも明治は濃厚に攻めてきます。抹茶の渋みやコクが全面に展開します。しかし渋みが口に残りすぎて暗いですね。リッチストロベリーの場合と同様に立ち上がる抹茶の風味。うーん、気持ち悪い！ 二度と食べないと思いましたね。 実際には特売の誘惑に負けて２度程食べましたけど（笑）。
それに対してロッテは器用にまとめています。ホワイトチョコの抹茶味という印象で、ベースのホワイトチョコ（？）がしっかりしていますので美味しいですね。後味には渋みではなく甘味が残ります。やっぱりこれでこそお菓子でしょう！と、明治に失望した私は確信するのです。
そこで今回の抹茶対決はロッテ４．５ポイント、明治１．５ポイントとします。
ではトータルの発表です。
明治が６．５ポイント、ロッテ８．０ポイント。ロッテの勝利であります。
贅沢対決は明治の真骨頂と思いきや、ロッテが圧勝するとは、なかなか面白い結果ですね。